視覚障害者には席を譲った方がいいの?
あっという間に更新の時期がきました!前回の私の記事を読んでくださった皆さんありがとうございました。そして、コメントをつけていただいた方もいて、とても嬉しく思いました。
今回はこんな話題です。
視覚障害者には席を譲った方がいいの?
私は普段、ガイドヘルパーさんなどにお願いすることはなく、いわゆる単独歩行をしています。白杖を持っていると全く見えない人だと思われがちですが、実はちょっぴりは見えている人も結構いるのです。何しろ白杖には、その名も「シンボルケーン」と呼ばれるものがあるくらいで、私は目が不自由なのでよろしくね、と示すために白杖を持っていることも多いのです。
そんな私たちが電車やバスに乗り込んだとき周囲の方々は席を譲ってくださることがあります。
そんなとき私はこうしています。すぐに降りるとき、元気なとき、荷物が多くないときは「ありがとうございます。でも、今は大丈夫です。」と丁寧ににっこりとお断り。つまり、見えないだけの私にとっては座ることはマストではありません。確かに見える人より空いている席が見つけにくかったり、捕まるてすりやつり革が探しにくいことはあります。ちなみにつり革って意外と見つけにくいんです。あまり濃い色の輪はないので周囲と溶け込んでしまっているし、座っている人の足を踏んでしまわないかとどきどきしながら探すこともあります。
また、正直なところ疲れていて座りたいけど、途中の駅で降りた人の後にさっと座れなくて残念と思うこともないわけではありません。
というわけで私からのお願いです。
つかまるところを探して手を空中でうろうろさせている視覚障害者がいたら、ひと声かけてつかまる場所を教えてください。(ひと声かけて、というのは大事ですよ)それから、近くに空いている席があったら教えてください。
そうそう、ときどき慌てて寝たふり(?)をしている人をみかけますが、譲らないことをそんなに恥じなくても大丈夫。疲れているときやその他いろいろな事情はあるでしょうからね…。そういうときは「座りますか?」と声をかけ「大丈夫」と言われたらそのまま座っていてもいいのでは?何が何でも座らせようとする、あきらかに私より年上かと思われる人がいるとかえって恐縮してしまいますし。
アメちゃん
KEIKOさん、はじめまして!
外出中に、車いすで坂をのぼってる人を見かけて
何度か後ろから押してあげたことがあるんですけど
こういうことって、相手にとっては
助かったのか?それとも、要らぬおせっかいだったのか?
私はいつも悩んでしまいます。
先日、Twitterで
「公共のトイレでは、目の不自由な方のために
水を流す操作レバーは一定にした方がいいのではないか・・」
とつぶやいてる方がいて、なるほどなぁと思いました。
たしかに、百貨店などオシャレなトイレが増えていて
水をどうやって流すのか分からなくて、あたふたすることありますね。
他にも、点字ブロックの上に自転車を留めてたり
いろいろ考えさせられます。。。
きょん
仕事帰り、真っ暗な中時々すれ違う白い杖を持った男性がいます。
信号機はあるけれど、音か鳴らないので大丈夫かな?と少し離れて毎回見守ります。
声を掛けると気が散るかもしれないので、いつも見守るだけです。
車の音がしない事を確認して、横断されてますが、猛スピードで車が来たらどうしよう!っといつも心配。
何か出来ることはあるのでしょうか?
KEIKO
アメちゃん様
車椅子で坂を上るのは結構大変だと思うので助かっているのではないでしょうか?
でも、万が一、トレーニング中でもいけないので声をかけて聞いてみるのが一番では?
トイレの流す場所問題は本当に深刻。点字で「ながす」と書いてあるとこも見かけますが、点字を読める人ばかりでもないですし。
自転車は触るとすぐに倒れるのでどきどきです。とは言え、点字ブロックはそれこそ「でこぼこ」なので慣れているところでは上は歩いてないこと多いですが。
KEIKO
きょん様
単純な交差点なら音の方向で判断もつきやすいですが、それでもやっぱり道を渡るのはそれなりに有機が必要。
信号があるとは知らずに何年も渡ってたなんてことも実は…。
「一緒に渡りましょうか」なんて声かけられたら私は「きゃっ」と嬉しくなります。
ちっちゃな子が「青になりました」なんて教えてくれたら、もう感激の涙ものです。
悩みます
古い記事に今朝見かけたことでふと疑問に思った事に近いと思いましたのでコメント残させて頂きます。
乗っていた電車に白杖の方が乗ってきました。
席は空いてはいなかったのですが、そこまでぎゅーぎゅーに混んでいた訳でも無かったせいか、その方は杖であちこち探っていました。
結果座っていた方が席を譲られました。
まぁ、そこまでは何となくと思いつつ。
結局その方、まぁかなり体格も良かったですし、携帯を聞くのに肘をあげる。
隣の人にあたる。結果隣もあける。
上手いこと言えませんが、少なくとも携帯を座って使うなら、隣の人に当てないように、的な事は教える人いなかったのかなぁ?とか使わない、とか?当たる感覚わからないのかなぁ?
と思ってしまった次第です。
それが一人で電車使って移動出来るほどの方なら、と。
めろ
本日帰宅時に乗っていた電車に白杖をついた方が乗ってこられました。
帰宅ラッシュで身動きとれないぐらい満員で、もちろん席も空いていなかったので、その方を見守っていました。
白杖の方が乗って来られた次の駅で優先席が空いたので、周りの方に声をかけ視覚障がい者を案内したのですが、初めての介助だったため手を繋いで歩いたり私が、人を避けるために手を話したりしてしまってどう介助するのが正解だったのかなとすごくモヤモヤしています。
KEIKO
視覚障碍者は座らせてあげた方がいいのかどうか?目が見えていようといなかろうと、個々人の事情というのは違うという前置きの上で、私はこう思います。近くの席が空いたなら教えてほしいです。「近くの席が空いたので座りますか?」という感じに。でも、混んでいて行きつくのに時間がかかりそうとか、離れた場所だったりしたら、無理に案内するのでなく、その人が安全に立っていられそうな場所、手すりにつかまれる場所などを確保していただけるとありがたい。動いている電車の中の誘導はハードル高いですし、あまり奥まってしまうと降りるときに時間がかかるというのもあるんですよね。そうそう、それから、席に座ったらお隣に迷惑はかけないように気を付けないと。そのつもりがなくて荷物がお邪魔してるとか、白杖が倒れ掛かってお邪魔しちゃってることに気づいていないようなら、どうぞ遠慮なく「ちょっとぶつかってますけど」と言ってくださっていいとも思いますよ。