試行錯誤もまた楽し。〜バンコク生活設営あれこれ〜
オバフォーのみなさまこんにちは!
ふぇんふぇん@バンコクです。
バンコクに来てようやく丸2ヶ月経ちました。こちらの生活には慣れたようなそうでもないような…。でも大体の基本的な生活設営は整いつつあり、うっかりしてたらこんな感じで帰国まで暮らすんだろうなぁ、というくらいにはなりました。ここから楽しく出来るかどうかはプラスαの部分でまさに自分次第、というところでしょうか。頑張り過ぎないように頑張ります!
さてさて。引っ越してきてまず最初に取り組んだのは、もちろん!バトーの生活環境を整えること。が、しかーし!これがなかなか大変だった!もうほとんど仔犬に戻った感じ。懐かしいといえば懐かしいけど飼い主も生活設営に懸命で楽しむ余裕がない(汗)でもこれは海外だからじゃなくて、家の引っ越しなら国内でも同じな気が。犬連れでよく引っ越ししてる皆さん、お疲れ様です!
ではでは、バーくん生活設営関連・試行錯誤ランキングいきまーす!(笑)
その1:おトイレ問題
入居初日からバトーのトイレ場所設定し、仔犬時代よろしくいざなってみるものの、なぜか嫌がってそのスペースに入ろうとすらしない。何度やってもダメ。その場所のどこが嫌なのか考えてもよく分からない。
でもよく考えたら、バトーはおうちトイレは問題ないけれど、旅行先では室内でトイレしてくれないタイプ。まだここが旅先認定なのだよね(そりゃそーだ)。その後も、バトーのお気に召すトイレ場所を見つけるべく、あっちこっちにトイレ場所を作ってみたものの、飼い主の努力もむなしく、キッチンの入り口とか寝室のベッド脇とか、ふだんなら絶対ありえない場所でジャーっとやっちゃうバトーくん(泣)
もうこのままだとお外トイレしか出来ない犬になってしまう!それだと雨季のときとか困るのよー。それは困るぅ!と焦りつつ、トイレの頃合いを見計らってバトーをトイレに何度も押し込んだりしているうちに、私の圧を感じたのか嫌々おしっこしてくれることも徐々に増えてきたような。
たまたま成功した暁には、それはもうここぞとばかりに甲高い声で褒めまくり、ご褒美のお菓子を大盤振る舞いで与え…ということを繰り返していたところ、1ヶ月くらいでようやくトイレをトイレと認めてくれたみたい。よかった〜(涙)今は日本にいたときと同じように、催したらトイレまで走っていってくれるようにまで。やれやれ…なかなか長い道のりでした。(微妙にトイレからはずれちゃうところも前と同じになったけど。苦笑)
その2:お留守番問題
玄関のないバンコクのお家。お留守番の時や、宅配とかが来た時なんかに、うっかりバトーが外に出ちゃったら危ない!ということで、調べに調べて超幅広の脱走防止ゲートを船便で持ち込んだわたくし。綿密にサイズも測ったので思った通りにおうちにぴったりで、も〜私ってばいい仕事するわ〜!なんて思ってたわけです。
んが!しかし!我が家にいるのは、何よりフリーダムを愛する男バトー。今までゲージに入れたら永遠に縦飛びを繰り返し、和室で留守番させようとしたら引き戸を全部こじ開けて脱走した男だったのです。
そもそも、留守番が嫌ですごく吠えるので、まずは仔犬の時よろしく30分ずつ留守番練習を繰り返していたんですよね。でも2時間経って帰ってきてもまだ吠えてるときもあったりして、なかなか胃が痛む思いだった私。
ある日、帰宅してドアの前まで来ても吠え声が聞こえなくて、「とうとう留守番成功?やったー!」と思ってドアをあけたら、ゲートの奥に見えるはずのバトーが出てくるではありませんか!あれ?なんで??と思うものの、ゲートのドアは開いておらず、両端に出られるようなスペースもありません。どうやって出たのかまさに謎!
それから何日かそんなことが続いたので、玄関にビデオを設置してエンドレス撮影してみたところ…。ゲートを丸ごと力技で動かし脇に少しスペースをつくり、隣のソファ下のスペースも活用しつつ力技で脱獄していたのでした(泣)さすがダックス!キミは立派なアナグマ採りの犬だ!!なーんて賞賛は置いといて。
毎回脱獄するのはいいものの、元に戻れないのか玄関先でハーハーしてる(玄関にはお水もないので)ことが続いたので、もう根負けして留守番のときはゲートのドアをあけて外出することにいたしました。もー!それじゃ全然意味ないじゃーん!
