11月22日はカレー記念日

カレー記念日

落ちてゆく 枯葉のごとし 抜け毛かな

11月22日はカレー記念日

Jane

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カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
五七五七七形式で、下の句は「○月○日はカレー記念日」なので
上の句の五七五だけ送ってね!

日付は掲載日に変えさせていただきます。

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ゾロメ女の逆襲

第57回 読書と私の仲を邪魔する7つの敵はこれだ!?の巻

周囲の人から「最近、あんまり本を読んでいない~」という声をよく聞きます。
そこに漂うのは、本に興味がなくなったわけではないんだけど・・というニュアンス。
かくゆう私もそのクチです。

読書と自分の心が離れてしまったわけじゃないの、ふたりの仲を邪魔するヤツがいるから上手くいかないのよ、みたいな。

以前、読書欲について偏屈な考察をしたことがありますが(こちら⇒)今回は、多少カブりますが、欲というより、読書の敵について考えてみたいと思います。

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本を読みたい!と思うと、つい、その時間を捻出することばかり考えてしまいますが、敵は意外とそこじゃない気がします。
もちろん、無関係ではないでしょうが、自分の今までの人生をつらつら振り返るに、忙しい時期は本を読めなかったかというと、必ずしもそうではありませんでした。

間隙を縫い、寸暇を惜しんで本を開くことで、むしろ充実した読書生活を送っていた時期もあります。
読書時間が自分のスケジュールに、リズミカルかつフレキシブルに挿入されていた感じでした。

 

なので、もうちょっとグローバルに(?)敵の正体を探ろう・・というわけで、以下、50代ド真ん中を生きる私の、極私的、あくまでも極私的「読書の敵」と思われるものを書き出します。
何かの参考になれば幸甚です。

 

①パソコンもしくは携帯
やっぱりこれ。ついつい、長時間やっちゃってます。
1時間2時間なんてあっという間で、午後は丸々パソコンの前に座って終わちゃった、なんてことも。
パソコンやスマホ(私はガラケーですが)がない時代、どうやって時間を過ごしていたか思い出せないくらいです。
あな、おそろし。

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②睡魔
本を読み出すとなぜかすぐ眠くなります。
かなり面白い本でもそうなので、ちょっとショックだったりします。
若い頃は、体力温存行為の最たるものが読書だ、ぐらいに思ってましたが、意外とエネルギーを消耗するものなのかもしれません。

 

③花粉
1年のうち3ヶ月近く、要するに人生の1/4はヤラれています。
それでなくてもうすらぼんやりした人間なのに、花粉が飛ぶ時期は目も鼻も頭もどよ~んとして、しかも薬のせいで人生にますます霞がかかります。
周囲の人に胡散臭がられながらも、携帯型空気清浄機を首からぶら下げ、超!超!立体型のちょっとお高いビジュアルがおマヌケなマスクを装着したりしていますが、いっかなこの時期の人生は晴れやかになりません。
どうすりゃいいんだ!

 

④ネコ
ふだんは、こっちが寄って行ってもツレなかったりするくせに、なぜか本を開くとぴったりしてきて、ニャアニャアとしゃべり出します。とにかくよくしゃべるのです。
日に日にネコ中心の生活になっています。あのポール・ギャリコの『猫語の教科書』そのままです。

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⑤Amazon
毎回リンクを貼っていてナンですが、本をポチっとするとそれで満足して、入手してもなかなか読みません。
図書館のヘビーユーザーだったので、返却日を気にしながら読むことがべったり身についてしまい、期限のシバリなしでは読めない人間になってしまったのかも。
読書量が減ったのは、最近、借りずに買って読むことが増えたからだったりして。
・・なんだか根本的なことが間違ってないか、私。

 

⑥老眼
挙げたくはなかった!
でもやはり避けては通れない現実!
これのせいで、電車内や寝る前の読書、入浴時に古い雑誌をめくる楽しみ、などなどが過去のモノになりつつあります。
そこの若い人!読みたい本を読みたい場所で、読めるうちに読んどきなっ!

