うさぎのおんなのこ
今いるうさぎは雌です。ペットショップでしっかり大きくなっていたので間違いようがありませんが、3ヶ月くらいまでの小さいうちに飼い始めると雌雄がわからないことがあるようです。
雌だと思って名前もつけてかわいがっていたら雄だったと驚いていた友人もいます。(ペットショップからのうさぎではないです)
今まで飼ったうさぎをみていると、雄は運動量が多くて思わぬところに飛び乗りますが、ホリホリ行動は雌のほうが念入りかもしれません。
雄は縄張りを拡くしていき、雌は深くしていく印象もあります。
先代の雄うさぎは新しいところにぐいぐい行っていましたが、今のうさぎはとても用心深いです。そしてケージの中などの濃い縄張りに不用意に手を入れたりすると攻撃してきます。
下僕はお世話係として認識されてからは攻撃されなくなりましたが、ケージに手を入れるときは声かけするようにしています。
自分と反対の性によりなつきやすいようでもあります。今の雌うさぎは夫LOVEで、遊ぶとき私は眼中にないかんじでした。先代の雄うさぎは私の横でくつろいだ様子を見せ、夫がうさぎの縄張りに入りすぎるとスプレイ(オシッコですね)をお見舞いしていました。うわあっという声で振り向くとうさぎのお気に入りのソファに座っていた夫のチノパンの裾にきれいな放物線が描かれていたりしました。
まあ、性別関係なく懐くうさぎもいるので、個体差のほうが大きいのかもしれません。
最近は性別のことをあまり言わなくなり、ウサギの雄雌もうっかり決めつけてはいけない気分になってしまいます。
もしかしたら動物にも性認識にグラデーションがあるのかも。
しかし、雌ウサギには毛をたくさんぬいて巣作りを始める偽妊娠行動があったり、なんといっても子宮などの疾患にかかる確率が年齢とともに上がります。
獣医さんによると長生きしている雌うさぎは避妊手術を受けていることが多いそうです。
今のうさぎにも大変悩んだ末、手術を受けさせました。受けさせて良かったのですが、夫にべったりだったのがクールに変化してしまい、夫がとても寂しがっています。手術のことはまた書きます。
ところで、今の季節はおひなさま、自分一人で飾るようになってからは立春のときに出すようにしました。2月初めは空気が澄んでいて光が明るくて気分がよいのです。(カリーナさんも立春のころに投稿されていたような)
突如出現した人形ケースと防虫剤の匂いで、うさぎはふんふんしていましたよ。