あずみの台湾レポート「やっぱり紅が好き!フォルモサの女たち」(3)
この前の日本一時帰国の際に、日本で働いていたときの先輩&同僚と9年ぶりにランチをすることができました♪ 女三人集まれば、例に漏れず、やはり「姦しい」私たちであります。
久々の再会に、先輩は「あらー、あずみちゃんも、もう…… え?40越え??」、
という質問を当然のように投げかけました。
私も
「えぇ、俗にいうアラフォーっす」
と答えてみたものの、妙にこっぱずかしい。なんだろう、この違和感。
「アラフォー」を「四捨五入して40の人」と思い込んでいたので、私もはばからず「アラフォー」と言ってみましたが、口に出してみてわかりましたよ。
「アラフォー」ってね、40前の人が言うといいのかも ってこと。
っていうか、むしろ定義はそっちでした?? とほほほーん。
「アラフォーって言っちゃった」問題もさることながら、
昨今ひっかかっていることがもう一つ。
それは、
「中国語における 全然知らない人からの呼ばれ方問題」です。
例えば、「ママさん」、「ちびっ子」、「通りすがりの私」がいて、
世間のママさんたちが自分のお子さんに、
「ほら、おねえちゃんにありがとうって言おうね」って言ってるシーン。
私もちょっと前まで「おねえちゃん」“も”適用されていました。
私が20代のときに「おねえちゃん」部分が「おばちゃん」に置き換えられていても、多少傷ついても「おばちゃん」を許容できていたはずなんですが……
なんと、中国語ではまだ許容できてなかったみたいなんです、私。
中国語では、上記の「おねえちゃん」にあたる語が「姐姐」(じぇじぇ と発音。けっして「あまちゃんのじぇじぇじぇ」ではないので注意)です。
昨年までは「姐姐」と呼ばれていたような気がするのに
最近はすっかり「阿姨」(あーいー と発音)しか適用されなくなってしまいました。
本当に不思議ですが、「あーいー」と言われても、自分のことと認識できないのであります。真剣にキョロキョロしたことが何度も(汗)。
もうお気づきとは思いますが、
「阿姨」とは「おばちゃん」のこと。
そりゃね、「阿姨的オーラ」がムンムン出てるかもしれませんよ。
顔だってくすんでると思いますよ。でもねー、なんだろう、この認めたくない感。
中国語だからなれないのか?
それとも私自身、
若ぶりたいと思っているのか?!?!
フォルモサレディーはどうなのさ。
とくに、40sのフォルモサレディーはどうなのさ。
そこんとこどう思うのよ。
やっぱり「おばちゃん」って呼ばれるとショックなわけ??
と思いを馳せていたら、この曲を思い出しちゃいました!!
台湾の超スーパースターなセクシーおねえさん「謝金燕(ジェニー シェ)」のこの歌ですよ!
(といっても、台湾にお住まいの方しかわからないですよね(汗))
どどーん
この曲の内容はまるっきりわかりませんが、
このきれいなおねえさんも
「叫我姐姐」(おねえさんと呼んで)
と訴えておられるではありませんか!
あきらかに「おねえさん」なのに、「叫我姐姐」とおっしゃるなんて。
この人もいろいろお年のことについて悩んでらっしゃるのかしら。
ちなみに、このきれいなおねえさん、
一児の母です。お年は、まさに「アラフォー」。
台湾でこの女性を知らない人はいません。
しかし、この美貌はいったいどこからくるのかしら。
(「そこを探っておくれよ」という声が聞こえてきそうです)
それでは下次見!
あずみさんのプロフィール:
長崎県出身、現在は台北在住。40代前半。
職業:あるときは日本語教師、またあるときは編集者、またまたあるときは主婦
家族:台湾人の旦那+台湾人の義父母、ノラ出身の猫3匹
環境適応能力を遺憾なく発揮し、ほぼ現地化完了(語学は除く)。
台湾レディー事情を地元民&日本人の目線からレポートしたいと思います。
謝金燕さん、知りませんでした!日本にアラフォーでこういうポジションのスターってしましたっけ?
コメントにはあずみさんが直接答えてくださいます。
台湾について知りたいこと、不思議に思うことなどどんなことでもコメントくださいね♪
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