11月13日はカレー記念日

カレー記念日

失敗を したくはないが せなわからん

11月13日はカレー記念日

都忘れ

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カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
五七五七七形式で、下の句は「○月○日はカレー記念日」なので
上の句の五七五だけ送ってね!

日付は掲載日に変えさせていただきます。

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なんかすごい。

S.M.ソング

 

 

 さっき、庭で今年初めてのセミがなきだしたので、セミの認識ではこのあたり梅雨あけということらしい。さっきというのは、7月19日の10時頃のこと。

ふしぎなもので、梅雨のあいまに晴れて暑い日があっても、そういうときはなかないでいる。
今年なんか関東はからっからの梅雨だったので、毎日梅雨の晴れ間みたいなものだったのだが、ちゃんと間違えないでいた。
さすが一週間のあいだに子孫をのこそうというだけあって、たいしたもんだねえ、なんでわかるの、と聞きたいけれど、セミが答えたらほんとうは7年前に決まっているのって言うかもしれない。

 

 

 いまスーパーに行って帰ってきたところだ。
店内に入ると、鮮魚売り場のところから聞いたことのないいさましい歌が流れてくるので、遠巻きにして聞いていると、うなぎのテーマソングだった。新手のS.M.(スーパー・マーケット)ソングだ。
曲調は、ほがらかスタイルが主流のS.M.ソング界においては異色の、ロマン歌謡と特撮戦隊ものの主題歌を足しっぱなしたような感じで、侠気のある歌声が店中にみなぎっている。

 

 きーりーしーまー ゆう!すいうーーなぎーーーーー
(ドードードードー シッ ミーソーーミラーーーーー)

 

思わず聴音してしまったではないか。うなぎはうなぎでも霧島だ。

野菜をながめるふりしてなおも聴いていると、歌詞にちりばめられる「誇り」「薩摩」「こだわり」といったキラーワードの数々、太くつややかな、それでいてやんちゃさをも感じさせる声質。

 

むかしは悪さもしたし女も泣かせたけど、今は地元でうなぎ一筋。気はつえーけど、いつも笑って支えてくれる嫁には感謝してる、第一人称が「自分」の38歳。娘がひとり。
自分にうなぎをイチから教えてくれた鰻師のオヤジたち日々リスペクト。
日本一のうなぎ、みせてやるぜ。LOVEう・な・ぎ。

 

以上が私が脳内に描いたイメージ上の歌い手である。

 

 

 家に帰ってきて検索したところ、鹿児島にある鰻製品製造会社のテーマソングで、あんのじょう動画があった。
ネット上ではさまざまなひとがこの歌に言及しているけれど、歌詞をのせているものが見当たらなかったので(探せばぜったいあるんだろうけど)書き起こします。これは1番の歌詞。

 

 

魂込めて 育て上げた

南国薩摩の心意気

熱き炭火で焼き込んで

じっくりふっくら蒸し上げた

四度のタレをかいくぐり

焼—きー上—げるーー

 

ほいほいほいほい(かけ声)

 

薩摩の、想、いをーーー(ほいほいほいほい)

旨いタ、レに、込めーーー(ほいほいほいほい)

こだわり、のウ、ナギーーーー(ほいほいほいほい)

きーりーしーまーゆう!すいうーなぎーーーーー

 

 

霧島(鹿児島県)=薩摩隼人=九州男児=侠気。

みどころとしては、熱い、ではなく「熱き」炭火で、としているところに、精神性高めてこうという強い指向を感じる。
そして、「薩摩の思い」ではなく「想い」、うまいタレに「旨」の漢字をあてたわたしの魂を察してもほしいです。

薩摩の〜からのメロディは、JITTERIN’JINN(←どうでもいいがカタカナでタイプしたら一発で変換して仰天した)の「夏祭り」っていう曲を想像してもらったらいい。夏ってこういう感じなのか。

 

 

2番は(2番もある…)、

 

うなぎとともに朝をむかえ

うなぎとともに日が暮れる

 

とはじまっている。寝てもさめてもうなぎだよということが言いたいのだろうが、仕事柄うなぎと日が暮れることは想像に難くないにしても、うなぎとともに朝を迎える必然性はよくわからない。

 

 動画は、冒頭物語風になっていて、それは、いまはサラリーマンをしているらしい男が、ひさしぶりに鰻を食べて、鰻師だった過去を思い出す…というものである。

 

男は疲れた様子で帰宅、食事のしたくをする妻が
「ねえ、今日は何の日だか知ってる?」
と聞いても、「え?」と冴えない返事。
すると、妻は「じゃじゃーん、土用の丑の日なのだ。」
と鰻丼を差し出す。
「昔はよく食べてたのにね。」という妻に、ちいさな娘が
「えー、そうなの?」とかえすと、妻は、
「そうよー。お父さん、昔は鰻師だったんだから」
と言うのである。

食後、男はひとりでタンスの引き出しをあける。そこには「霧島湧水鰻」と大書きされたTシャツが、きれいにたたんでしまわれていた…。

ここで音楽スタート
篝火にうかびあがる男たち(鰻師のTシャツ着用)
飛び散る汗、熱い血潮。
太鼓、そして歌

 

とこういうぐあいである。

このストーリーについて、動画についていたコメント欄に、
「この男は今は本社勤務で、現場に出ていた昔を懐かしんでいる、だといいな。」という書き込みがあったが、わたしは違うと思う。

 

なぜなら、男は妻に、
「今日何の日だか知ってる?」
といわれて、なんのことだかわからず、鰻丼を目にして初めて、ああ、丑の日か、と気付くのである。
本社勤めだとしたら決してこういうことにはならない。そもそも、鰻の会社に勤めていながら鰻を見るのもひさしぶり、というのも不自然ではないか。

