叱られる原因(その2)
前回、私が叱られる原因として
「社会人」→「学生」
という立場の変化を受け入れてないから。
さらに
「フリーライター」→「医療従事者」
という職種の変化を自覚していないから。
と書きました。
このことが最もよく現れて
つまり最もよく注意されるのが
質問応答の場面です。
たとえば
とある患者さんの状態を映像で見たあと
「この方はどこに障害がありますか」
と質問された場合。
つい、こんな風に答えてしまうんですね。
「言葉は聴き取れるので問題ないと思います。
あと、足をひきずっているので
右足に麻痺があります」
どこが駄目かと言いますと。
1言葉は聴き取れるので問題ないと思います。
→質問に答えず、関係のない話をしている。
2足をひきずっているので
→質問に答える前に、理由を先に言っている。
3右足に麻痺があります。
→勝手に診断をしている。
では、どう答えればいいか。
先生「この方はどこに障害がありますか」
学生「右足です」
先生「どうしてそう思いましたか」
学生「左足と比べて歩幅が小さいと感じ
麻痺があるのではと推測しました」
ポイントは
・訊かれたことだけ、簡潔に答える。
・結論から先に言う。
・見たことと推測したことを分けて言う。
ということで
これって社会人およびフリーライターとして
身に付いた習性と正反対なんですよ。
これまでの私は
何か訊かれたら
とりあえず気がついたことを何か言って
その間に答を考えてました。
えへへ。
話をするときは
起承転結が基本でした。
ときには
結論を考えないまま話し始めて
結論がないまま終わることもありました。
なんて笑ってる場合ではなく。
実習に行く前に
「学生らしく」「医療従事者らしく」
受け答えできるようにならなければ。
頑張ります。
*そもそも、なぜ言語聴覚士を目指すことにしたのか。
長い長い理由はこちらをご覧くださいませ。
*オバ専キャラクターを描いてくれたのは
籔内美和(やぶうちみわ)
1978年大分生まれ、香川育ち、東京在住。
オフィス★イサナのデザイナー兼イラストレーター。
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