ノーメイクでも白髪でも
こんにちは。言いたくはないけれど、暑いですね毎日…！！
かと言って、冷房ギンギンの場所にいると、お腹を壊してしまうので調節が難しいです…。
さて、去年の秋に「美はランダムヘアにあり」という記事で、
「服は普段着でも、ヘアメイクがキマっていると格好いいのねーいいなー」という話をしたのですが、
最近になって全く逆パターンのケースに出会いました。
今回はちょっと「着回し」とは直接関係ないのですが、その話を。
先日、夜更かしをしていた時に偶然、NHKのSWITCHインタビュー 達人達（たち）「杉野希妃×石内都」の再放送を見ました。
「眠いし、そろそろTV消して寝よう～」と思ったのですが、70代の女性写真家・石内都さんを見た瞬間、目が釘付けに。
第一印象はノーメイクにピョンピョンはねた白髪、回覧板でも持ってきそうな近所のおばちゃん、という雰囲気だったのですが、
職業柄なのか、話し方がとにかくテキパキ、キビキビしている。自宅にデヴィッド・ボウイのポスターを飾っているのもお茶目。
（なんとなーくCometさんの20年後を想像したのは内緒）
服装も、この日は細部までデザインが凝ったグリーンのトップス。
別の収録日にはパープルのトップスで、どちらもシルバーヘアにマッチしています。
ヘアメイクに凝らずとも、服装や姿勢、喋り方でいくらでも人は魅力的になれるんだなあ…。
「遺品や傷痕を撮る」という、彼女の作品にもスタイルにもすっかり魅かれてしまい、
後日あちこちのインタビュー記事を読み漁ったのですが、ほぼ日のインタビューでも
ロックなファッションをしていました。私の母と同世代でこの服装、格好よすぎるぜ。
写真をそのまま載せていいか悩んだのでスケッチをしたのですが、描きながらも惚れ惚れしてしまいました。
指ぬきグローブ、ブレスレット、時計、腕まくりをする度に表情を変えるシャツ…。
インタビューを読んで石内さんの写真への想いも受け止めたので、
今度は彼女の写真を間近で見てみたいものです。
あと、まねっこして重ねづけできるブレスレットとか探してみたいなあ。
よろしければ、こちらのインタビュー記事もどうぞ。
フリーダ・カーロの遺品を撮影した時の話です。
追記：石内都さんの写真展が今冬、横浜美術展で開催されます。
なんというタイミング！絶対行こうっと。
石内 都 肌理と写真 ｜ 横浜美術館 2017年12月9日（土）～2018年3月4日（日）
☆絵日記ブログにも時々服メモを載せています
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ジャスミン
芸術家の女性って 独特のスタイルがあってカッコいいですよね！
以前、知人の個展で絵を描かれる70代？80代？の素敵なお姉さまにお会いしました。
髪型は白髪でムーミンのミーのような、お団子ヘア。服装はフレアロングスカートで
真っ赤な色合いのパッチワーク（プリント柄？）にゴツイ、ミドルブーツ。
上はシンプルなTシャツだったかな…（下半身が格好良くて、覚えがあんまりない）
年を重ねたら 無難な服装より、突き抜けてる方が断然カッコいいと思います！
れこ Post author
ジャスミンさん、こんばんは！
白髪でお団子、赤のスカートにブーツ…。
すごくイメージが湧きます、そそられます！！好みだ～(*゜∀゜)=3
アートを生み出す人、アートが好きな人、表現者であることが
ファッションも含め、自分のスタイルを創り出すのでしょうか。
カッコいいな～、ため息ばっかり出ちゃいます。
Comet
うわあ、石内都さんから「私の20年後」を想像してもらったなんて、感激だー！！！
光栄すぎるー。ありがとうございます！
石内さんみたいな、かっこいいババアになりたいぞー。
れこ Post author
Cometさん、こんにちはー。
おお、Cometさんは石内都さんをご存知でしたか！
20年後のCometさんに取材のオファーが来たなら（なんの取材だ）、
こんな感じだろうな～、なんて思いながら見ていました。
どのインタビューだったか失念しましたが、撮影用グローブもきちっとはめているのに、
「今日はカメラ持って来てないの。撮影する気分にならないと、数か月はカメラを持たないこともあるの。」
と答える石内さんに、「ガチのかっこいいババア像」を見ました。キュンとしました。