Posted on 2018年10月9日 by ミカス

派閥(チーム) : 根菜と豚肉のきんぴら

ジムに通い始めて1ヵ月弱。
1週間に2回しか行けないということもあって(言い訳)、体重も体形も今のところ大して変わらない。
ただ、同じ曜日の同じ時間帯に続けて通うことで見えてきたことがある。
ジムの中に派閥(チーム)がある。

私が通っているジムは、公営施設の中にあって料金が安いということもあり、平日の昼間でもなかなかの混み具合。
使いたいマシンがなかなか使えないということもしばしばある。
そこである日、朝一番、オープンと同時に入ろうと思い立ったのだが…
オープンの9時半より少し前にジムの前に行ってみると、そこにはおばさんおじさんが列をなしているではないか。
しかも、朝から凄まじいエネルギーで、お喋りが止まらない。

オープンと同時にジムの中へなだれ込むおばさんおじさんを何とはなしに観察してみると、2つの大きな流れがあることに気づいた。
一目散にトレッドミルへ向かう流れとエアロバイクを目指す流れ。
そして、流れに乗ってマシンにたどり着いた人たちの様子を見ていると、この人たちが明らかにチームに分かれていることが見えてきた。
恐らく、このジムへ通ううちになんとなく仲良しグループが出来上がったのだろう。そして、毎回オープン前の行列の中でお喋りをしながらこっそりと面子を確認し、「よし、本日我々チームAはトレッドミルから」「チームAがそう来るのであれば、チームBはバイクから」などと暗黙の決定がなされているのだろう。そして、ある程度の時間そこで体を動かす(もちろんお喋りを楽しみながら)と、またもやチームで流れを作って別のマシンへ移動していくのだ。
たまにちょっと遅刻をしてくるチームメンバーがいると、既にエクササイズを始めているメンバーが「〇〇さん、こっちこっち!」と手招きをするという場面も見られて、「ああ、あのおばさまはチームBなのね」なんてわかったりするわけだ。

ちなみに、私のような一匹狼(私の場合は一匹豚か)ももちろんいるわけで、そういった人たちは、チームの流れの間を縫って、空いている筋トレマシンをひとつひとつこなしていくことになる。

私は団体行動が苦手なので、どちらかのチームに属するつもりはない。それでも、こういう場で初めて出会った人たちと仲良くなってしまう人たちのコミュニケーション能力の高さとエネルギーは凄いよなぁと思うし、ちょっと羨ましくもある。
チームに属することの安心感と厄介さ。私はそのバランスをとることが決定的に下手くそだから。
でも、チームの外側から観察するのもなかなか面白いわけで…。

そんなことに気を取られつつも、今のところはサボらずに運動を続けています。
本格的に運動している人から見れば準備体操レベルの運動量でしょうけれど、まずは「続けること」「やめないこと」が最大の課題。
「体を動かしたんだからいいじゃん」の屁理屈で食べすぎてしまいそうになること、いや、実際に食べてしまうこともあるけれど、その辺も改善しつつ、やめずに続けなきゃ。
というわけで、今日の一品は『根菜と豚肉のきんぴら』です。
根菜は食物繊維の宝庫。お通じを改善して、特に便秘気味の方はお腹の中も外もスッキリさせてくれる効果が期待されます。
また、歯ごたえのある根菜を大きめに切って調理することで、しっかりと噛む習慣も身に着けたいと思って考えました。

『根菜と豚肉のきんぴら』

1. ごぼうは皮をこそげ落とし、めん棒などで叩いて割れ目を入れてから3センチ程に切ります。
   その後、2～3分間水にさらします。
2. れんこんは皮をむいて縦1/4に切り、それを更に斜め切りにします。
3. 豚肉は薄切りのものを。一口大に切っておきましょう。
4. フライパンに油を引いて温め、まず豚肉を炒めます。
5. 豚肉の色が変わったら、1のごぼう、2のれんこんを加えて炒めます。
6. フライパンに、酒、砂糖、みりん、しょう油を加え、具材に絡むように炒め合わせます。
7. ごぼうとれんこんが食べやすい柔らかさになったら、ごま油少々を回しかけて出来上がり。
   ※根菜の固さはお好みですが、(特にごぼうが)繊維が強いものはなかなか火が通りません。
   　れんこんを少し薄めに切るとか、ごぼうをしっかり叩いて細めにの縦割りにするなど
   　工夫をしてください。柔らかくなり過ぎてしまうのも食感がつまらなくなってしまうので
   　ちょうどいい加減に仕上げてくださいね。(と、最後は無責任にしめてみる)

運動するために通っているのに、おばさんおじさんの言動が気になってしまう。そして、「あ、これミカ料にかけるかも」なんて浮かれてしまう。本来の目的とは別のことに興味が向いてしまうこの性格もなんとかしなきゃいかんよなぁ。

ミカスでした。

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