ウサギにタッチ
先日、ウサギのテリントンタッチについて少し学びに行きました。
テリントンタッチとは馬のトレーナーであるテリントン女史がもともとは馬のために開発した手法です。
皮下組織に働きかけるけれど、筋肉をほぐすマッサージとは異なるものだそうです。そのテリントンタッチをウサギに応用している先生達の講義を聴きに行ったのでした。
本来その手技は長時間の授業や実習をうけて身につける類いのもの、参加者は先生達の手技を体験するのがメインです。
手技により動物とタッチするヒトとの間に信頼関係が生まれ、行動変容も起きる可能性があるため、先生達はウサギのテリントンタッチではなく、うさぎとテリントンタッチと言いたいそうです。

参加者同士は初対面ですが、ウサギのことだけで話題はたくさんありました。皆さん多くのウサギを飼っていたり、保護していたりと経験豊かです。
そんな「ウサギの超下僕」達と面白い数時間を過ごし、帰宅すると早速うさちゃんにタッチを試してみました。
「何とかしてやろう!」と意気込まず、おおらかにリラックスして行うのがコツだそうですが、うまくできているかつい考えてしまうのでリラックスして行うのが難しい。
それでもだんだん慣れて、くるくるとタッチをしているとうさちゃんは奥歯を軽くコリコリさせたりしてまんざらでもないようでした。
換毛真っ盛りのうさちゃんからは凄まじい量の毛が抜け出したので最終的には普段のブラッシングに変更してしまい、うさちゃんにも今のところ別段変わった感じはありませんが、私のほうがなんか元気になって、遠出したくなりました。
かねてから見てみたかった埼玉の古墳に行ってきました。古墳一帯は緑豊かな公園になっており、複数の古墳をめぐる歩道や古墳に上る階段が整備されています。
薄曇りで早朝の湿度と涼しさがあたりに残っていてなかなか快適なお天気。
草むらで鳴くヨシキリの声を聞きながら階段を上ると古墳の上からは広い広い関東平野をずっと遠くまで見わたすことができました。
あー、気持ちがせいせいする。

出かけてきて良かった。
うさちゃんタッチによる行動変容が私に起きたのかも知れません。
また、途中の道の駅では利根川の流れを東に変える江戸時代の大工事の「利根川支流の〆切り」の記念碑も見ました。
この関東の昔の人たちのことを全然知らない、学校で習った歴史は関西中心で(しかもうろ覚え)、関東の歴史を本当に知りません。
でも知らないことがたくさんあると、とても若くなった気がします!
さてさて、朝ご飯を食べている隙にケージを閉められてお留守番させられたうさちゃんのことが気になり、早めに自宅に戻りましたが、楽しい半日旅行だったのでウサギに関係ない話ですが書いてしまいました。