ならぬ!骨折だけはならぬのです!
約半年サボりまくっていたazumiです。すみません。
私のレポなんてもう誰も待ってなんかいないと思いつつも、11月のカイゴデトックスに向け、フォルモサからの参加は無理でもせめてネタだけでもぶち込みたいという一心で書き始めました。
今回は、「骨折」について書きたいと思います。きっと介護当事者の方々が最も恐れていらっしゃることかと思います。
ゴンゴンはもともと足腰の強い御仁だったのですが、脳の萎縮の箇所やパーキンソン病の関係で、なかなか1人では歩けない状態となりました。
忘れもしない半月の夜のことです。救急車がけっこう出て、なんか心がざわつく夜でした。が、夜はまあ静かに過ぎて行きました。
しかし。朝方、ポーポーからゴンゴンが救急にいると連絡がありました。夜中に1人でトイレに行こうとしたゴンゴンが、転倒して、頭を怪我したとのことでした。結構血が出たみたいでした。
普段は痛いとか言わないゴンゴンなんですが、その日は「痛い!」「首が痛い!」「もういい!」などというのです。おかしいなと思って、お医者さんにいろんな検査をしてもらったら、なんと、首の骨が折れていました。本当に運良く、頚椎の神経を圧迫していない状態だったので、最悪の事態ではなかったのでした。
問題は治療です。
首の骨折は、若い人なら手術が可能です。しかし高齢の人には手術はリスクが高過ぎます。そういうわけで、固定することで、骨が元に戻るのを待つことになりました。頭が動かないようにハローベストという器具で固定します。見てるだけで怖いです。
固定するということは、当然寝たきりになります。ゆえに当然尿管をつけた状態になります。当然咀嚼が許されません。ゆえに当然鼻からチューブです。
骨折の怖さは、このような動けなくなることだけではありませんでした。寝たきりになって運動量がなくなることで、ものすごい便秘になります。尿管をつけていますから、簡単に尿路感染してしまいます。
鼻からチューブですから、誤嚥の危険性は低くなりますが、「水も飲めない」「噛めない」という辛さが待っています。
結局、骨折で入院していた期間より、尿路感染による感染症の治療での入院が長くなりました。そして、寝たきりになって1週間で、ふくらはぎの筋肉はほぼなくなりました。
今更いうことでもないですが、骨折って、本当に大変です。介護の段取りやケアの方法も変わってきます。率直にいうと負担が増えます。
介護中の方は、なんとしてでも転倒しないように見守ってあげてください。そして、これから老いて行く私たちは、骨太となり、しなやかな筋肉をまとい、こけたりしないように今からトレーニングしておくべきだと改めて思った次第です。
あと、余談ですけど、狼男は満月だけど、人間って、半月、満月、新月は活動的になるのかな。特に半月。気持ちの乱気流などは、天気以外にお月様なども気にしているとパータンが見えてくるかも…と私は思います。
いまねえ
azumiさん、こんにちは。
骨折と言うと足、腕、肋骨を思い浮かべます。
首の骨折って即、致死的なんじゃないの?と
思っていましたが、この治療のお話を読んで
こりゃあ大変だ、と改めて驚きました。
60歳になりましたが、骨折をしたことがない私、
実父や義父も骨折することなくこの世を去りました。
残る双方の母たちも今のところ自宅で日常生活を送っていて
2人とも骨折したことがないのですが、今まで無かったから
これからもないとは言えない。明日は我が身。
同時に親の心配に気がとられて足元のわが身がおろそかになり
骨粗鬆症や筋力低下の進行を許してはなるまい、と
強く思っています。骨折、怖いですね。
あずみ
いまねえさま
コメントありがとうございます。首の骨折は本当に恐怖でした。
お世話の仕方が悪かったら・・・ねえ。
介護する側は、本当に体力勝負だと思うのですよ。
病気もできないし、怪我もできないし。
私も骨粗鬆症予防と、筋トレ、がんばります!