許すまじ、ダニエル!〜ノミダニ撲滅狂想曲〜
皆さまこんにちは!
2018年、いかがお過ごしですか?ふぇんふぇんです。
私は先週末に祖母が亡くなりバタバタしておりました。
元旦生まれの祖母は91歳になりたてほやほやだったのですが、新年の挨拶の時は自宅でピンシャンしていて、ひ孫へのお年玉も自分で渡して記念写真まで撮ったりしてたんですよね。
後、祖母はめちゃくちゃ段取り魔だったので、自分が亡くなった後に必要になる事項が全部ノートに書いてあって。今流行りのエンディングノートみたいな感じでしょうか。葬儀屋さんとの打ち合わせも祖母のノートを見ながら行う私達、という図式でした。(このノートとっても助かりましたよ!残された家族のバイブル状態!)
なので寂しいのは寂しいのですが、これがいわゆる大往生というのかなぁ、私もこんな感じが良いなぁ、と最後まで色々な気づきや教えをくれた祖母に感謝しています。
+ + + +
さてさて。
我が家のバトーくんの渡航準備は、まあまあ順調に進んでおります!
一番の懸案事項であった、狂犬病の抗体価もクリアできました!この話は長くなるので(プラスほとんどの人に必要ない情報なので)、今準備中の私のバンコク用ブログにでも書こうと思っています。無事ブログ開設できたらこちらでもお知らせさせてくださいね〜。
狂犬病抗体価OK、マイクロチップ装着OK(子犬の時に実施済み&動物病院で読み取り確認済み)、これで後は「レプトスピラ症」というドブネズミが保菌している感染症のワクチンを打てば(犬用の8種ワクチンには入ってます)、諸々の書類を提出したのちに無事出国できるはず!です。
出国の目処がついてきたら気になるのが、バンコク入国後の生活。
バンコクでワンちゃんと暮らしている方のブログやインスタグラム(今はこちらの方が主流ですね、でも検索しにくい〜!涙)などを拝見すると、ノミダニ被害が日本よりかなり多い模様。そりゃそーよねー、タイ暑いもんねぇ、それも年がら年中暑いんだよねぇ…(汗)
数年前、山奥の犬参拝OKのお寺に行った後、100匹近くの幼ダニがバトーの身体に芥子粒みたいにびっしり付いていたことがありましたが!またあんなことに見舞われたら立ち直れない〜!
許すまじ!ダニ!
許すまじ!ダニエルーーー!
(ダニと言うのも汚らわしいので、我が家ではダニエル様とお呼びしております。笑)
ということで、
ここでひとつノミダニ予防策について考えてみたいと思います。
1)老舗中の老舗商品「フロントライン」
我が家のバトーくんは、まあ歳も歳だし、なるべく身体に負担がないほうがよいなーってことで、フロントラインの青色(フロントラインスポットオン)を使っています。
これは犬や猫と暮らす皆さまご存知の、皮脂腺から薬剤が広がって、ノミダニを駆除するという滴下薬で、青色は成虫のみに効くミニマムタイプです。
フロントラインで、今日本で最も広く使われているのは緑色(フロントラインプラス)でしょうね。これは成虫だけでなく卵の孵化や幼虫の成長にも効く!というのが売りです。
我が家の主治医が、診察してて緑と青の有意差を感じない、それなら余分な薬剤が少しでも入ってない方が良いのでは?というので、我が家は自動的に青色派(笑)になっちゃってますが。
日本なら、春過ぎから数ヶ月使えば良いフロントラインだけど、バンコクなら年がら年中使わなきゃいけないのかぁ、バーくんの老体はしんどくないかしら…と心配していました。
しかし!バンコクではフロントラインしていてもノミダニが付く付く〜!フロントライン効かないよー!というバンコク在住犬飼いの皆さまの悲痛な声を多数拝見し、びびりまくる私。えーじゃぁどうしたらよいのだよぉ〜(涙)
2)オールインワンでお得感満載「レボリューション」
フロントラインの後継として、数年前から聞くのは「レボリューション」(←公式サイト探せず)とかかな。こちらもスポットオンの滴下タイプですが、ノミダニ予防にプラスしてフィラリア予防も同時に出来る、という商品。
バトーは使ったことがないのですが。使ってる方いらっしゃいますか?
他にも類似薬剤が色々あるようなのですが、私の知識が不足気味・・・情報ある方是非お願いいたしまーす!
