三つ葉のあの子・・・
電車で行きやすい美術館ということもあって、
昨年秋ごろから、中之島の香雪美術館★コチラ
によく行くようになりました。
お茶関連のわびさびなお道具を三密を避けて、のんびりと鑑賞するのは楽しいし
とっても面白いもの(当社比)を見つけて感心したりと、気持ちにゆとりができそうで嬉しいです。
展示室が非常にゆったりしてるので、落ち着くわ。。。
そこで、7月末に19時半まで見られるレイトショー的なものに行ってまいりました。暑いので、夕方家を出られるし、爽子は夏場、吸血鬼になるので(夜活動主義)都合がよろし。
3つくらいは、順路を無視して、また鑑賞してしまうお気に入りがみつかるのですが、今回はこれ。
「祥瑞州浜形鉢」
景徳鎮窯 17世紀 明時代末期
山水画と小紋柄とトリーバーチ(笑)のコラボ
州浜形というのですね。勉強になりました。三つ葉、三つ葉と
展示物の目録を探しておりました。
「祥瑞 州浜形鉢 其の壱」
三頭立ての騎馬が山を駆ける 木や 空には鳥が・・・
「祥瑞 州浜形鉢 其の弐」
連続の小紋柄、花にしては花弁がとがっている気がするなあ。
何だろう。。雪?輝きを表すなら水晶あたりかしら。(つぶやきです
「祥瑞 州浜形鉢 其の参」
この模様を描くのが一番大変でした。
トリー・バーチのようだ
どおしても、どおおおしても、絵手紙のモチーフにしたかったので、画像を
探す壮大な旅に出たのをここで告白いたします。
この絵てがみは、ぜひとも連作として送りたいと考えています。
この器には、なにを盛るのが似合うでしょう…。
お茶席の菓子器として使うなら、秋なら栗が似合いそう( ^ω^)・・・
むかしむかしあるところのお茶人さんが景徳鎮に
「こんな形の藍の染付を使いたいので作っていただきたい。。」と
オーダーしたのでは。。。なんて、想像の翼がひろがります。
いろいろと調べていくうちに祥瑞は「しょうずい」ではなく「しょんずい」と読むことがわかりました。
「へえ!」ボタン連打。
香雪美術館に誘ってくれた友人にださなきゃね!
ブルーの質が違うのがアクセントになるかな?と思って、ターコイズを使いました。
中之島香雪美術館では、10月末からは聖徳太子関連の展示があるようなので、それも楽しみにしています。
まだまだ、絵てがみに残しておきたい香合やお茶碗もおりおりに描いてみたいと
思っています。