糾える縄:レンジで栗きんとん(再々掲)
「今年もあと〇日」という言葉があちこちから聞こえてきますが、なんとも現実味のない響きです。いや、がっつり現実なのですが、私の脳がそれを受け入れることを拒否しているのでしょうか。
テレビは『大掃除のコツ』や『お正月のお買い物は…』なんて話題でもちきりだし、CSチャンネルの番組と番組の合間では「こんな豪華なおせちなのに、本当にこのお値段でいいんですかぁ?!」「いえいえ、更にこの数の子も付けちゃいます!」「ええー?!」なんてCMが繰り広げられています。それを横目で見ながら「どうせその数の子だって値段のうちに入ってるんでしょ」なんて皮肉を吐きながら、年末年始なんて言葉をすっかり忘れてだらだらしている私。
大掃除なんて呼べるほどの掃除をするつもりはないし、毎年売れ残るのが分かっているのに作っていたお節料理も今年はやめようかとほんのり考えています。
最近、子供の頃と比べるとお正月の雰囲気というものが年々薄れてきたなぁと感じていたのですが、大掃除をしなかったり、お節料理を作ることをやめようとしたり、お正月の雰囲気を薄れさせていたのは私自身なのかもしれません。
Podcaast『That’s Dance!』の最新回でもちらっと話しましたが、今年は「あさイチ」に取り上げていただいたと思ったら、同じ月に母が緊急入院。「あーあ」と思う日々の中で、「やろう!」と決めたオバフォー祭りに励まされ頑張ったものの、その直前で胃痛でダウン。なかなか回復しないと焦りながらも、祭り直前に復活。
そう、私の2024年を端的に表すなら「禍福は糾える縄の如し」
ええ、黙っていても禍は起きるのです。人生なんてそんなものです。仕方ない。
でも、禍と福が糾える縄のようだと言うのなら、仕方のない禍のその背後には福が静かに順番を待っているかもしれません。いや、待っている! そう思って、ふてくされず、ひねくれず、時にちょっとだけ(?)悪態をつきつつ来年もなんとか生き延びようと思います。
このミカ料のみならず、Podcast『That’s Dance!』、11月のオバフォー祭り、仕事のリモート英会話教室、それぞれたくさんの方にサポートをいただき今年1年を乗り切ることができました。
本当にありがとうございます。
皆さんの新しい年が、できるだけ多くの福とできるだけへなちょこな禍で糾われますように。
さて、今年最後のレシピは、なんと再々掲レシピ『レンジで栗きんとん』です。
しっかりとお重に詰まったお節料理を用意するのは大変ですが、電子レンジとフードプロセッサー、耐熱の器があれば簡単にできる栗きんとんをお茶うけとして用意してみてはいかがですか? このレシピは昔母がどこかで見つけてきてずっと作り続けてきたものです。こればかりはきっちりとした分量でないと上手くいかないので、ミカ料では珍しく分量を記しておきますね。
レンジで栗きんとん
- さつま芋を2センチの厚さの輪切りにし、皮を厚めにむいて
四つ切りにする - 1のさつま芋を10分間水にさらしてアクを抜く
- 小鍋でみりんを煮たててアルコール分をとばす
- 耐熱性のボウルに水気を切ったさつま芋と水を入れ、
ラップで落し蓋をします
さらにその上からボウルをラップで覆い、レンジ500wで12分加熱する - 4が熱いうちに汁ごとフォークで軽くつぶし、フードプロセッサーにかける
なめらかになったら3のみりんを加え、更にフードプロセッサーで
しっかり混ぜる - 5を耐熱のボウルに戻し、栗の甘露煮のシロップ、砂糖、塩、栗を加え、
ラップをかけ(この時は1枚を普通にかければOK)、レンジ500wで5分加熱 - 6をレンジから出してよくかき混ぜ、再びラップをして更に5分レンジで加熱
レンジから取り出して、つやが出るようにしっかりかき混ぜて出来上がり
※今回は適当だと失敗の恐れありなので…
さつまいも約500g、みりん3/4カップ、水3/4カップ、砂糖1/2カップ
シロップ200g、塩小さじ1/4
【お知らせ】
AQUA Englishの公式LINEを登録してくださっている皆さんへ。昨日午前中に、毎週お送りしている「今週のフレーズ」をお送りしたのですが、その2通目が「配信できるメッセージ数の上限に達したため配信できない」という事態に陥ってしまい、肝心の「今週のフレーズ」がご紹介できませんでした。
年明けに改めてお送りしますので、ご了承ください。上限、達していないと思うんだけどなぁ。
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皆さん、どうぞ良いお年を。そして、ご安全に。
ミカスでした。