Posted on by カリーナ
<いろんな言葉>ここはスパッと、手前=すぐたべるもの 奥=蔵。
何のことかというと冷蔵庫のことです。
数ある「奥行き問題」のなかでも冷蔵庫と本棚と押入れの奥行きは、
使いこなせない「世界三大奥行き」。
押入れは、まあ、布団とか押入れ用収納ケースでなんとかなるし、
本棚の奥は、そこにある本を忘れればいいので痛くもかゆくもないですが、
冷蔵庫の奥行は、困る。相手が「生もの」だから困る。
生もののくせに土に帰らないから困る。
そこに金子由紀子さんのありがたい教えです。
手前=すぐたべるもの 奥=蔵。
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農村には今でも「蔵」と呼ばれる、土壁や石造りの倉庫があります。蔵の中は冷房がなくても
夏でも涼しく、味噌や米を貯蔵しておくのに適しています。(中略)大型化し、低電力化した
冷蔵庫の「奥側」は、まさしく現代の「蔵」。
大量の味噌を奥側に入れる。
作り置きしたジャムや未開封の調味料など冷暗所保存を指定されている、
しかし必ず使う食品。
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コンパクト台所術 道具もスペースも最小限。料理と片づけがラクになる より
いつの間にか、なんとなーくそんな使い方に落ち着いていても
奥=蔵 とスパッと言葉にして片付けちゃえば、
なんだか心も片付いてすっきり。
冷蔵庫の奥は、蔵なんです。
byカリーナ
爽子
最上段の奥は、まさに使用頻度の低い食品の蔵です。
だから、ときどき、取り出して「いる」「いらん」を自問してます。
得体の知れない「ナマモノ」を生育しては、怖いですから。
梅雨時期です。みなさま、気をつけてまいりませう。(あ、なんか割烹着世代?