お通じ
コメントへのお返事もせず、更新もせず、すみません。
さて、記録が大事だというお話までしたのでした。今回は「お通じ」の話です。お食事中の方はご注意ください。
便秘問題というのは、まあ、年齢に関係なく付きまといますよね。ところがですよ、ご老体にも重要な問題です。
ゴンゴンは元気なときはウォーキングを欠かさずやっていて、外に出られないときは部屋の中を何往復もやってたんですが、だんだん運動をしなくなっていきました。
そうするとですよ。水分摂取量も減りがち、運動量(特に下半身)減りがち、筋肉量減少ってことで、ものすごい便秘になっていたみたいなんですね。まだ車椅子に乗る前でしたけど、ものすごい硬いのが出ていました。
お薬調整のための入院がきっかけだと思いますが、それまで運動を欠かさずしていたゴンゴンは、歩くこともやめました。心から「病人」になってしまったんでしょうね。
で、入院中に便秘になると、お通じを促すお薬をくれます。でも、まあいわゆる病院版コー◯ック系で、結局は下痢になるんですねえ。これって、あんまりよろしくなくて、それは私たちと同じように、体が慣れてしまうのか、何度も使うと効き目が悪くなっていったようです。
なんだろうなあ、水分とか運動量とか筋肉量とかも原因の一つなんでしょうが、シモノセワっていうのをされるそういう心理的なものが、便秘に拍車をかけているのかもしれないですね。
なくなる半年前、ゴンゴンは骨折して、その後は寝たきり生活になりました。う◯ちを出すために、いろいろなことをします。入院中は看護師さんがやってくれます。
しかしですね、かっっったいう◯ちが出てくるわけですから、腸壁を傷つけてしまったみたいで、ゴンゴン、大量出血で一瞬やばかったんです。
その後、看護師さんに強く勧められたのが、台湾では愛用されているワカモトやビオフェルミンでもいいのですが、それを飲ませ、それでも効き目がない場合は、苦茶油(うまいもんじゃない)を飲ませるというものです。
これは、お医者さんの処方箋ではありませんから、家族が準備します。でも、勝手にあげることはできないので、まずはお医者さんに相談しました。(お医者さんの返事はもちろんオッケー)
苦茶油は、かなり効果を発揮しましたよ。ぐるぐるっと腸が動きます。しかし、まずいです。わたしは飲めません。オリーブオイルみたいなものですから、まあね、勇気がいります。
ゴンゴンは骨折以降、経鼻栄養っていうんですか?鼻から液体のものしか摂取できなかったので、苦茶油も大丈夫でした。
たかが便秘、されど便秘。
なかなかお医者さんに相談しにくいことかもしれませんが、家庭でできることとして、整腸剤とか、マッサージとか、簡単な下半身の運動とか、そういうことも相談されるといいかもしれません。
(個人的には、寝転んだ状態で膝を曲げ、膝を左右にゆっくり倒すストレッチは便秘解消に役立っています)
【プロフィール】
azumi 。長崎県出身、台北在住。アラフィフ真っ只中。職業:日本語教師として奮闘中。主婦の仕事は洗濯くらい?猫3匹+猫天使、夫。義母とはもちろん別居。現地化を超え、なぜか韓国人に間違われること多し(太ったときによく起こる現象)。座右の銘は「叩けよ、さらば開かれん」