(19)あいつら年下かよ
最近、スカパーで昔のドラマや映画を見ているのですが。
どうしても役者さんの年齢が気になります。
『太陽にほえろ!』。
裕次郎のボスはいったい何歳なんだろう。
貫禄たっぷり。きっと50歳ぐらいかな。(…検索…)
裕次郎はシリーズ開始時には30代だった! 30代だった! 30代だった!
じゃ、じゃ、じゃあ、渋くて、色気があって、チョーかっこいい山さんはいったい何歳なんだろう。
(…検索…)
山さんはシリーズ開始時には、今の私より年下だった! 年下だった! 年下だった!
ひゅるる~
昔の物語の中で描かれる「大人」。
その年齢になってしまった「自分」。
そこにある大いなる乖離。
これは、自分が自分の年齢を自覚できてない問題
(脳内感覚年齢→カリーナ部長のブログのこんな記事)も、
もちろんあるのですが、それ以外にも、世代的なものもあるように思います。
たとえば、結婚適齢期。
昔はクリスマスケーキになぞらえて、
25歳が売れ残り、という言い方がありましたよね。
あれっていつまでだったんだろう。
岸本加代子主演の『27歳・LOVE気分』(1988年)というドラマでは、
28歳で結婚してないと、完全にオールドミス扱いだった記憶があります。
でも今じゃ、28歳独身女性なんて普通も普通。
寿命がのびたということもあるのでしょうが、
「大人はこうあるべき」「女性はこうあるべき」という縛りが少なくなってきた
ということなんでしょうね。
悪く言えばモラトリアム。良く言えば選択肢が増えた。
明治の人の年齢は七掛けするとイメージしやすいそうですよ。
明治時代の42歳は今の60歳なんですって…!
明治時代はともかくとして、こんなふうに加速していったのは、
いつごろからなのか。
『太陽にほえろ!』は70年代。
70年代と言えば、
鳳蘭がトップスターに就任したのは入団7年目ですよ。
(おっと、またヅカネタだよ)
今じゃ、ありえません。
大人っぽいと言えば、杜けあきがトップスターに就任したのは入団10年目。
すっごい貫禄で、映像で見て驚いたものです。
今じゃあ、入団10年目のトップスターは「フレッシュ」「若者」扱いですからね~。
杜けあきの就任は90年頃。
そういえば、ここ20年ぐらいで、大学の学部生の学力が高校生並みに、
大学院生の学力が学部生並みに落ちている、と聞きました。
(私の知り合いの大学院生や大学の先生が言っていることなので、
定説かどうかはわからないのですが)
この20年ぐらいで、急激にモラトリアムが進んでいる!
という仮説、どうかしら??
90年代の映画『Shall we ダンス?』。
くたびれたサラリーマン役の役所広司。しかも課長。
役所広司はこのとき40歳!
ちなみに、あの強烈な竹中直人も、このとき40歳なんですって!
こいつらも、年下かよ! かよ! かよ! かよ!
ふぇんふぇん
あはは~!
プリ子様と同い年かつ宝塚ファンなので思わず受けちゃいました(笑)
鳳蘭って5年目でトップさんになったんですか??
今じゃ新人公演の主演も張れないですよねぇー。
10年目のトップさんもめっちゃ若い!イメージですよね。
今だとまさおちゃんが若いとか言われてるくらいですもんねぇ~。
Shall We ダンスの竹中直人が40歳…ショックですよね(汗)
プリ子 Post author
ふぇんふぇんさん、コメントありがとうございます!
宝塚ネタに反応していただけてうれしいです❤私が応援してるジェンヌさんもダックス飼ってるんです~
鳳さん、7年目の間違いでした、すみません!でも早いですよね。
まさおくん今何年目でしたっけ…
しかも今日は入団11年目のフレッシュな明日海さんのお披露目公演初日でした、狙ったわけではないです(((^_^;)
おつ
こんにちは。
私が社会人になった頃(昭和53年)は定年退職が55歳でした。
新入社員の私から見たら、ずいぶんおじーちゃん、おばーちゃんという印象でした。
あらあら、自分はとっくにその年齢を超えちゃってる。
そのことに・・・が・く・ぜ・ん!! です。
石原裕次郎、美空ひばり、どちらも52歳で亡くなっている。
そのことにも・・・が・く・ぜ・ん!!!
プリ子 Post author
おつさん、コメントありがとうございます!
定年ってそんなに早かったんですか。
裕次郎もひばりも死んだのはそんなに若かったんですか。
が・く・ぜ・ん、です!!
いやー、ひばりが死んだときを覚えていますが、
60歳以上だと思ってました。。。。
若いときは年上の人の年齢がよくわからないですよねえ。
あと9年で私、裕次郎やひばりのような貫禄は出ないです~^^;