4月25日はカレー記念日

カレー記念日

両親の 命日をもう 忘れかけ

4月25日はカレー記念日

月亭つまみ

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カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
五七五七七形式で、下の句は「○月○日はカレー記念日」なので
上の句の五七五だけ送ってね!

日付は掲載日に変えさせていただきます。

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50代、男のメガネは

「おばさんになると人の話なんて聞きゃあしねえ」とおっさんは言う。

 

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世の中、絶対という話はなかなかないのである。なかなかないのではあるが、「なるほど、そりゃそうだ」とうなづける話はままあるもので、女ってもんは、おばさんになると本当に人の話を聞いちゃいない、という説には「お!その通りだ!」という声があちらこちらから聞こえてくる(と確信している)。

 

もちろん、そんなことを言うと「暴言だ!」という黄色い声も聞こえてくるだろうし、なかには「まあ、一概にそうとも言えませんぜ」なんていう物わかりの良さげな男性の声も聞こえてきたりする(かもしれない)。

 

でもまあ、いちばん多いのは「そんなの、おっさんも一緒じゃない」というおばさんからの声なんである。こちとら、実際にそんな声を浴びせられているから、知っているんである。世のおばさんはそういう人が多いのである。

 

実はよくよく考えると、こちらが言っているのは「おばさんは話を聞かない」ということをおっさんの立場から言っているのであって、おっさんも話を聞かない、というのとはまた別の話なんである。

 

おばさんは話を聞かない、という説に対して、イエスかノーかなのであって、「おばさんは話を聞かないね」という説に対して、もうこの時点で冷静に反応してないってことになるのである。いやまあ、この時点で、きちんとおばさんは人の話を聞いてないってことを自ら実証しているのである。光三郎ふうに言えば、なのであーる、なのである。

 

いやこの話、確かに、おっさんだって人の話を聞かない人が多いのは知ってるんだが、僕の感覚で言うと、やっぱり、おっさんよりもおばさんの方がなんとなく多い気がするんだなあ。そして、そのことをとやかくいうよりも、それがなぜなんだろう?ということを素朴な疑問として提示したいのであります。

 

これまでも、飲みの席などで勇気を振り絞って話題にあげようとしたことはあるのだけれども、だいたい「おっさんだって同じじゃない」という切り返しで終わってしまうのだった。かといって、夫婦間でこれを話題にあげるほどの勇気はないし、おっさんもおばさんも人の話を聞かないね、というふうにすると、ちょっとばかり違うような気もするんだなあ。

 

いや、こわい。こわいけれども、これホントに素朴な疑問なんです。まあ、「おっさんのほうが」じゃなくて、「おっさんこそが、人の話を聞いてない」ってことなら、そもそも成り立たない話題だし、男から見ると女が、女から見ると男が、という話ならそれはそれで論点が違ってくる。

 

それなら、とあえて、危険な話題を提示してみたのです。どうですか、やっぱりおばさんは人の話を聞いちゃいませんか。それとも、おっさんの方が聞いてないのか、人によるって話なのか。

 

個人的な見解でいうと、男も女も歳をとってくると独善的になりがちで、特に女性の場合はその傾向が強い、と僕なりに客観的に思っているんですが、どうでしょう。

 

勘違いかなあ、なんだか、えらく怒られそうな気がしてきた。こんなこと書いてる時点で、あんたこそ人の話を聞く耳をもっちゃいないのよ!なんて言われそうな気もしてきて、かなり心臓がキュッなんてるんですが、まあ、それはそれで。もちろん、全員がそうだなんて一言もいっちゃいませんよ、という大前提で。

 

書いといてなんだけど、男にも人の話聞かないやつはそれなりにいるなあ、なんて何人ものおっさんの顔が浮かんでは消えているんだけども(笑)。まあ、それでも、同時に浮かんでくるおばさんの顔のほうがキャラが強烈で、押しが強くで、人の話聞いてないオーラが半端じゃないんですけどね。

 


 

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植松眞人(うえまつまさと) 1962年生まれ。A型さそり座。 兵庫県生まれ。映画の専門学校を出て、なぜかコピーライターに。 現在、神楽坂にあるオフィス★イサナのクリエイティブディレクター、東京・大阪のビジュアルアーツ専門学校で非常勤講師。ヨメと娘と息子と猫のマロンと東京の千駄木で暮らしてます。

★これまでの植松さんの記事は、こちらからどうぞ。


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コメント、ありがとー!

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    nao

    私も聞くのが年々億劫になってます。
    そんなに聞かなきゃいけないことも沢山ないですし(笑)
    なんでかなーと考えると、今人の話を聞かないオーラを出しているおばさんも
    若い頃は控えめに、どんな人の話もじっと聞いていたのではないかしら?(ホントに頭に入っていたかどうかは別として)
    年代的になのか生まれ育った地域柄か、目上の人には口答えしないように育てられました。
    あんだけ聞かされたんだもん、もういいだろ!
    話したいこと話さないとそろそろお迎えが来ちゃうもの(笑)
    ということで、私も人の話を聞かない(聞かなくなった)おばさんです、よろしく!!

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    uematsu Post author

    naoさん
    こちらこそ、改めてよろしく、です。
    人の話を聞かない、というだけじゃなく、人の話を聞かないくせに、あれこれ話し続けることで、「人の話を聞いちゃあいない」という最強のおばさんイメージになるんじゃないでしょうか。
    うん、そんな気がしてきた。
    なので、話を聞かないだけのおっさんやおばさんは可愛いもんなんです、きっと。

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    ぶんぶん8

    男対女で話をしている場合、お互いに『相手が話を聞いていない』と思うのは、同じことを聞いていも興味の対象?考え方?が違っていて、共通の理解が得られにくい、ということがある気がします。
    『話は聞いているけれども、相手が期待する聞き方が出来ない』ことが多い。

    対して女同士の場合、よく感じるのは、女の人は話の途中で何かに気を惹かれると、本筋のことはどうでもよくなって、枝葉の方にどんどん行ってしまう人が多い気がします。
    『いや、いまその話じゃないんですけど』ってなかなか言えないので、特に仕事の用事で本筋に戻ってもらう必要のある時は、少し時間をおいて違う方向からアプローチすることにしています。

    男同士は分かりません(笑)

    ま、いろいろな人がいて、気付かされることも多いです。
    それで上手く世の中が回っているのでしょうね。

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    uematsu Post author

    ぶんぶん8さん
    男同士はどうなんだろう。
    男同士の場合は、「こいつ、話きいてねえなあ」と思うことは意外に少ないです。
    それよりも、「お前、いま話すり替えただろう」とか、
    「なんだよ、結局やるきないのかよ!」とか、
    そんなふうに思うことのほうが多いかもしれません。

    特に、団塊世代あたりから上は、
    「よっしゃ、任せとけ!」的な反応をするくせに、
    あとは知らんぷりだったり、実際は任せとけと言うほどの実権がなかったり。
    まあ、いくつになっても、ええかっこしいなんのかもしれませんね。

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