お下品 : 小松菜とツナのサラダ
花粉症です。
25歳で発症した頃の症状は、それはそれはひどいものでした。
あっという間にティッシュペーパー1箱を使い切り、鼻呼吸ができないため口の中がカラカラに乾いて真夜中に窒息しそうになって飛び起きるのもしばしばでした。
若い頃と比べれば、今は症状がかなり楽になってきています。
おそらくは、加齢によって花粉に対する反応が鈍くなってきているのではないかと。良いやら、悪いやら。
もちろんそれでも完治したわけではなく、花粉が飛び始める季節になるとくしゃみ連発の日々となってしまいます。
この季節、日に何十回とくしゃみを繰り返しながら思うのですが、花粉症のくしゃみって、普通のくしゃみよりも数段エネルギーを使います。
何と言うか、お腹の奥から湧き上がって来て、くしゃみをする瞬間に胃袋が裏返って口から飛び出してくるんじゃないかと思うくらいの強さ。
「はくしょん」なんて可愛いものではなく、「うぎゃあぐしょーん!!!」と、まるで獣の雄たけびのよう。なんともお下品この上ないのです。
外出先で出てしまった日には恥ずかしくてたまりません。
それにしても、これって私だけなんだろうか?
他の人はどうなんだろう?
他の人の花粉症くしゃみはお下品?お上品?
それを知りたくて、外出した際に、マスクをしている人に注目してみたりもするですが、これだけ世の中で花粉、花粉と騒がれているにも拘わらず、街中にはくしゃみをしている人がほとんどいないのです。
これまた不思議。
とにかく、花粉の季節は体力を消耗します。また、気力もすり減ります。普段は自分の老化を嘆いてばかりの私ですが、加齢によって花粉に対する反応が更に弱くなってくれるのなら、年を知るのも悪くないと思ったりもします。
花粉に悩まされながら今日ご紹介する一品は『小松菜とツナのサラダ』です。サラダという名前の通り、小松菜を生で食べます。
小松菜は栄養が豊富な野菜ですが、特にその中のβカロテンは、鼻などの粘膜の材料となるそうです。意識して食べれば、鼻の粘膜が強くなって、くしゃみや鼻水の原因になる花粉の侵入を防いでくれるかもしれません。
もし手に入るなら、ちぢみ小松菜が甘くて美味しいですよ。
『小松菜とツナのサラダ』
- 小松菜は洗ってしっかりと水を切り、根っこを落としてから3センチくらいに切ります。
- ボウルに、塩、胡椒、レモン汁、酢、にんにくを入れます。ニンニクは、包丁の腹で潰してから加えてください。
- 2のボウルにオリーブ油を少しずつ加えて混ぜ合わせます。
- 別の大きなボウルに、1の小松菜とツナを入れ、食べる直前に3のドレッシングで和えます。
- 砕いたくるみを散らしたらできあがりです。
さて、来週の『ミカ料』はお休みさせていただきます。
再来週の19日には、またお目にかかります。
花粉症の方もそうではない方も、お元気にお過ごしくださいね。
ミカスでした。
kokomo
花粉症、大変ですね。
私は幸いにというか、花粉が舞う頃になると鼻がちょっとムズムズするくらいで日常生活に支障がでるような症状はありませんが、息子がひどい花粉症。
毎日涙ボロボロ、くしゃみ鼻水、肌が痒いとフルコースの症状。
息子は涙を流しながら花粉を罵る毎日です。
この前も中学生男子の集団とすれ違いましたが、その中の一人が酷い花粉症のようで、「ふえーくしょん」と何度もとどろき渡るような若さあふれるくしゃみ。昨
日は高校生が大音量のくしゃみをしていたのを見ました。
ミカスさん、勢いのあるくしゃみはきっと若さの証拠です!
でも、早く花粉の季節が過ぎ去ってくれることを祈っています。
個人的には、花粉よりも、今日やっと手を付け始めた確定申告に涙が出そう….
ミカス Post author
kokomoさん
若さの証拠ですか⁈ だったら何とか乗り越えなければ(笑)
それにしても、息子さんの気持ち、よーく分かります。罵りたくもなりますよね。くしゃみ鼻水ももちろん辛いけど、肌や目、時には喉の奥の痒みの辛さと言ったらもう…。
確定申告、頑張ってください!
私はもう還付金戻ってきちゃいました〜。