3)老舗が繰り出すニューアイテム「ネクスガード」
バンコク在住の方々が載せてらっしゃる情報を色々と見ていると、どうやらタイでは「ネクスガード」がオススメとのこと。
これは滴下でなく、食べるチュアブルタイプ。もう薬剤を垂らすんじゃなくて確実に口から入れちゃおうってことですね。
皮脂腺に薬剤のせて身体に回すのもためらってるのに、血管内を循環させるのかぁ。背に腹は変えられないということか…うーむむむ。それにチュアブルは錠剤より保存料やらなんやら余分なもの入ってるから、なるべくなら嫌なんだよぉ!(もはやモンペ状態のワガママ飼い主)
でも販売元がフロントラインを販売している会社(メリアルジャパン)で、公式サイトがあって(ペット関連は各販売サイトのみで公式がない場合が多い)、フロントラインとの比較表があるのは分かりやすいね。そこは信頼性がある感じで好印象です。
これは、こちらの主治医に色々聞いたり、バンコクに行ってから獣医さんに聞いたりして、前向きに要検討です!
4)付いたら取る!ダニエル様除去器具
予防しても付くものはつく。犬だもの。(byなんちゃって相田みつを)ってなことで、絶対に付けない!と予防するあまり、どんどん強い薬を愛犬に常時与え続けるよりも、
「付いたなら 自分で取ろう ダニエル様」
ということでしょうか。世の中にはダニ除去器具(←楽天検索結果)もたくさんあります。
そういうメンタリティでもいいかな、とも思うんですよね。「付けない!」より、「付いたらすぐ取る!」というね。いわば「かかって来いやー!」的な。
実は私、よくノミを付けてくるバトーのおかげ(?)で、ノミは生け捕りできるんですよ〜(潰すと卵が飛び散る可能性があるのでつぶしちゃダメですよん)。昔も今も蚊も殺せないんですけどね。ははは。母は強し。
ノミがいるかいないかの判別法(お股のところに四角い芥子粒みたいなのがついてたらそれはノミの糞かも)や、ノミをおびき出す手口(まずベランダで愛犬を日光浴させ、ノミがお腹方面へ逃げた頃にクルッとひっくり返すのがオススメ。あわてたノミが右往左往してますよん。)、生け捕り手法(指で軽く押さえた上から、台所用洗剤をかけて動きを封じてね!)、生け捕った後のオスメスの判別まで(大きめでお腹大きいのはメスで既に卵を産みつけてる場合があります。要注意!)。実はなかなか手慣れたものなんです(笑)
もちろん、ノミダニにやられるとアレルギーになってしまったり、身体に良いわけはないので付かないに越したことないけれど、過度な対策(薬剤)で愛犬の健康がじわじわ脅かされるされるくらいなら、飼い主の「最後の砦」スキルを磨くのもよいかな、と思う次第です。
ということで、犬に喰いついたダニの牙を体内に残さないようにゆっくりまっすぐ引き抜くスキルを私も習得せねばーーー!(いつどこで?笑)
5)ホリスティックな代替予防法「カタンドッグメタル」
薬剤以外の方法では、その昔、首にかけてるだけでノミダニを予防するという「カタンドッグメタル」(←公式サイト探せず)なる商品を使ったこともありました。
シャンプーの時も外しちゃいけないというのがなかなか難度が高い上に、装着して一週間くらいした頃にバトーの首元からカタンドッグメタルが消え失せ、「すわ!誤飲?」と大汗かいてあちこち探したところ、マンション下の植栽の中に落ちてた…というオチでした(笑)。
でももし見つけられなかったら、慌てて病院に駆け込むことになったかと思うと、また落とさないという保証もないので、このやり方もあえなく挫折。
6)その他のオルタナティブ予防法
他のオルタナティブ(代替)な予防法にも、アロマスプレーとか、ニンニクを食べるとか、色々ありますよね。
まあこの場合、これらだけで完全予防というのは難しいと思われるので、あまり薬剤は使いたくない気持ちが強くて、付いたら取れば良い、という落としどころならいいかなと思います。身体に害がないことは確かですからね。
後、わたしが意外と有効かな?と思うのは、ズバリ「洋服を着せること」。
これぞ簡単かつ身体に害がない予防法!もちろん全然完璧ではないけど、ダニエル様も付く場所ないと付けないもんね!ということで、とりあえずバトーくんに「つなぎ」タイプのお洋服を買い足しました。本人はすんごく嫌だろうけど。だって裸族だから(笑)
+ + + +
いかがでしょうか?
ノミダニ予防と一言でいっても、本当色々ありますよねー。
私が知らないだけでもっとあると思います。こういうちょっとしたことも、どうしてあげるかは飼い主の考え方次第なので、命を預かる者として、身の引き締まる思いがする2018年の冒頭です。
ワンちゃん猫ちゃんと暮らしてる皆さまは、どんなノミダニ予防法をされてますか?
皆さんのダニエル様撃退法など、是非教えてくださいませませ〜!
ふぇんふぇんさんのプロフィール
40代ど真ん中な大阪北摂暮らし。中国駐在からの帰国と同時に家族に迎えた愛犬バトーも早10歳。犬バカ歴10年ともなるとイタズラすら愛しい今日この頃。そうこうしてるうちにバンコク駐在になっちゃいました!どうするどうなる?な犬バカライフをお届けします!