水墨画にチャレンジ
日本画展で水墨画を見て、墨の魅力にくらくらきました。
わたしが感激して前でガン見したのは、風景画の小品でしたが
墨色なのに、空は青く、岩場は茶色っぽく感じられるんです。
一筆書きのような南画調のお軸なんか拝見していると
ほんとうに上手な人が描くとなるほどこうなるのね。。。と思ったりします。
NHKの趣味どきっ!で、「名画に学ぶ にっぽん筆ペンイラスト」がありました。
講師の先生がわたしが持ってる絵手紙のガイドブックのなかでも、一番感覚が合うな。。と思ってた先生でした。
(画面でわかりやすく解説してくださったので、カラー筆ペンの色のぼかし方も
やっとわかりました。)
NHKテキストをお手本にしてわたしも水墨画に挑戦です。
「蕪」
伊藤若冲 果蔬涅槃図より
「かぼちゃ」
伊藤若冲 果蔬涅槃図より
鬼滅の刃全巻を貸してくれた友人に最初のゼロ巻を返し忘れてこの絵手紙を
つけて返しました。
「セクシー大根」
伊藤若冲 果蔬涅槃図のまさに中心、お釈迦様入滅のみたてでございます。
お手本を見て描くのには、わたし、向いてないなあ・・・と思うとともに
薄墨筆ペンって、優れものです。
わたしはぺんてると呉竹のものを使いましたが、色がだいぶ違うので
いっしょに使うと技いらずに濃淡が出て面白いと思いました。
落款は好みですが、朱色よりも濃い赤にしたくてバーガンディーのスタンプに
してみました。
ぱろる
爽子さんの水墨画、
なんておおらかなで素敵なんでしょう!
筆で描く絵は、線に誤魔化しがきかない気がするし、まして水墨画は、彩色もしないで濃淡だけで表現するから、自分で描きたいと思うのは、まだまだ先のことのように思うけれど、
こうして楽しそうに描いていらっしゃるのを見ると、とても憧れます。
伊藤若冲の果蔬涅槃図、
賑やかな絵の一部なのですね。
コロナ前は、毎年盆暮れに主人の実家に帰る時、京都の錦市場を散策するのが大好きだったんです。若冲の生家は錦の八百屋さんでしたね。そんなことを思い出しつつ見ると、また楽しいです。
爽子 Post author
ぱろるさん🎶
コメントいつもありがとうございます😊
お手本を見て描いてみるのって、案外難しいものなのですね。
ゆるくかわいくを言い訳にしたら、全部成功で失敗ナシ!😅
そうなんですか、錦市場の散策を。
お近くなのかな?
近年新しいお店が増えて、前とはなにか違う錦市場になってきたように思います。
所狭しと陶器を積み上げて販売してる陶器屋さん、ご存知ですか?
ホントにぎっしりと置いてあるんです。
鞄の端が当たるだけで、落ちて割れるのではないか?と不安になるくらい。
お品は、とても面白いものを置いてあって、わたしも買ったことがあります。
安いのかというと、全然安くないんです。笑
話それました、若冲さん、大好きなんです。
日本画が好きになったきっかけが若冲展。
ゾワっと来ました。
そういえば、それも京都でした。
ぱろる
ああ、覚えてます!
錦の中程の、角の、ぎっしり積んだ陶器屋さん。
料亭さんや小料理屋さんで使いそうな、凝った美しい清水焼の数々。
(ホント、お安くない〜!😭)
北摂の夫の両親にまた会えるようになったら、錦に寄り道してひとつ買い求めて、食卓にちいさな華を咲かせたいと思っちゃいました。
若冲展、細見美術館で、こじんまりと見ました。
まだまだ見ぬ作品がたくさん。
模写してから、実物を見たら、気づくことがたくさんありそうですね。
ゆるかわ水墨画模写デビュー、してみようかな。
爽子
やはり印象に残ってましたか。
小さな蓋物なんか、めっちゃ可愛いのがあるんです。
普通に手に取ってみられるようなお店だといいのに。泣
プライスコレクションがわたしの若冲デビューで、その数年後に相国寺の動植綵絵全展示を見て本当に感動しました。
重い図録も持ち帰りました。
わたしの模写は自己満ですが、楽しかったです。
もうそれほど上手じゃなくてもいい気がしてきてるんです。
スケッチ教室のほかの生徒さんはとても画力があって、憧れですけれど、ピカイチに上手な方に、この前、飾られてたら、「何回も見てみたくなるような絵だ」と褒めてもらいました。
下手で歪んでるのが気になって吸い寄せられてるのかもしれません。
でも、褒められた!と喜んでしまいました。笑