8月10日はカレー記念日

カレー記念日

猫の名を 息子の名で呼ぶ ボケっぷり

8月10日はカレー記念日

uematsu

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カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
五七五七七形式で、下の句は「○月○日はカレー記念日」なので
上の句の五七五だけ送ってね!

日付は掲載日に変えさせていただきます。

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50代、男のメガネは

怒ってはいけないらしい。叱るのだそうだよ。

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なんでもかんでも理由を求める不自由で哀しい時代になったもんだ。景色を見て、「絶景だなあ!」と声を上げるだけでは気が収まらない。どこへ行っても、なぜこのような地形が形成されたのか、ということを得々と解説するスマホ片手の輩がもっさりと立っておる。

 

広告の仕事をしていても、「面白いキャッチ」を求めるくせに、その説明が万人にわかるものでないと納得してくれない。みんなにわからないからこそ面白いんじゃないのかなあ、などとため息半分につぶやくと、「私はわかっているんですが、みんながね」とくる。

 

そういやあ、こないだ子育てを一生懸命にやっていて、なんなら子育てを人に教えましょう、子育ての苦労を語り合いましょう、というお姉さんから「いまどき、子どもを怒るのは時代遅れです」なんて言われる始末。

 

子どもは怒ってやってナンボのもんじゃねえか、と思うのだが、「怒っちゃだめ、叱ってあげるんです」だと。なんだそりゃ、と聞いていると、「だって、植松さんだって、子どもの頃、お父様に理不尽に怒られて、哀しくなったことあるでしょう」と言うので、「理不尽じゃなくても、親に怒られりゃ哀しいだろうよ」と答えたら、「でも、子どもの理解が違うんですよ」ときたもんだ。

 

曰く、子どもだって一つの人格なんです。子どものころから、一人の人間としてきちんと向かい合ってあげているうちに、人格形成が出来て、大人になっていくんです。

 

曰く、だからこそ、なにかいけないことをしたら、その理由をしっかりと説明して、叱ってあげる。そうすれば、本人も理解しながら、いけないことだと覚えるんです。

 

曰く、私自身、親の理不尽な仕打ちに翻弄された経験があるからこそ、これからの子どもたちにはそういう理不尽なことをしてあげたくないんです。

 

う〜ん、そうか。なるほど。それはよくわかるんだけども、なんだろう。この違和感。だいたい、人間って、理不尽なもんじゃないのかなあ、と思ったりする。特に親なんて本当に理不尽に子どもを怒ったり。昔はそんな親が多かったと思うんだが……。

 

だけど、怪我させるとか、罵倒するとか、そこまでいっちゃ言語道断だけども、そこまでいかない「叱る」じゃなくて「怒る」がそんなに悪いかね。

 

と、僕がいうと、「そういう方も多いですよね。だけど、時代が違うんです」と哀しそうな哀れむような目で見やがるわけですよ。そのお姉様が。

 

いや、だけどさ。と僕は思うのさ。世の中、理不尽なことしかないんじゃないの?と。物わかりのいい親だらけで、社会に出て初めて、物わかりの悪い理不尽な上司にぶつかったら、そいつつぶれちゃうよ?

 

いまどき、学校の先生だって事なかれ主義で、子どもを怒らせないように必死になってるのにさ。せめて、親ぐらい理不尽に立ちはだかってやって、時には悪者にならないとさ。

 

僕はなにかあったら子どもの話も聞いてやるし、時にはじっくり説明だってしてやるけれど、それ以上にこっちの気分も大事にして欲しいもんだと思ってるけどなあ。

 

だって、理路整然と子どもと話していても、「なんか腹立つなあ」と思ってる時には、それなりの理由が表面上何にもない会話の中に潜んでるもんなんだと思うんだよね。そんなのを抑えて、「怒っちゃダメだ、怒っちゃダメだ」と思っているって、どうにもおかしいと思うんだが、どうなんだろう。

 

じゃあ、そういう抑制しながら「怒る」のはいいとしても、親の都合だけで子どもに怒りをぶつけて虐待に発展したらどうするんです!という話になるんだろうなあ。それとこれは決定的に違うんだと思うんだけども、その説明はとても難しいなあ。

