Posted on by Comet
語呂合わせ
言語聴覚士の国家試験の出題範囲は
30科目以上(泣)と
先週お伝えしましたが
出題形式は5択です。
1問につき、選択肢が5つあるなかから
1つ選ばなければならないわけですが
……全部それっぽい。
かなり細かいところまで覚えていないと
答えられないのです。
たとえば「10歳児に対する言語検査は?」という問題に
次の選択肢があるとします。
1)ITPA言語学習能力診断検査
2PVT-R絵画語発達検査
3) WPPSI知能診断検査
4)国リハ式<S-S法>言語発達遅延検査
5)フロスティッグ視知覚発達検査
それぞれの検査の「適用年齢」は以下の通り。
1) ITPA→3歳0カ月〜9歳11カ月
2)PVT-R→3歳〜12歳3カ月
3)WPPSI→3歳10カ月〜7歳1カ月
4)国リハ式<S-S法>→0歳〜6歳
5)フロスティッグ→4歳〜7歳11カ月
と、いうわけで。
この中から10歳児に適用できるのは、PVT-R。
すべての検査の「適用年齢」を
ガッツリ覚えないと選べません。
これはもう理屈じゃなく丸暗記するしかない。
古典的ではありますが
これね、勉強中の気分転換にもなる。
うまい語呂合わせが思いつくと楽しいです。
WPPSI→「うっぷす、砂糖ない!」3歳10カ月〜7歳1カ月
ただし難点は
どういう語呂合わせしたのか忘れる。
*そもそも、なぜ言語聴覚士を目指すことにしたのか。
長い長い理由はこちらをご覧くださいませ。
*オバ専キャラクターを描いてくれたのは
籔内美和(やぶうちみわ)
1978年大分生まれ、香川育ち、東京在住。
オフィス★イサナのデザイナー兼イラストレーター。
http://isana-ad.com
さくら
語呂合わせ、懐かしいです。お風呂に入りながら、替え歌にしてよくやっていました。
そう、なぜその語呂合わせなのか、元を忘れる時ありますよねΣ(T▽T;)
Comet Post author
さくらさん
替え歌ですか♪
歌にしたら忘れにくそうですね〜(^ ^)
ただし試験中に頭の中で歌わなければ出てこない^ ^;
サヴァラン
わたしはむすこの乳幼児検診のとき
すんごいもどかしーなーと思っていました。
「このひとの言葉、大丈夫なんですか???」って思っていても
「は~い。大丈夫で~す。お次の方~~~」って検診はあっさり終了。
えーーー、もっと、さかさにしたりぶんぶん振ったり、
いろいろやってもらってかまいませんからちゃんと調べてー!と。
でもね。
素人のもどかしさの裏には専門家の膨大な知見がある。
そこんとこ、改めて肝に銘じようと思いました。
上の問題を拝見して。
Comet Post author
サヴァランさん
いんやあ、その不安を取り除くことも含めて
医療従事者の役割だと思いますよー。
乳幼児健診は忙しくて流れ作業になっちゃいがち
というのもわかりますが
短い言葉で説明して安心させるのが
専門家の腕の見せ所じゃないですかねえ^ ^;
あ、もちろん自分だったらそうできる、とか
そういう自信はないわけですが^ ^;