失敗しない
失敗しないは言いすぎかな。でもうさぎはほとんど失敗しない、もしくは同じ失敗を二度しないように見えます。気に入った布などを延々とホリホリカミカミして同じことを繰り返していますが、失敗して繰り返しているのではありません。
うさぎは小高くて見晴らしの良いところが好きですからへやんぽでは3Dで遊んでいます。今はお気に入りのうさぎの丘に上り下りできるようバリア軽減大工事済みですが、ずっと以前はソファに飛び乗ってさらに上がっていました。
そして前足をすべらせて上がり損なったことがあるのです。
その後は同じことを繰り返さず、距離を測り直すようにソファの上をみていました。クッションをおいて段差を小さくしてやったところすぐにソファに上がりさらにぴょんぴょん駆け上がりました。
一度失敗すると同じことを繰り返さないのです。

先代のうさぎは初めての高いところに飛び乗るときは頭を上げては下げて(ちょっとラプトルっぽい動作)距離をはかり見事に飛び乗っていました。大抵は下僕がすごいすごいと褒めるので得意げでしたが下僕のベッドに飛び乗ったときだけは下僕が床をたたいて警告音を出したので慌てていました。
先代も今のうさぎも同じところで躓いている様子は全くみられません。へやんぽに出したときも家具やラグの配置が少し変わっただけですぐに気づいて確認しています。
うさぎに不手際はないのです。
やっちゃった てへ という場面がなくスマートなのです。
人間だったらそつなく仕事をこなすできるヤツ、そして可愛い。
とここまで書いて
先日、柔らかボール(大)に夢中でしがみついて後足が上がってしまいでんぐり返しになったことがあったっけと思い出しました。うさぎ自身も「ええっ!?」という顔をしていて、あれは割と失敗っぽいですがやはりその後はでんぐり返るまではしがみついていないように思います。
下僕もうさぎの体格とボールの大きさはよく見極めた方が良さそうです。

今いるうさぎは怪我の後遺症の不全対麻痺(ふぜんついまひ)で両脚の力、特に横に踏ん張る力が少し弱くなっています。方向転換や横滑りを踏みとどまる動きが苦手で時々助けてやっていますがこれは失敗のうちには入りません。失敗ならば、怪我をさせてしまった下僕の側だけにあるのです。