シニアドッグの1ヶ月
皆さま2ヶ月ぶりでございます!ふぇんふぇんです。
8月の更新日はちょうど台湾で仕事をしておりまして、その準備やら何やらで1ヶ月飛ばしてしまいました…あいすみません(汗)そんなこんなで前回の更新からちょうど2ヶ月経った訳ですが、その間の私は、シニア犬にとっての1ヶ月間という時間の重みを初めて実感することになりました。
まずは前回の更新の後、7月初旬には大好きな八ヶ岳へ。いつものように東のお友達と現地集合して楽しい日々を過ごしました。今回はちょうどお友達の12歳のお誕生日だったので、みんなでケーキでお祝いして。
次は秋にまた八ヶ岳で会おうね!といって、ちゃっかりみんなでお宿の予約も済ませて帰って来ました。
ところが。お盆に突然、そのお友達のひとりが虹の橋へ旅立ってしまったのです。(最初の写真でバトーの隣にいる青い服の男の子です)あまりの驚き。飼い主である友人の嘆きを思うと、いてもたってもいられず、お別れの儀式に参列してきました。生まれた時からずーっと、そして最後まで飼い主さんに大切にされてきた、幸せなお友達のお別れの儀式は、家族や友人達に見守られ、悲しいけれどとても温かなものでした。
7月には一緒に楽しく遊んでいたのに、8月にはもうお別れしなくてはいけないなんて…と涙した時、改めてシニアドッグにとっての1ヶ月1ヶ月の貴重さを感じたのです。今までもよく、シニア犬は1ヶ月、いや1週間、1日1日でも違ってくると聞いてはいたけれど、はっきり言ってピンときてませんでした。でも大好きなお友達のお別れの儀式に参列しながら、そのことを初めて実感した気がします。最後まで大切なことを教えてくれたお友達には、いっぱいいっぱいありがとうと言いたいです。
そんな私の心を知ってか知らずか、バトーくんは最近どうも多飲多尿気味。体重も足腰に悪いからとダイエットに励んでいたとはいえ、だんだん減ってきています。そうこうしているうちに、ある晩、身体の片側がびしょ濡れ!でとぼとぼ歩いてきたではありませんか!え??なんじゃこりゃ?寝たままでのお漏らし?それとも、トイレへ行って自分がしたところの上に転んだとか??とりあえず異常事態!と病院へ駆け込もう…と思ったら、病院お盆休みだし!キーッ!肝心な時に!役立たず!(←ブラック飼い主…いや、ただのモンペか?)
どうしよう…他の病院に駆け込むべきか、多飲多尿だけで元気はあるから、後数日待つべきか…それが問題だ。ということで、はじめてアニコム損保の「どうぶつホットライン」を使ってみましたよ。これは、アニコムどうぶつ保険の加入者が、LINEを使って獣医師さんにちょっとしたことを相談出来る、というサービス。アニコム入って5年以上経つけど、まだ一回も保険請求したことないし、まあ使ってもいいよね?(もちろん使っていいのだけども)と初体験してみました。
LINEで相談内容を入力するとすぐに「獣医師の⚪︎⚪︎です」って返事が来て、その後は友人とのやりとりのように、相談できたのはなかなかよかった。もちろん「診察していないので一般的な回答になりますが」ということではあるのだけれど。
とりあえず、よその病院へ駆け込むのはやめて、次にかかりつけ医へ行くまでに、多飲多尿といってもどれくらいなのかを数値化するために、バトーの飲料量を計測することに。例えば、6キロだと600cc以上飲んでると多飲傾向、ということになるみたいなんだけど、毎日計量していくと、超えてる日もあれば越えてない日もあるのね…という新たな発見も。多飲だけでなく、多尿のほうも測ったほうがいいらしいんだけど、これはあえなく挫折。おしっこ後のトイレシーツの重さを計量しようかと思ったんだけど、さすがに現実的ではなかった。そもそもバトーはおしっこを外しまくるお方だしね(苦笑)。測定精度悪すぎってやつです。
その後、かかりつけ医で「尿検査+血液検査+超音波エコー」をして原因特定をはかったんだけど、糖尿病でもなく、腎臓も肝臓も検査結果では多飲多尿につながる異常は見られず…。まあどこか悪いと言われるよりはもちろん良いのだけど、なぜ多飲多尿なのかはよく分からないまま、引き続き経過観察&試行錯誤していくことになりました。
今回、獣医さんに言われたのだけど、犬の血液検査とかはもう3ヶ月以上経ったら全く意味がないのだとか。人間だと去年の検査結果みたいな感じで。やっぱりそれだけ犬と人間の時間の流れはスパンが違うのね…。ここでもまた1ヶ月1週間1日の重みを感じたのでした。
バーくん。1日1日、大切にしていこうね!
そんな私とバトーに、これから新たな試練が待ちうけているのですが…それはまた別の話で。
ふぇんふぇんさんのプロフィール
40代ど真ん中な大阪北摂暮らし。中国駐在からの帰国と同時に家族に迎えた愛犬バトーも早10歳。犬バカ歴10年ともなるとイタズラすら愛しい今日この頃です。