3月2日はカレー記念日

カレー記念日

二重顎 ズームで観察日記かな

3月2日はカレー記念日

Jane

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カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
五七五七七形式で、下の句は「○月○日はカレー記念日」なので
上の句の五七五だけ送ってね!

日付は掲載日に変えさせていただきます。

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50代、男のメガネは

小豆島には行きづらい。

 

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ブックデザイナーの平野甲賀さんやその奥さんである平野公子さんと知り合って、けっこうな年月が経つ。最初はお二人が主催していた『イワト』というスペースで開かれる演劇やコンサートに出かけるだけだったのだが、時々そのお手伝いをさせていただいたりして、親しくお話をするようにもなった。

 

そもそも、平野甲賀さんは、僕が十代のころから大好きだった晶文社のロゴマークを作ったり、ブックデザインをしている方で、僕にとって何人かいるヒーローのうちのお一人だったのである。

 
 
ちなみに、僕の十年以上続く他のヒーローは音楽家の高橋悠治さんと詩人の藤井貞数さんで、このお二人とも『イワト』でお会いすることができたのだった。

 

そんな僕にとっての奇跡の場所『イワト』もいまは神楽坂にはない。一時、神田に場所を移した後、いまは小豆島で平野夫妻は『小豆島イワト』として活動されている。

 

そう、小豆島に移住されたのである。たしか、移住されてからもう二年ほど経つだろうか。移住される前にも一度甲賀さんにインタビューさせてもらい、移住してからも神戸で一度お会いした。そのときにも、「小豆島に遊びにいらっしゃいよ」と言われ、自分でもそのつもりは充分にあるのだが…。なかなか、行きづらいのだ。

 

音楽祭を開催されたり、島の若い人たちといろんなイベントを行ったりして、すっかり平野夫妻は小豆島での生活を楽しんでいるように見える(ツイッターなどで推察する限り)。そこへ、遊びに行くのは造作ないことなのだ。

 

しかし、なぜか踏ん切りがつかないのは、たぶん、僕が子供のころ毎年のように小豆島に遊びに行っていたからなのだろう。そして、僕の父が淡路島の出身で、島というものに対して想い入れを持っているからなのだろうと思う。

 

正直、小豆島で僕が経験した時間は何度かの夏休みののべにしても一ヵ月程度のものだろうと思う。どう考えても、平野夫妻が移住してからの時間のほうが数十倍多い。なのに、「遊びにいらっしゃい」と言われると、いやいや小豆島は僕のほうが昔から知っているのさ。なんて思ってしまうのだ。そこに「遊びにいらっしゃい」と言われる感覚がなんだか、とても照れくさいのだ。

 

我ながらなんてアホな感覚、と思うのだけれども、間違いなくこんな感覚が立ち上がってくるのだから仕方がない。みんなは、こんなふうに思うことはあまりないのだろうか。

 

僕の知っている小豆島は、すでに映画『二十四の瞳』の効果も薄れてしまい、観光客も減りつつあり、なんとか夏の海水浴客でもっている島というイメージだった。そして、僕はそんな島が大好きだったのである。

 

いま、小豆島に限らず、あちらこちらの島はにぎやかだ。芸術で村おこしに成功したところもあるし、若い人たちを集めて活性化することに成功しつつあるところもある。古くからの特産品をリニュアルすることで再びスポットを浴びているところもあったりする。

 

それはそれで、とてもいいことだと思うし、僕自身、そういうことをしてみたいとかつて思ったこともあるのだが、いやそれはそれで違うのではないか、という気もしていたりする。

 

ただ、それが広告みたいな仕事に関わったが故の感覚なのか、それとも、誰かがそれをやっていることへのやっかみのような気持ちなのか、そこがなかなか複雑である。

 

寂れていくものは、寂れていくがままにすればいいのだ、とも思っていない。みんなでセールスポイントを考えて、みんなの手で村おこしだ!という戦略に乗っかるのも嫌だ。

 

そう考えると、平野さんたちがやっているように、自分が穏やかに暮らせそうな場所を選び、その周辺の人たちと一緒になにか楽しめることをする。そうすることで、島全体が活気づいていく、ということは決して悪いことではないし、むしろものすごくいいことだと思えてくる。

 

なのに、「遊びにいらっしゃい」という言葉に、素直に「はい」と言えないのは、おそらく僕自身の身勝手な「小豆島ってそいう島じゃないんだよ」という感覚があるからかもしれない。なんだか、自分の友達が知らない間に誰かの親友になっていたという感覚に似ているのかもしれない。

 

だとしたら、僕は五十を過ぎているのに、なんと偏狭なのか。うん、きっとそうだ。これはえらいことだな。ということで、今年の夏あたり、小豆島へ行こうかと密かに思い描くようになったのである。

 

人間、四十を過ぎようが、五十を過ぎようが、あんまり若い頃とアホさ加減は変わらないのだと最近開きなおってきたのである。

 


 

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ネコのマロンとは?→

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植松眞人(うえまつまさと) 1962年生まれ。A型さそり座。 兵庫県生まれ。映画の専門学校を出て、なぜかコピーライターに。 現在、神楽坂にあるオフィス★イサナのクリエイティブディレクター、東京・大阪のビジュアルアーツ専門学校で非常勤講師。ヨメと娘と息子と猫のマロンと東京の千駄木で暮らしてます。

★これまでの植松さんの記事は、こちらからどうぞ。


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