終の棲家クエスト3:ツナとしめじの炊き込みご飯
結論から言うと、私たちは4つの特養に入所申し込みをしました。
そのうち1つは母が入所していたグループホームと同系列のものです。ここだけは母が急性期病院に入院してすぐに話を聞きに行って申し込みをしました。ただ、その時点では母が大きな声を上げるようになるとは思ってもいなかったので、この施設が従来型=多床室であることを気にも留めていませんでした。結局、最初に申し込んだにも拘わらず、私たちはこの施設を母の終の棲家候補から外すことになります。
残りの3つはソーシャルワーカーさんから渡されたリストの、青いマーカーが引かれたものの中から選びました。
特養Aは私の家から車で15分。実は、妹とショッピングモールへ行く際によくその前を通っていたのですが、その建物が特養だとは思ってもいませんでした。
建物の中を見学させていただいた後、担当のSさんが施設や入所の手続きについて説明をしてくれました。建物の裏手に施設の畑があって、庭仕事の好きな入所者さんにも野菜作りを手伝ってもらうのだとか、入所者さんの希望(家族で花見をしたい、昔住んだ家を見に行きたい等)を聞いて可能な限りそれを叶えるというシステムがあるのだとか。
特養Bは我が家から車で20分ほど。広い土地に広がった2階建ての特養Aとは対照的に、まるでマンションのような7階建ての建物です。
イベントにも使われるというロビーはとても広くて明るく、それぞれのユニットは異なる色とインテリアでデザインされています。お洒落ビルだわ。この施設の特徴は、最上階に家族が宿泊できる部屋があるというところ。遠くに住む家族が面会に来やすいように作られたのだそうです。担当の方は言わなかったけれど、おそらく、看取りの時期を迎えた入所者さんのご家族のためでもあるのだと思います。
さて、特養Cは実は我が家から車で30分以上と、他の2つよりは距離があります。なのになぜここを候補にいれたのかというと…
実は、私たちが特養クエストを始めた頃、母は時々吸引を受けるようになっていました。飲んでいる薬の副作用で唾液の分泌が増えたのと、頻繁に声を出すので痰が増えたせいでした。介護施設での吸引は主に看護師さんによって行われます。2012年以降は特定の訓練を受けた介護士さんも吸引可能とはなったのですが、訓練を受けた介護士さんの数はまだまだ足りていないようです。大抵の施設では吸引について尋ねてみると「看護師がいる日中はいいのですが、夜間も必要だとなると難しいです」となってしまいます。
特養Cは、私が「特養 吸引」で検索をした際に、積極的に職員に吸引の研修を受けさせている特養としてとある記事に紹介されているのを見つけたのでした。少し遠いものの、ここなら吸引が必要な母を割とすんなり受け入れてくれるのではないかと期待したのです。
他の2つの特養には無かったのですが、特養Cにはロビーの一角に小さな売店のようなスペースがありました。歯ブラシやティッシュペーパー、ハンドクリームなどの日用品が入ったガラスケースがあって、ある程度お元気な方たちはここで買い物を楽しむことができるのだそうです。これは素敵なアイディアだと思いました。
通常のお風呂にも機械浴にもウルトラファインバブル生成シャワーヘッドが使われていると聞き、「なんて贅沢な」と思ったのですが、このシャワーヘッドなら肌が弱い方やアレルギーがある方にボディソープを使うことなく入浴してもらえるという話を聞いて、自分の考えの足りなさが恥ずかしくなりました。
さあ、私たちが見学して申し込みをしたAからCの3つの特養。それぞれに特徴がありますが、私たちが「できれば母にここで暮らしてもらいたい」と思ったのはどの特養なのか?その特養を希望する理由は?
次回はその辺りについて正直にお話したいと思います。
【つづく】
さて、今日ご紹介する一品は『ツナとしめじの炊き込みご飯』です。相変わらずというより、悪化の一途をたどる猛暑。なるべく台所に立つ時間を減らそうとすると、おかずの品数が減ってしまうのですが、そんな質素な(ショボい?)食卓を少しでも盛り上げるために私がする工夫が「ご飯に何か手を加える」。ふりかけをかけるもよし。何かを混ぜ込むのもよし。炊き込むのもさらによし。
白いご飯にちょっと手を加えることで、それもまた一つの料理として成立させてしまいましょう。
ツナとしめじの炊き込みご飯
- お米を研いでざるに上げ、水気をきっておきます。
- しめじは房をほぐしておきます。
- 炊飯器にお米、しめじ、ツナ、顆粒の鶏がらスープ、塩、米の量に合わせた水を入れて炊きます。
あとは炊き上がりを待つだけです。
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