ゆるゆるの原因:酢鶏
最近、ゆるゆるなんです。ゆるすぎて困っています。
何がって? 涙腺です。
最近の私は、とにかくちょっとしたことで泣きます。
たとえば朝のドラマ。
特に今期の「虎に翼」はいけない。
悲しくて、うれしくて、気持ちが痛いほどわかって、たった15分なのに毎日どこかで泣くのです。
朝食の目玉焼きをつつきながらグズグズに泣く還暦目前のおばさん。
とらつばファンならこのメロディーを聞いただけで泣くだろ?
メロディーと言えば、音楽もいけません。
歌詞のちょっとしたニュアンスが、琴線に触れるどころかものすごいパワーで絡みついてしまうような瞬間に襲われることが増えてきました。
イヤホンで音楽を聴きながら歩いている最中にそんな瞬間がきたものならもう大変。
這う這うの体でぴょこぴょこ歩きながら滂沱の涙を流す還暦目前のおばさん。
そんなこんなで日に何度も涙する私。
やっぱり年を重ねて色々な経験をしてきた分、感性が鋭く敏感になっていくのね…としみじみと感慨にふけっていましたが、ある日目にしたこんな記事。
「年を取ると涙もろくなるのは、感情移入しやすくなったのでも、感受性が豊かになったのでもない。大脳の中枢の機能低下が真の理由だ。「背外側前頭前野」と呼ばれる部位が脳全体の司令塔となり、記憶や学習、行動や感情を制御している。涙もろくなったのは、この部位が担っている感情の抑制機能が低下したからだ。」(『村田裕之オフィシャルサイト』より引用)
何だって?!
移入しやすくなったのでも、豊かになったのでもなく、機能が低下した?!
Podcast 『That’s Dance!』でも、これでもかというほどあっちが痛いこっちが痛いと話をしていますが、膝や腰だけじゃなくて感情の抑制機能も老化するとは…。それを考えただけでまた泣いちゃいそうです。
母の次の棲み処を探すため、ここ最近は特別養護老人ホームめぐりをしています。先日、とある特養へ見学に伺ったのですが、担当の方がある入所者さんのエピソードを話してくださいました。とてもいいお話だったのですが…ふと隣を見ると妹が泣いているじゃありませんか。えっ?! あの、一切感情を表に出さない妹が?! 殊に若い頃は「なんでそんなにクール?」と首を傾げたくなるくらいだった妹が?!
ああ、加齢には私たちの本質すら変えてしまうほどの威力があって、私たちはそれに抗うことはできないのね。
さて、今日の一品は『酢鶏』です。お気づきの通り酢豚の豚肉を鶏肉に置き換えたものです。
若い頃の私は酢豚が大好きで、母に「今日のご飯何がいい?」と聞かれると「酢豚!!」と答えていたものでした。ところが、これも加齢のせいでしょうか、豚肉がちょっと重く感じるようになってきました。それでもあの甘酸っぱいあんの味は大好きで、ならば鶏肉にしてみようと考えて作ってみました。お肉ではなく、白身魚やイカなどでやってみても美味しいだろうなと思っています。
酢鶏
- 鶏もも肉を食べやすい大きさに切り、醤油、酒、おろしにんにくに漬け込んで30分ほど置きます。
この季節は必ず冷蔵庫に入れておきましょう。 - 野菜をカットします。玉ねぎはくし切り、ピーマンはへたとタネを取り除いて縦半分に切ってから乱切りに、人参は皮をむいていちょう切りにします。
- いちょう切りにした人参を耐熱の器に入れてラップをし、レンジにかけます。
下茹でするのが面倒なので、私はいつもレンチンしています。 - 合わせ調味料を作っておきます。醤油、酢、砂糖、ケチャップ、水、片栗粉をよく混ぜ合わせます。
- フライパンに油を多めに入れて火にかけます。
- 鶏肉に片栗粉をまぶして、フライパンで揚げ焼きにします。揚げ物よりは油の量が少ないので、鶏肉の中まで火が通るようにじっくり加熱して下さい。
これも面倒くさがりな私のやり方。もちろんたっぷりの油で揚げてもいいですよ。ていうか、その方がいいよね。 - 鶏肉に火が通ったら一旦取り出し、油も少しフライパンから取り出します。
残った油で、玉ねぎ、ピーマン、人参を中火で炒めます。 - 3分ほど炒め、野菜全体に油が回ったら鶏肉をフライパンに戻します。
- さらに3分ほど炒めたら、少し火を弱めて合わせ調味料を加えます。
片栗粉が入っているのですぐにとろみがつき始めます。慌てず騒がず、でも手早く混ぜ合わせて下さい。しっかりととろみが付いたら出来上がりです。
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ミカスでした。
ぱろる
感情の統制が取れずにキレる爺さんを町なかで見ることが増え、ああ、紹介してくださったサイトで村田さんがおっしゃる「感情の統制機能の低下ってコレじゃん!」と思いましたが…
「ぼよよん行進曲」で泣く。
これは仕方ないです!
私も、コンサートホールで聞いて、人目憚れずにダム決壊並に泣いたことあります。
あんなに明るくてキラキラなのに泣ける、明るいからこそ泣けてしまう、「アンパンマンのマーチ」に並ぶ名曲です。
この曲の動画にはもうひとつあり。
コロナ禍の子どもたちとその家族を励まそうと、体操のよしお兄さんが、歴代の「おかあさんといっしょ」の歌&体操の兄姉に呼びかけて配信した「ぼよよん行進曲」
https://m.youtube.com/watch?v=nAjJluQCSGE
この歌を世に出した初代が、早逝したゆうぞうおにいさん(あと、天然キャラのはいだしょうこおねえさん)なのですが、この時、もう具合が悪かったのかなって思うとまた泣けてきます。
この時は元気だった、体操のひろみちおにいさんが、つい最近脊髄出血で下半身麻痺…
人生、ままならないです。
健康気遣いつつ、せめて作ることのめんどくささをやり過ごしつつ、食べることを楽しんでいきたいですね〜
ミカス Post author
ぱろるさん
やっぱり泣きますか、「ぽよよん行進曲」! そして「アンパンマンのマーチ」も私の泣きのツボです!
ぱろるさんは生で聴いたことがあるんですね。私も生で聞いたら絶対に嗚咽まじりで泣きます。
歴代のお兄さんお姉さん版のYouTubeも見たことあります。この動画の中のゆうぞうお兄さん、ちょっと疲れている感じですよね。43歳とは若すぎる。そして、ひろみちお兄さんにはなんとか回復の方向へ向かって欲しいものです。
私もあちこち痛くておぼつかない体を引きずっていますが、足の下のばねを信じて、ひざこぞうに勇気をためてジャンプしてみようと思います。
お互いに頑張りましょう。