60代、男のメガネはどうなるの?
みなさん、すっかりお忘れだと思うのだけど、このコラムの正式タイルは『50代、男のメガネは近視と乱視とお手元用。』である。である!とえらそうに書くほどのこともないし、僕自身ここのところ「男のメガネは乱視と近視と」と順序を逆に覚えていたくらいである。
ただ、このコラムを書き始めたときに、たまたま目が疲れやすくて眼鏡屋さんにいったところ、「お客様は乱視がありますので、調整が難しいですね」と言われ、同時に「パソコンの使用が多いならパソコン用というかお手元用のちょっと度数の緩い眼鏡も作っておかれると良いと思いますよ」なんて言われて、眼鏡を作ったところだったのだ。でも、実際には普段の眼鏡とお手元用を使い分けるなんてことはできず、結局どっちかの眼鏡を使い続けることになったのである。
ということで、このコラムの初投稿は2013年6月7日ということになっていて、そのころ僕は50代になったばかりだったのだけれど、今年に11月にはなんと還暦である。もし、そこからもコラムが続くならタイトルも変えなければ、タイトルに偽りあり、ということになる。まあ、いまもお手元用を使っていないのですでに偽ってはいるのだけれど。
あの頃の僕の気持ちは「50代になると目が疲れるなあ」だったからこそ、あのタイトルを考えたのだし、なんとなく60代になればもっとふさわしいタイトルがあるような気もしている。
『60代、夜の繁華街が怖くなり』
『60代、眼鏡の度数が進まなくなりました』
『60代、怒って笑って深いため息』
う〜ん、どれもピンとこないなあ。
まだ時間があるので、もうちょっと考えよう。
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植松眞人(うえまつまさと) 1962年生まれ。A型さそり座。 兵庫県生まれ。映画の専門学校を出て、なぜかコピーライターに。現在はコピーライターと大阪ビジュアルアーツ専門学校の講師をしています。東京と大阪を行ったり来たりする生活を楽しんでいます。