少数民族を尋ねる その1 ― 北部山岳地帯サパの女性達
ハノイにある「女性博物館」って、いいんですよ。
ベトナムに54ある民族の女性達の文化、子育てなどが紹介されているの。
特に、美しい民族衣装には目が釘づけ。
本当に普段からこんな素敵な衣装を着ているの?
女性博物館です。 展示されている民族衣装の一部です。
プロパガンダポスターです。
戦争時代の女性の様子がわかります。
ベトナム北部の山岳地帯への旅を決めたきっかけは、この博物館。
本当にこういう文化があるの?
面白ガールとしては、確かめなくちゃ!
まずは、いくつかの少数民族に会える町、サパに行ってみよう!
ハノイ駅から夜行寝台列車に揺られ、中国との国境の町ラオカイへ。
そこから山岳地帯へはミニバス。一人旅はいつものことだけど、列車の旅は初めて。
夜のハノイ駅から乗った列車です。
部屋には二段ベッドが二つ。寝具は快適でした。
サパの街がみえます。 泊まったホテルはココです。
少数民族はすぐにわかりました。女性ばかり大勢いるんです。
目的は観光客にお土産物売り、市場での買い出し等。
黒モン族、赤ザオ族… みんな民族衣装を着ていて、籠を担いでいるの。
トレッキングの時は、親切な少数民族の女性に手を引いてもらって、やっと歩けたんです。 慣れない山登り、沢歩き。軟弱者には少数民族の女性さまさまでしたよ。
町に集まるのは女性ばかり。
市場を歩く少数民族の頭にヘルメット。
バイクに乗るのでしょうか。
籠を降ろし、雨宿りをしています。
ジャラジャラのいっぱい付いた頭巾の赤が鮮やかです。
真っ黒い野ブタが駆け回る山の道なき道を
進むのは臆病者にはヒヤヒヤのドキドキ。→
でも、棚田の美しさには心が振るえますよ。
美しい布に胸がキュンキュンしちゃいます。どれもこれもうっとり~、めまいです。
水牛が農作業の力になっていました。 山岳地帯の子供たちです。
山あり谷あり滝ありのトレッキング。
手を引いてくれた優しい女性です。
サパはいかがでしたか?
次回、少数民族を尋ねる旅②でバックハーの女性をご紹介します。
とみちっちさんへ感想や質問などのコメントをどうぞ♪
nao
初めまして。
ベトナムの美しさに魅了されてます。
働き者の女性達は、りりしくも美しく装ってますね!
足につけているのは脚絆みたいになっているのでしょうか。
布の模様は、青森のこぎん刺しを思い出すようで懐かしさを覚えます。
次回のレポートも楽しみにしています!!
とみちっち
naoさん、見てくださりありがとうございます。
naoさんも、布もの、手仕事ものがお好きですか?
私は、ちっちゃい頃から、造形全般が大好きだったんです。
たまたまですが、通った池袋にある女子高では、きまりで毎朝!運針。上手くはなりませんでしたけどね。
海外でも布を買ってしまいます。例えば、フィジーの腰巻の布、バリ島の布…
素敵ですよね。
ベトナムの少数民族の布は、青森のこぎん刺しとそっくりです。
とても細かい美しい刺し子です。
足は素足で、すねの布はホント、脚絆みたいな感じです。
サパでは、制作途中の布を手に持っている少数民族の女性をよく見かけました。
背中に籠を背負って、立ったまま、歩きながら、刺しているんです。
そして、完成したら、サパの広場で地べたに並べて売っています。
欲しくなるんですよね。ついつい買ってしまいます。