わたしをライブに連れてって♪
記憶に残らないのがいい
前回の記事で、みんな雑談に飢えているんだなと少しほっとした青豆です。
ところでみなさん「勉強動画」って知っていますか?
中高生の間で流行っているらしく、見ず知らずの中高生がただ勉強しているYoutube動画です。決して勉強を教えてくれるわけではありません。
それ以外にも、食べ動画?とか、ただ食べる、雑談するみたいな一方通行の動画を我が家の娘たちもよく見ています。
この話を娘から聞いたとき、友情すらも消費するのか、すごい時代だな・・・と思ったけれど、これ、わたしもやってるかも?と思ったのです。
それはPodcastやインスタライブ。OVER40でも始まりましたよね💛
コロナになってから、夕飯づくりや片付けなどの作業中にPodcastやインスタライブを流すようになった。
なぜ、コロナになってから聞くようになったかというと、耳寂しいから。
Netflixでがっつりドラマをみたいわけじゃない。
テレビのきちんとした対談をみたいわけじゃない。
前回も書いたけど、雑談を欲しているのだ。
オンライン講義のように集中して聞く話ではないので、
インゲンの筋をむきながら、大根をすりながら、
ふんふんと聞きながら右から左へ受け流せる。
どうでもいい話の中に思わずクスっと笑ったり、
ときに「そうだよね」と膝を打ち、
たまに「おお!」と思う名言がとびだしたり。
綺麗に編集された対談ではなく、あっちに脱線、こっちに脱線。
おとしどころなんてない会話。
鍋が沸騰しはじめたら一旦停止。
「ごめーん、ちょっと先に席戻るわ」みたいなかんじだ。
記憶に残らないような会話がいいのだ。
完成されていないから、内輪ネタのようにしゃべっている側だけが盛り上がっているのも、またいい。
居酒屋でいあわせた後ろの席で盛り上がっている人たちの会話が妙に気になる、でもって、その話をネタにまたひと盛り上がり。
あのかんじがPodcastとインスタライブにあったのだ。
誰かが楽しく話しているのをただ流して聞くのは
中高生の心理とおんなじなのかもしれない。
もし、仕事もオンラインで一人で行うようになったら、娘たちと同様「仕事動画」なんていうのがあったら流しちゃうかもしれない。
そして、LINEでちょこちょこ、スタンプやくだらない話を送ってしまうかもしれない。
今だって、職場にいるけれど、感染防止のため、今までのような雑談はない。
必要最低限な会話のみとなり「あそび」がない。
効率よく仕事はしたい。でも、そのために「あそび」が必須だと思う私は、昭和生まれだからなのかな?
仕事動画、イケメンだったら違う意味でモチベーション上がるかな。
ときどき「ちゃんと進んでる?」とか言ってくれたらいいな。
あれ、そしたら使用目的違っちゃうな(笑)