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⑦情報
本の情報はありがたいけれど、ありがたくないときもあります。
たとえば、書店のPOP。
昨今は、書店員の方々の本に対するアツい思いがほとばしる系をヨシとする風潮もありますが、私はどうも苦手です。

さらっとした、それでいてついつい読みたくなるような紹介文はいいのですが、「泣けます!」とか「●●な人は必読!」などと煽られると、鬱陶しいなあと思ってしまう。

泣くのも、読んでよかったと思うのも、読んだ人が読み終わって初めて実感すればいいことだし、読む前にちらつかされると、読もうという気持ちが萎えてしまいます。

 

他にも、書評や本の感想が邪魔することがあります。
昨年の翻訳ミステリ界の話題を独り占めした感のある『その女アレックス』がちょっとそうでした。

巷のアツい情報に感化されて購入したものの・・一気に読んだという意味ではとても面白かったのですけど、悪意、残酷さ、悲しみがどうも私にはキツ過ぎたし、特異な設定過ぎないか、とも思いました。こういう設定でこういう展開はちょっと狡くない?と。
もちろん、狡さが誘発する面白さもアリだとは思うのですけれど。

ああ、内容に言及できないので曖昧な言い方しかできないのが残念。
とにかく私は、もっと日常の延長の世界で、やられた~と心を鷲掴みにされたかったなあ。

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こうして列挙すると、自分の偏屈さがあらためて浮き彫りになる感じです。
でも、敵の姿がかなり具体的になりました。

次はどなたか、ぜひ攻略法を教えて下され!

by月亭つまみ

こんなブログもやってます♪→→「チチカカ湖でひと泳ぎ」


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コメント、ありがとー!

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    花緒

    ホントそうですよね~(T_T)
    パソコン、スマホを見る時間増えました。
    睡魔も(^^;
    花粉も辛いです。
    同じ三毛猫のメイちゃんがいますが、ベッドで横になって読んでいると腕に乗って来て重いんですが、ほぼ黙っているので、読む事に支障はないです。
    ミィちゃんしゃべるんですね!
    どんな感じなのかしら(^_^*)
    アマゾンでまだ本を買った事がないですが、最近ウクレレやココナッツオイルを買ったので、これからも本は買わず、図書館で借りる事にします。
    老眼の影響も感じます。
    近視用のメガネやコンタクトをしなければ大丈夫だと思っていますが、微妙にチカチカとするように見えて来て…。
    「その女アレックス」は読まなくていいかな。
    読後感が良くないのは嫌ですよね~。
    攻略法は私も知りたいです!

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    鈴木 ゆう子

    物心ついた時から「本の虫」!で、時間を忘れて没頭し、おかげで数え切れないほどの失敗をしてきました。
    そんな私ですが、最近はなんだか夢中になれる作品に出会えません。
    同じく老眼のせい?それとも読む力がなくなったのかな~と少し寂しさを感じていました。
    そんな時、ふと気づくと、作者がみんな年下なんです。
    自分より若い世代の文体だったり、表現がどうにも受け入れられないようなんです。
    先日、向田邦子さんの作品を読んだら、いや~面白くて面白くて。
    久々に何もかもほったらかし、時間を忘れて読み耽りました。
    以来、過去の作者の作品を読んでいますが、とっても楽しくて、昔の読書熱が蘇ってきました。
    一度お試しくださいね。

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    アメちゃん

    おはようございます!

    私の場合、自宅で仕事をするようになり、電車通勤しなくなったことが大きいです。
    あの必然の時間が、充実した読書生活をつくってたんですね。
    続きが読みたくて喫茶店に入ったり、夜も読んだりしてました。。。

    コレは私の感覚なんですけど
    パソコンで情報がサクサクッと得られるようになってから
    なんか、じっくり腰を落ち着けるのが出来なくなったように思いますね。
    気持ちが慌ただしい、、というか。
    読書って、とってもゆったりとした時間ですもんね。
    ゆったり読書したり、ぼんやりできる(昔ながらの)喫茶店が近所にあればな〜と思います。

    ちなみに、私も書店員さんのPOPにがてです。
    あまのじゃくだから、人から勧められるのうっとおしいです^^;。
    自分と本(作家さんや写植の大きさとか)の相性もありますしね。。。

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    つまみ Post author

    花緒さん、こんにちは。
    きめ細やかなコメントをありがとうございます!

