年相応 : いちごのバルサミコ酢和え
青豆さんのライブ参戦記が面白い。
お気に入りのバンドのライブを見に「そうだ、東京へ行こう」と思い立った
青豆さん。
ところが「アラフォーのおばさんが言ってもいいのか?」という疑問と不安が頭をかすめます。
そこからの青豆さんの苦悩と努力を読めば読む程もう身につまされる。
「あぁ~、わかる、わかる!」と深々と頷きながら読み進めてしまった。
最近の私は「夜の本気ダンス」が好きだ。
好きだが…
…ご覧いただけただろうか。
ステージへステージへと押し寄せる血気盛んな若人。
こんなライブに、一片の迷いもなく参戦できるアラフィフがいるだろうか?
アラフォーの青豆さんですら逡巡した。(ん?若いじゃん、青豆さん)
いわんやアラフィフ(正確にはオバフィフ)の私など、命の危険すらある。
だいたい、体力が付いていったとしても、
この会場で熱狂しているアラフィフが目に入ってしまったら、歌う側も戦意喪失、
夜であれ昼であれ本気ダンスなんてしちゃいられないのじゃないか?
もう、本気ダンスどころかダンスは上手く踊れない、だ。
とはいうものの、じゃあアラフィフにとって年相応の音楽ってなんだろう?
目を閉じて、指で軽くリズムをとりながらしたり顔でジャズを聞けばいいのか?
いや、キラキラと飾ったうちわを振りながら、「純烈」のライブに熱狂する?
違う!
もちろんジャズにも純烈にも罪はない。
でも、そんなの私じゃない!
この年になると、年相応という言葉が否が応でも身に沁みる。
それはなにも音楽ばかりではなくて、ファッションもそう。
好きな服に出会っても
「この年でこんな服を着るのはおかしい?」と自問自答に苛まれることが
しばしば。
自分のセンサーを素直に信じることができなくなってきていて、
着たい服を素直に着ることに迷いがある。
もちろん、かろうじて経験と情報は蓄積されているから、
あまりにも極端な服に手を伸ばすことはない。
例えば、ミニスカートは絶対に履かない。(そりゃそうだ)
私のルールでいけば、オバフォーでミニスカートを履いてもいいのは、
木の実ナナとティナ・ターナーくらいだ。
<ターナー師匠、この時御年61 !!>
でも、自分で引いたこのオバフォーというラインですら、
なぜミニスカート禁止ラインがオバフォーなのか?と問われれば
「それはその…あれだよあれ」と口ごもるしかないくらいあやふやなのだ。
年相応って何なのかな。
お若い人たちに「あのおばさん無理してない?」と思われるのは嫌だ。
だからといってわざわざ老けてみせることもあるまい。
ああ、一体どこに軸足をおけばいいのか。
全く以て悩めるお年頃である。
話ががらりと変わるように思うだろうが、私はいちごが好きだ。
妹は「いちごって、アイドルかよ?!」と笑う。
するってぇと何かい?好きな食べ物ですら年相応でなきゃいけないってことかい?
アラフィフだからいちごがダメだと言うのなら、しめ鯖とでも言えと?
(しめ鯖も好きだが)
アラフィフだってロックを聞く!
アラフィフだって好きな服を着る!
アラフィフだって「ミカス、いちごが好き。うふっ」なのだ!
というわけで、今日は私が好きないちごの食べ方をご紹介。
最近、スーパーで見かけるいちごの値段が下がってきました。
シーズンが終わるまでたっぷり楽しみましょう。
いちごのバルサミコ酢和え
- いちごを軽く洗い、水を切ってへたを取っておく。
大きなものは半分にカットしてもOK。 - ボウルに1のいちごを入れ、砂糖を回しかける。
いちごから出た水分と砂糖が混ざってとろりとするまで15分程置く。
食べるまでに時間がある場合は冷蔵庫に入れてもいいのですが、
砂糖をかけてすぐに冷蔵庫へ入れるといちごから水が出ません。
水分が出てから冷蔵庫へ入れるようにしてください。 - 2のいちごを器に盛り付けます。
ボウルに残った汁(とろり)も一緒にね。 - 3にバルサミコ酢を回りかけます。
いちごの量にもよりますが、バルサミコ酢が強くなり過ぎないよう、
スプーンで加減をしながらかけてくださいね。
食べる時にバルサミコ酢ととろり汁(美味しくなさそうな響き)を
混ぜ合わせると美味しくなります。
年相応、あまり考えすぎると本当に訳が分からなくなっちゃうよなぁと思いつつ、
この記事、読み返してみると前半はほぼ青豆さん頼み。
他人のふんどしで相撲を取ってるような記事だなぁ、とちょっと反省。
青豆さん、ごっつぁんです。
※青豆さんの「わたしをライブに連れてって♪」は本日更新です。
ミカスでした。
青豆
ミカスさん
読んでくださって、ありがとうございます!(^^)!
わたしも「夜ダン」好きです。これは、難易度高いですよね・・・
帰りたくても戻れない状態になることが予想されます。
木の実ナナとティナターナー(笑)に思いをはせながら、イチゴ食べます。
ミカス Post author
青豆さん
コメントありがとうございます。
青豆さんの文章好きです。
ライブ参戦記は、ビビってる(笑)のか、冷静なのかわからない青豆さんの心理・行動描写が面白い!
それにしても、自分の年齢が上がると共に難易度の高いバンドが増えますね(泣)
それでも頑張るティナ・ナナ師匠に乾杯!