 

根っこに愛があるかどうかでそこは違ってくるんじゃないんだろうか……という話はちょっと難しすぎて、あれなんだが……。う〜ん、ごにょごにょ。逆に、あれじゃないかなあ。思わず、子どもを怒鳴りつけて、「しまった、こんなに子どもを愛しているのに、理由も説明せずに怒鳴りつけてしまった!」なんて自分を責めているおっかさんを増やしちゃってるんじゃないのかなあ、そのお姉様は。

 

だけど、世の中の親なんてみんなそんなもんだよって言ってあげたいけどね、そういう人には。と、書いてきて思いいたったんだけども、結局、親が子どものままなので、いちばん理想的な親の姿を教えてあげなきゃいけないってことですかね。

 

そうなると、それはそれで、また話が違ってくるのかもしれないなあ。あの、でも、これあれですよ。虐待の話とは別の話ですよ。念のため。

 

 

 

植松眞人(うえまつまさと) 1962年生まれ。A型さそり座。 兵庫県生まれ。映画の専門学校を出て、なぜかコピーライターに。 現在、オフィス★イサナのクリエイティブディレクター、東京・大阪のビジュアルアーツ専門学校で非常勤講師。ヨメと娘と息子と猫のマロンと東京神楽坂で暮らしてます。

 

★これまでの植松さんの記事は、こちらからどうぞ。

 

 

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コメント、ありがとー!

  • 青緑

    こんにちは。
    子供が小さい頃は、怒ったりしてましたわ。だって、子供が理不尽なんだもの。出産間近まで大人ばかりのセカイにいたOLあがりの私には理不尽だらけの子育てでした。当の私ら両親も思えば精神年齢が低く、よく育てわって感じです。精神年齢低い親が理不尽2人を育てるのに理路整然説明する余裕などあるのなら、好きなテレビでも見ながら楽しく食事をゆっくり味わって食べる時間のほうが、よっぽど大事だと思いますね。お姉さん、説得力に欠けてます。

  • uematsu

    uematsu Post author

    青緑さん
    しかし、世の中、生きづらくなったもんだなあ、と思います。いろいろ。

  • nao

    こんばんは。

    親としては子どもをちゃんと叱りたいところなのですが
    共に生活している者としては
    人ってこんな時にこんなに怒るものなんだって
    見られてしまうのは仕方ないし、そう悪いことでもないような気がします。

    いずれにしても、子どもの精神年齢が親に追いつく頃に
    ああ、うちの親も不完全なもんだったなーって思うんでしょうね。

  • uematsu

    uematsu Post author

    naoさん
    怒りたい親なんていないと思いますからね。
    なので、それぞれ一生懸命やれば、それでいいんじゃないでしょうか。
    と思うんですが、なんか、ねえ。

  • こたつ

    こんにちは。

    確かにその言葉、子育ての指南書で何度もみました。そのたびに自分を反省してます。

    が、自分のことで振り替えると、
    「そんな親じゃつまんなかったろうなぁ」と感じます。
    理路整然とプログラミングされたロボットに育てられてるみたい。

    ヒステリックに怒る母親と、無口で居るだけで怖い父親…
    確かに怒られて、哀しい悔しい思いもしたけど、いつの頃から、「親も人間だし頑張ってたんだよな」と受け入れられて労れるようになった気がするのですが。

    理路整然と理屈を説明させられるかと思えば、空気まで読まなきゃならないという、ほんと、大変な世の中ですよね。

  • uematsu

    uematsu Post author

    こたつさん
    ほんと、理路整然とした説明を求められますよねえ。
    そして、空気読まなきゃいけませんよねえ。
    ほんと大変だ。
    疲れますねえ。
    今日も疲れた。
    なんか、うまいもんでも食いに行こう。

  • 青緑

    叱るのは面倒だけど、怒るのは身に任せ言いたいこと言って気が済んだらおしまい。わたしです。自覚してるだけ、良しということでいいでしょうか。空気読まない集団になりましょう。認め合えば大丈夫。美味しいものが解決してくれます。

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