    おおっ!花緒さんのところも三毛猫ですかっ!
    しかもメイちゃんとな!?姉妹みたいですね。

    ミィちゃんは、声をかけるとほぼ必ず返事します。
    にゃあにゃあよく鳴くのですが、それに対してこっちが「へ~」とか「そうなの」とか「よくおはなしするなあ」とか言っている間は黙り、それが終わると、またにゃあにゃあ言います。
    まるで会話をしている感じです。
    ・・って、なんかヤバいですか、私(^^;。

    私の「その女アレックス」の感想こそよけいな情報だったかも、というジレンマに陥り中です。

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    つまみ Post author

    鈴木 ゆう子さん、コメントありがとうございます!

    なるほど~。
    世代による文体や表現のしっくり加減ってあるのかもしれませんね。
    私も、気がつけば読んでいるのは年下の作家がほとんどです。
    向田邦子さんは、20~30代の頃に夢中になって読みましたが、その後はたま~に開く程度です。

    自分にフィットする世界を、過去に読んだ小説も含めてもう一度探すのもいいですね。

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    つまみ Post author

    アメちゃんさん、いつもコメントありがとうございます。

    続きや読みたくて喫茶店に入った経験、何度もあります!
    読書の醍醐味ですよねえ。
    そして、パソコンで情報がカンタンに入手できることに対する気持ち、同感です!
    ちょっと前に、ひとまわり以上も年下の知人がツイッターで「フィクションを読むことは他者への想像力のためにも今こそ必要だと思う」とつぶやいていて心に響きました。
    ピンポイントで迅速に必要な情報を入手することばかりに重きを置くと、思いがけなさとか忘れていた記憶や気持ち、視界の拡がりといった、想像力や余裕を生み出す原動力みたいなものが枯渇していく気がします。
    読書が全てだとは思いませんが、ぼんやりやゆったり、そして喫茶店での至福の時間そのもの、などの、読書に付随するかけがえのないものを忘れたくないなあと思います。

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    花緒

    「その女アレックス」は、最初に聞いたり見たりした時、あまり興味が沸かなかったので、まず読まないだろうなと思っていたんです。
    なので、お気になさらないで下さいね(^_^)
    それより、前に「うちには三毛猫メイちゃんがいます」とコメントした時に、「メイちゃんですか、姉妹みたいですね。」というお返事をいただいているんですが(T▽T)
    仕方ないですね(^^ゞ確かいどばたのほうでした。
    ミィちゃん、とってもお利口さんだと思います。
    うらやましいです、うちは今までに3匹飼った経験がありますが、(2匹が現役です)3匹とも少々おバカさんなんです。
    以前、野でお利口さんの猫に出会った事があり、同じ猫でもずいぶん違うんだな~と思った次第です。

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    つまみ Post author

    花緒さ~ん、本当に申し訳ありませんでした!!
    たいへん失礼なことをしてしまいました。

    ・・私、ヤバいかもしれません。
    実は、今週水曜日の「いろんな言葉」を飛ばしました。
    メンバーの方々はやさしく「ドンマイ!」と言ってくれたのですが、数日前まではちゃんと覚えていたのに、飛ばしたことを水曜日の夜に指摘されるまで、まったく気づきませんでした。
    その日は仕事でもなかったし、わりと家にいて、パソコンもしょっちゅう開いていました。
    ああああああ((((;゚Д゚))))

    次の「いどばた。」のテーマが決まったような(^^;

    うちのネコも脳内は凸凹だと思います(^^;
    猫じゃらしのおもちゃで遊んであげると、すぐ見失うのです。
    私の手からヒモがびろ~んと垂れ下がっているので、それをたどれば一目瞭然だと思うのですが、私を認識しながらも探し続けます。
    そこが可愛いんですけど(*^_^*)

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