でもドアを開けたまま留守番するようにしたところ、納得したのか何なのか、奥の部屋で寝ながら留守番できるようになった不思議なバトーくんなのでした。ほんとに完全なフリーダム環境でないと納得できないのねぇ…。玄関ゲートだけじゃなくて、各部屋も開けっ放しじゃないと嫌なんだもんねぇ…。
でもね、バーくん。ここは常夏のバンコク。冷房効率って言葉も覚えてもらえると嬉しいなぁ(笑)
その3:トリミング問題
お次は今も若干進行中のトリミング問題!バトーはトイプーちゃんとかのようにカット必須な犬種じゃないけれど、そこはやっぱりバンコクに来ても身綺麗な犬でいてほしいですものね。すでに2回トリミングサロンに連れて行きました。
こちらにも日系のサロンをはじめとしてオシャレっぽいサロンもあるのだけど、バトーはそもそも足の関節が外れちゃってるシニア犬。若くて元気な犬をトリミングに出すのとは訳が違う心配があるのです。
まず最初に行ったのは、我が家がギリギリ送迎範囲に入っている日本語が通じるサロン。トリミング風景をそーっと覗いてみたところ、どうやら二人掛かりでやってもらってる模様。でもトリマーさんがおしゃべりしてて全然バトーのこと見ていない。見てないままスリッカー使って乾かしてたりしてるではありませんか!ちょとー!もっとバトーのこと見たり話しかけたりしてよー!そもそも見てないと危ないやんかー!と、心の中のモンペが俄然ヒートアップ(苦笑)。
爪切りも足が悪くて曲がりにくいから気をつけて下さいと言ったからなのか、ひとりがバトーを仰向けにしてもうひとりが足元から爪切りするというスタイルだったのだけど、プライドの高いバーくんには「羽交い締め」に感じるのか(そーだろそーだろ)めちゃくちゃ吠えてて、最終的にはマズルまで掴まれた状態で爪切りされているのを見たら、なんだか切なくて涙がちょちょぎれたわ…。
その上、ベーシックなプランの「足回りのカット」というのには足裏は入ってるけど足表?は入っていなかったらしく、指の間の毛はボーボーのまま戻ってきて飼い主衝撃!(私の確認ミスです。すみません。でも入ってると思ったんだもん)えーちょっとー!バーくんのご自慢の短いおみ足のフィナンシェフォルムはどうなるのじゃー!とまともや心の中のモンペが炸裂。でももちろんゴネたりせずそのまますごすごと引き下がってきましたよー。大人ですからね。はい。
それからしばらくして、足裏がまた伸びてきたからサロンに行きたかったんだけど、前のとこに行くのはもしかしてストレスかなぁ…ということで、飼い主2人がかりで、バトーの足回りトリミングにチャレンジしました!大阪のサロンさんで撮影させてもらったバトーのトリミング動画でイメトレしてからやったからか、まあまあ初回にしてはうまくできた気がする。うん!(主にやったのはダーリンですが。笑)
その一ヶ月後、ボサボサのバトーを見てると可哀想で私が落ち込んできたので、勇気を出して別の日本語が通じるサロンに行ってみました!かなり遠いんだけどバトーのためなら致し方ありません。こちらでは足回りも綺麗にしてもらって(好みの違いは多少あるものの)許容範囲内の仕上がりで本当にホッとしました〜。やれやれ。
その他にも、色々とバンコクの犬関連情報を教えてもらえたりして、日本語が通じるというメリットを感じられたので、次回もここまで頑張って行ってみるつもり。とりあえずこれでトリミング問題も一安心⁈かな⁇ そうなるといいな。でも後もう1軒、ピックアップしてるサロンがあるので、いつかそこも訪ねてみようっと!(何気に懲りてない飼い主…笑)
そんなこんなで、3歩進んで2歩下がりつつ、一歩一歩前進しているバトーと私のバンコクライフなのでした。まだまだ頑張りますよー!ファイッオー!!
ふぇんふぇんさんのプロフィール
40代後半な大阪マダム(別名:大阪のおばちゃん)
中国駐在からの帰国と同時に家族に迎えた愛犬バトーも11歳。犬バカ歴10年超えともなるとイタズラすら愛しい今日この頃。そうこうしてるうちに、2018年春から家族でのバンコク暮らし始まりました!私は大阪マダムからバンコクマダムになれるのか?シニアなバーくんはバンコクで大丈夫なのか?どうするどうなる?な犬バカライフをお届けします!