Posted on by つまみ
〈 いろんな言葉 〉 「でも安心して忘れなさいって言うために作られたものだと思うわ」
「でもお墓って人類の発明よね。死んだ人を忘れないように。
でも安心して忘れなさいって言うために作られたものだと思うわ」
2003年の夏に放送されたドラマ『すいか』(日本テレビ系 脚本:木皿泉 主演:小林聡美)から
『すいか』は、東京は三軒茶屋にある、賄い付きの下宿「ハピネス三茶」を舞台に、大人の女性たちのひと夏の日々を綴ったドラマでした。
贈答品として届けられたものの、忘れられ、食べられることなく腐った1個のすいか。
信用金庫の「煮詰まった」OL早川基子34才(小林聡美)は、すいかの姿を自分に重ねるように、ハピネス三茶の庭にすいかのお墓を作ります。
それを見て、「変わった人ですよね基子さん」と笑う、同居人でうだつの上がらないエロ漫画家の亀山絆(ともさかりえ)に対して、「ハピネス三茶」在住歴数十年の大学教授(浅丘ルリ子)が口にするセリフがこれです。
肉親に限らず、近しい人間のお墓まいりをするときに感じる、あらたな淋しさや悲しさに混じる、独特の暖かさや安心感や清々しさの理由の一端がここにあるような気がしました。
by月亭つまみ
こんなブログをしています。正体不明な女二人のブログ。
お昼休みなぞにのぞいてみてください♪→→「チチカカ湖でひと泳ぎ」
三日月
素敵なドラマでしたよね。私DVD持っていて 時々観てます。
心が疲れた時 観るのに最適ですよ。と思っているのは私だけでしょうかねぇ。
つまみ Post author
三日月さんへ
わー(*’▽’*)♪ありがとうございます。同好の士!!
私もDVDを買って、折に触れ観ています。
特に夏は観たくなります。
それと、そう、疲れたとき。
好きが高じて、以前「10年目のすいか」という続編を勝手に考えてみました。
ハピネス三茶は、ゆかちゃんが店主のカフェになったものの、目立たなすぎて流行らなくて、なぜか基子さんがケータリングの営業に奔走するんです。
そこに、嫁に行ったが行き詰まった絆ちゃんと、自分は不治の病だと勘違いした教授が戻ってくる。
どうでしょうか。
10年目って今年なんですけどねー(^_^;)
妄想が暴走・・。