嫉妬と怒りと倦怠感
新年度になりました。
わたしの仕事は学校の用務員です。学校の環境整備が仕事でトイレ掃除や草むしり、樹木の剪定、小破修繕が主な仕事です。基本的に二人職場です。

今年度から相方さんが異動により代わりました。わたしたちの仕事は相方さんと言ってもずっと一緒にいなくても分担すればできる仕事です。でも協力しなくてはいけない力仕事もあったりするし、休憩時間は部屋に二人だけになるのでそれなりに相性も大切だと思っています。
以前の相方さんは自分から一生懸命に動くタイプではなかったけれど頼めばなんでもやってくれる方でした。わたしの仕事についても特に何も言わなかったし、適度な距離間で仕事ができていました。
今度の相方さんは女性です。力仕事や高所での作業も多いので正直、女性通しだとやりにくいこともあります。相手の方も「女性が相方さんと聞いてちょっと驚きました」と言われました。
しかも彼女は昨年脳梗塞で数か月の間、休んでいたとのこと。仕事に関しても高所はダメ、10キロ以上の重たいものもダメというこの仕事に関してかなりの制限がありました。
彼女が悪いわけではないけれど、なんで相方が還暦過ぎ女性であるわたしの所だったのか?大きな組織の中の一コマだからなんとも思っていないのか?普通に考えたら力仕事も必要な職種で女性通し、まあ男女の差別はない職種なので仕方ないが、二人とも60前後で一人が力仕事できない。前任者は年齢は同じくらいだがベテランで背も高い男性。どう考えても今までと同じ仕事ができるわけがない。
わたしとしては色々と不安が多い新年度スタートとなった。
彼女の性格は良く言えば明るく元気、異動したばかりなのに誰とでも気軽によくしゃべる。
最初の数日は荷物が多いからと毎日のようにご主人が車で送ってもらい荷物まで運んでもらっていました。。
仕事でちょっとやりにくい作業ががあると「誰かに頼めばいいよ」「わたしはできないから」
と平然と言う。
またご主人が設備関係の仕事をしているとのことで「何かできないことあれば旦那呼んでタダでやらせるから」と言う。やったことのない仕事は「やったことないからできない」と言う。
「えー」と思ってしまったがもしかしたこれが賢い女性なのだろうか?
わたしは頼る人がいないことが多かったのでとりあえずは自分でなんとかしようと考える。
誰かに頼むのは本当にどうにもならない時。それも身内でなく第三者やその道の専門家に頼むようにしている。
今の旦那の介護のことで旦那の家族が誰も協力してくれないことでわたしは以前よりさらに人に頼むことが苦手となってしまった。
だからなんでも誰かに頼もうという彼女の態度に嫉妬しイライラしているのかもしれない。

やったことない仕事でもやりにくい仕事でも「とりあえずやってみよう」がわたしの信条である。
同じ職種でも彼女は正規職員で私は会計年度職員(嘱託)でお給料は全然違う。勤務時間はわたしの方が少し短いが仕事の内容は同じである。もちろんそれはわかっている上で勤務しているわけだが、給料の安いわたしの方が仕事の比重が多くなりそうなのは正直しんどく思ってしまう。
そして他の職員もとても忙しいのにできないことがあるとすぐに頼みに行く態度にも正直ムカついてしまう。緊急性のある内容なら仕方ないが、急ぎでもないのにすぐに誰かに頼みに行こうとする。
職場でこんな状態なのに帰宅するとマメオ君が待っていましたとばかりにわたしに色々頼んでくる。
あー心休まる場所がない(涙)やりたいこと。やらなければいけないことがいっぱいあるのに気が付くと毎日22時近く。ソファに座ると知らない間に寝落ちしている。
神様はわたしは何か悪いことしたでしょうか?

穏やかだと思っていた自分の性格が変わっていきそうです。
でも今年はやりたいことがいっぱいあるのでどこかで発散させて挑みます!