人それぞれに「起動スイッチ」の性質が違うのです&着物コンテンツ、はじまりますよ。
先週、「四十路はきょうも犬バカ日和」を連載してくださっているふぇんふぇんさんと会いました。いろいろおもしろい話があったんですけど、なかでも「スイッチ」の話がおもしろかったです。
ふぇんふぇんさんは、「スイッチを自分で押すのが苦手で、外から『はい、スタート』といわれるほうが得意」なんだそうです。ここでいうスイッチは、電化製品のスイッチじゃなくて、「自分が行動をはじめるきっかけ」みたいな意味ですね。
「ダンスや歌は、『はい!ここから動く!』って決まっているから好きなんですけど、書道みたいに自分で筆を握って、自分の呼吸で書きはじめるものは苦手です」と言っておられました。
なるほど。おもしろいなあ。人それぞれ「起動スイッチ」には違いがあるんだなあ。
起動スイッチを自分で入れるのが得意な人、ダンスのようにスタートとリズムがはっきりしているのが得意な人、短距離走みたいに「よーいどん!」があってゴールに向けて競争しながら全力疾走するのが得意な人、ワラワラと何となくはじまって長時間走るマラソンが得意な人、スイッチを押した自覚のないまま何やらやっている人、スイッチの入れ方がわからなくて悩み続ける人…。
どの「起動スイッチ」がいいということじゃなくて、自分のスイッチの性質を知っておくといいのかもしれないなあ。話しているうちにわかったのですが、ふぇんふぇんさんは写真が趣味だそうです。それは「自分のスイッチに自覚的」なところと、案外、深く関係しているんじゃないかと思いました。
話は変わりますが、メンバーの由美子さんの「起動スイッチ」と「着物が好きになった」ことも、実は、ふかーく関係していると思います。由美子さんは、これまでもメンバー内のメーリングリストで着物について話してくれていましたが、いつも弾んだ感じがして楽しかったんです。その由美子さんの「ハレの日 ケの日 キモノの日」が来週の月曜日からはじまります。月1回の連載。着物にもいろいろな楽しみ方があると思います。その楽しみ方に、その人の「起動スイッチ」の個性が映っているのかもしれませんね~。
ふぇんふぇんさんの写真をメインにしたコンテンツもスタートする予定です。春に向けて少しずつ動き出した「どうする?Over40」。のんびりながら起動スイッチ、押しましたぜ。