7月26日はカレー記念日

カレー記念日

いつかわかると 思っていたけど このままか

7月26日はカレー記念日

Comet

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カレー記念日とは?

加齢を実感したら、それはカレー記念日。
抗ったり笑い飛ばしたりしながら、毎日華麗に加齢していきましょう。

あなたのカレー記念日も、教えてください。
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ゾロメ女の逆襲

◆◇やっかみかもしれませんが…◆◇ 第56回 心に対する見解はエンドレス?

犯罪や芸能人のスキャンダルの報道でよく見聞きする言葉に「心に闇を抱え‥云々」がある。そのたびに「心に闇のない人なんている?」とツッコミたくなる。性懲りもなく毎回。まるで「心の闇」のパブロフ犬。同時に、心の闇は良からぬもの、と決めつけているであろう小さくない集団を想像してちょっとした恐怖を覚える。

「心の闇」という言い方は物心ついたときにはすでにそこにあった。その言葉で喚起されるものが自分の中で形になり、そりゃまあ、みんなあるだろうねという認識を持つに至った。「心に響く」や「「心が動く」「心が弾む」もそう。要するに、そういう言い回しや慣用句、故事成語などによって、自分なりに「心」というものを定義し、日々加筆修正、なんなら一度全削除して再構築したりしながら生きてきた。

そして思う。現在よく使われている「心に刺さる」「心が折れる」という表現が昔から一般的だったら、自分の「心」の定義は変わっていたのだろうか、と。わからない。でも少なくても、自分にとっての心の場所、体内での位置は違っていたのかもしれない。

心に対して、刺さったり折れたり、といった表現を自分は使用しない。以前、話の接ぎ穂に「なんだろう」を入れることへの違和感を書いたが、今後、自分がうっかり会話に「なんだろう」を入れてしまう可能性はけっこうあるような気がするものの、刺さる折れるはたぶん使うことはできない。たぶん、だけど。

その理由は、自分にとっての「心」は、時として俯瞰もしているけれど、基本的には身体の内部、血管や内臓よりも深部にあって、肉体(脳も含む)に内包されている、もっと言えば、自分という存在の本丸、核のイメージだからだ。なので、肉体経由で、そこが響いたり弾んだり、痛むことや震えることはあっても、刺さる折れるという直接の被害用語(?)はハード過ぎる。肉体を突き破る修復不能な致命傷の印象なのだ。こんな風に感じるのはわたしだけなのだろうか。

「強い衝撃があった」ということを言いたいから、というのはわかる。確かに、「心に響いた」より「心に刺さった」の方が、「ショックだった」より「心が折れた」の方が、インパクトは大きいし、フラグが立つ感じもあって状況を伝えやすいというのもあるだろう。なによりイマドキだ。でも、その表現を見聞きするたびに少しぞっとする。最後通牒を容易に使うなよ、と思う。わたしの中の寅さんが言うのだ、それを言っちゃあ、おしまいよ~と。

そんなにめんどくさいことを誰も考えていないよ、と言われそうだ。たぶんそうなんだろう。でも逆に、多くの人が深く考えているのに考えていないこともわたしにはたくさんある。融通が利かない部分も多々あれば、先回りして融通を利かせ過ぎたりもする。

人ってそれぞれだよね、そうだよね、などと言いたいわけじゃない。心が折れる、心に刺さる、という表現を極力遠ざけたい自分がいるという事実だけだ。好悪の問題かもしれない。考えてみると、「心に刺さる」には引っかかるが、「心を射抜く」は引っかからないのだから整合性がとれていないこと甚だしい。単に「新しいモノ好き」の反対、「新しいモノ嫌い」なのかも。ただただ、自分が構築してきた「心」のイメージをいまさら揺さぶられたくないだけなのかもしれない。

かもしれないかもしれないって、われながら煮え切らないな。であるならば、これは「心の闇」ってことにしよう。そして、在ってもいいものとしてそっとしておくことにしよう。なぜななら、たとえばテレビなどで‥(ここで文頭に戻る‥ってか)。

by月亭つまみ


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コメント、ありがとー!

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    Jane

    「なんだろう」に引き続き、「心に刺さる」「心が折れる」もつまみさんと同じ理由で私もひっかかります。あと、食べ物以外のもので好きなものを「好き」と言う代わりに「好物」というのも、私が日本にいた頃には聞いたことがありませんでしたが(単に私が聞いたことなかっただけかもですが)、オバフォーメンバーの方々が使われているので、流行なのかなと思いました。
    心の闇、大人はほぼ誰でも抱えているのではないかと思います。

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    okosama

    つまみさん こんにちは

    やはり言葉の捉え方はひとそれぞれだなあと、感心するのです。私は新しい言葉の使い方にあまり違和感を持たないほうなので。

    私にとって心はいくつもの意味を持っています。喜怒哀楽の感情はもちろん、意思、希望、平常心、指向性なども「心」と言ってしまうのです。

    だから、抱いていた希望(的観測)が打ち砕かれたり、やる気が大きく削がれたりの意味で「心が折れる」ことはたまにあります。

    あまりにも大雑把でしょうか。

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    つまみ Post author

    Janeさん、こんにちは。
    好物、食べ物だけではなく、状況や人にも無自覚に使っていますね、わたし。
    このことで、自分の琴線やフィルターに一貫性など皆無で、志向や思考ではなく、単なる嗜好なんだとあらためて思いました。

    心の中まで、日の当たる光しか持っていないとしたら、その事実が闇にすら思えます。

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    つまみ Post author

    okosamaさん、こんにちは。

    いやいや、大雑把なんかじゃないと思いますし、決定的に削がれる=折れる はわかります。
    「心が折れる」を」使える人は強い説、を提唱したくなりました。
    わたしは、使ってしまったら、修復不能と自己暗示をかけてしまいそうで、「折れる」は泣きっ面における蜂なんだと思います。

    心は確かに汎用性というか、なにより広義性のある単語ですよね。
    脳ベルSHOWで、大きなものを言った方が勝ち、というクイズがあって、「心」が「宇宙」に勝った記憶があります。

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    爽子

    わたしも「なんだろう」は大嫌いなの。
    それに加えて「ほぼほぼ」

    連発されると、ガムテープで、口をふさぎたくなります。
    (犯罪?)

    なんか言ってる本人がなんとなく得意げなのがイライラ増幅するんです。

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    つまみ Post author

    爽子さん、こんにちは~。

    おおっ!「なんだろう」、大嫌いですか。
    確かに、言いよどんでいるわりに謙虚さに欠けますよね(^_-)-☆
    「ええと」とか、「なんといったらいいか」のような「わたし、的確な言葉がとっさに出てきておりませんが、しばしお待ちいただけますか」という一歩退いた感じがなくて、なんとならば、会話はコール&レスポンス、そっちもぼおっとしてないで一緒に答えを見つけてよ、みたいな不遜さを感じたりして。
    知らねーよ、と。

    「ほぼほぼ」にいまだに残っている業界臭の残り香みたいなものにつんときます。
    最初はイケていたんでしょうね。
    「最初はイケてた」というそれ自体が虚業用語っぽいです。

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