男はかつて鰻師としてプライドをもって働いていた。しかし、鰻減少のおり、鰻師の収入で家族をやしなっていくのは容易ではない。
結婚して数年、妻の妊娠を機に、悩んだ末に転職を決意、今は県内企業の営業職のしごとを得て、市内で暮らしている。
ローンを組んでマイホームも手に入れ、娘も来年からは小学生だ。
これでよかったんだと思う。思うが…

 

おそらく、こういうことだ。ともに汗を流した仲間、充実したかつての日々、捨てられずしまいこんだTシャツ…。

動画の最後では、Yシャツの下にくだんのTシャツを着込んだ男が、なにかふっきれた様子で朝出勤していく様子が描かれる。
これはどういう意味なんだ。たとえいまはサラリーマンでも、身のうちに滾る鰻師スピリットは忘れないというメタファーか。

 

なにやら消化不良の思いがするので、続編を考えた。

 

それからしばらくして、妻が男に切り出す。
「ねえ、ほんとうは戻りたいんでしょ?鰻師。」
「え…」
「いいよ、戻りなよ。みんなで霧島帰ろう?」
「無理だろ、今さら…この家だって…」
「生活なんてなんとかなるよ。来年ユカ(娘)が小学校に入ったら、私もパートにでれるしさ。」
「夏美(←妻)…」

夏美、立ち上がってタンスからTシャツを取り出し、
「これ!(男の胸に押し付ける)これ以上おなかでっぱって着れなくならないうちに、もう一回がんばってみなよ。ユカにも、まさくん(←男)のかっこいいとこみせたいじゃん!」
「夏美…!(男泣き)」

場面切りかわり、すっかり精悍さを取り戻した男の働く姿。それを見つめる少し成長した娘。娘の姿をみとめた男が目を細めて手を振る。
「もう、お父さん、お弁当また忘れてる!」
「おー、わるいわるい!」

娘「ねえ、今日何の日か知ってる?」
だまってにやにやする男。
「お母さんが、今日は早く帰ってきてねだって!」

 

 

 

どうだ、わたしの中のマッチョを総動員してつくった。
第2弾を作るときにはぜひ参考にしてもらいたい。

 

 

 結局うなぎは買わなかったので、あの歌に販促効果があるのかどうかは未知数なわけだが、うっかり午後中うなぎの一家のことばかり考えて過ごしてしまった。
しかも土用の丑の日かー、と思って帰ってきて調べてみたら、ぜんぜん今日じゃないじゃないか。ある種の詐欺か。

このうなぎのテーマソング、関西では「鰻師の蒲焼きバージョン」というのが流れているらしいが、もう関東の一家でわたし手一杯なので、検索しない。どなたかにおまかせしたい次第である。

 

鰻の動画のリンク→

 

 

byはらぷ

 

 

 

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コメント、ありがとー!

  • たこ焼き

    初めまして! 

    霧島市に住んでいるので、「きりしま???」と、興味津々で読みました!
     
    歌知らなかったです。(会社は大分県なんですね)

    こちらでも聞けるのを楽しみにしてます♪

  • ジャスミン

    動画 見ました!!「熱い男たち」に弱い私 泣けたわぁ~
    「アルマゲドン」みたいな「バックドラフト」みたいな感じ?
    折角なら もっとマッチョでワイルドな感じなお父さんだったら
    もっとグッと来たのになぁ~ そうねぇ阿倍寛とか(*^_^*)

  • まぁ

    はらぷさん、こんにちは。
    ついバスの中で読んで笑ってしまった私ですが懲りずにYouTubeも堪能。
    鰻師恋チュン☆まで見てしまいました。

    ほほー、この人が夏美さんか(違う)この子がユカちゃん(だから違うってば)とすっかりはらぷ劇場にはまりまくりです。

    そして近所のスーパーに行くと…売ってました、霧島湧水鰻!
    山田水産全国シェアですね。

    そうか、これがまさくん(だから!)が丹精込めた鰻、と思うとつい手にとってしまいまんまと今夜は鰻丼です。
    歌というよりはらぷ劇場に販促効果があったかも?
    あ、鰻は普通に美味しかったです。

  • はらぷ

    はらぷ Post author

    たこ焼きさん
    はじめまして!わーいコメントありがとうございます。

    たこ焼きさん、霧島市におすまい!
    な、なにやらお恥ずかしい…!

    なんとあの会社は鹿児島の会社ではない。
    なんだとう。あれだけ薩摩だの南国だのいっておきながら…

    …大分!!

    南国ちがーう!!

  • はらぷ

    はらぷ Post author

    ジャスミンさん
    こんばんは!
    わー、ご覧になりましたか!熱い男たちの飛び散る汗を。
    でも「アルマゲドン」か「バックドラフト」って、どっちも見たことないので推測ですが褒めすぎじゃないですか(←何様なんだ)

    そうなんですよ、お父さん、歌のイメージと比べるとちょっと気弱、っていうかくたびれてんですよね。
    そこは脳内で補正です。
    しかし、しかしですよ…阿部寛は…ワイルドなんでしょうか…(大好きですけど)

  • はらぷ

    はらぷ Post author

    まぁさん
    こんばんは!バスの中ではたいへん申し訳ございません。

    うおー、写真まで!ありがとうございます!
    そうですそうです、私が見たスーパーの売り場もこんな感じでした。

    私の脳内劇場により、うなぎの売上げが…聞いてますか山田水産?

    昨日の土用の丑の日、私はといえば…食べていません!(おい)

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