「自分の年齢」の取り扱い方に、慣れる。
♥ 元祖「どうする?40代からのファッション&生き方」過去記事再掲 ♥
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パソコンだってスマホだって、
自分の分身のように自在に使いこなすには、
「慣れ」とか「習熟」とか、
「失敗」とか「試行錯誤」とか、
「実地訓練」が必要です。
それと同じように、実は、
「自分の年齢」の取り扱いにも
失敗や試行錯誤や慣れや習熟や実地訓練が必要なのです。
だーれも教えてくれなかったけど、
わたしゃ、いまになって、それが、わかりましたよ。
進学や就職までは、
親や学校やリクナビやマイナビや
会社の上司や先輩が
「一人前になるんだぞ」と手取り足取り、
叱咤激励、指導鞭撻してくれますが、
「年齢の取り扱い方」に説明書はない。
もちろん、アンチエイジングの方法や
偉い人の書いた「老いの○○」という本はあるけれども。
おそらくだれもが、
40代前後から何とはなしに、
日常のあらゆる場面で
「自分が、いままでの自分ではなくなっていくような感覚」
「おばさん、という希望なき領域に踏み込んでいく恐れ」
「女としての表舞台から去るような寂しさ」を感じる。
・・・これらの感覚との折り合いのつけ方、
これらの感覚を持て余しながら
居心地悪く若者と会話するときの
自然な身の処し方。
オバサン度の適度なアピールは必要なのか。
「痛い」ってのは、そもそも何なのか・・・など。
一見、ささいな居心地の悪さに直面し、
そういうものか、と思いつつもションボリする。
実は、こういったもろもろを感じはじめたとき、
「自分の年齢」の取り扱いに習熟するための
孤独なトレーニングが始まっているんです。
居心地の悪さを感じるときは、
まだ、「自分の年齢」の取り扱い方が
よくわかっていなくて、
自分自身が困っている状態だったんだなあ。
いまになってそう思います。
スマホを買ったばかりのころ、
メールの送り方がわからないのと同じようなものだったのです。
試行錯誤。実地訓練。習熟。そして一心同体へ。
そう考えると40代のトレーニングが、一番、大変なのかも。
わたくし、51歳になり、ずいぶん、取り扱いに習熟してきました。
これからも創造的なトレーニングをしたいです。
「どうする?40代からのファッション&生き方」
2012.11.19「自分の年齢」の取り扱い方に、慣れる。 より~
※ 写真のスマホケースは
中島慶子さんのデザインです。こちらで購入可能です~ → ♪♪♪ ♬♬♬