いくつになっても僕だけを見て!
皆さまこんにちは!まだまだ暑いけど暦的には中秋の名月も過ぎていよいよ秋。バトーも久しぶりに朝方私のお布団に潜り込んできました。ほんと動物ってすごいなー。
さて、前回悩みに悩んでいたバトーの歯周病問題ですが、あの後かかりつけ医の意見も聞いたりして色々悩んだ結果、とりあえずすぐには手術しないことにしました。
かかりつけ医にもご近所病院の先生と同じく、歯茎はもう露出してきてるくらい歯周病は進んでるので、解決しようと思ったら手術一択だけど、今のところ抗生剤がまだ効いていて症状はなんとか抑えられている。その状態で手術するかしないかは結局は飼い主さんの踏ん切り次第、と言われ。
かかりつけ病院では18歳とか20歳!の高齢犬の歯科手術をしたこともあるらしいけど、そういった場合はもうにっちもさっちもいかない状況になってしまってて飼い主さんもやるしかない!となるんだそう。
じゃあ今後バトーがもしそういう状況になった場合、ここで手術してもらえますか?と聞いたら、その時は全ての検査をして手術できる状態ならやりますと言ってもらえたので、なんだか途端に心が軽くなり「じゃあその時に考えたらいっか!」となりました。
なんて単純。問題は何も解決していないのに…人間って不思議だわ。
「飼い主の踏ん切り」ってことで言えば、自分の中でバトーを18歳にしてあげたい、という思いが意外と強いということに今回気づいて。何を考えてても「手術でもし何かあったら…後少しで18歳なのに」みたいな思考になっちゃうんですよね。してあげたいというより正確にはなってほしい、なんでしょうけど。
後は、全身麻酔でボケちゃうんじゃないか?というのが私にとって一番怖いんですよね。これはボケることそのものがどうじゃなくて、自然に少しずつボケていく緩やかな変化ではなく麻酔から覚めたら一気にボケてた、みたいな落差というか前日からの断絶?がとても恐怖で。
これはてんかんで一度経験してるから特にそう思うのかもしれません。てんかん発作後2週間くらいまで、発作前までのバーくんとは全然違った感じになってしまってて、その時とても切なかったんです。
どうしようもない発作なら諦めもつくけど、それを手術という自分の決断で起こしてしまうことに耐えられるかなぁと、どうしても考えちゃうんですよね。
なのでとりあえず18歳のお誕生日を無事に迎えることを目標に、騙し騙し歯周病菌と付き合っていけたらと思ってます。
そうそう。ボケるボケないで思い出したけど、最近友人知人にバトーの動画を見せると「思ったよりまだしっかりしてるんだね」ってよく言われるんです。どうやら皆が想像する17歳越えの老犬より元気みたいで。
バーくんはまだ認知はしっかりしてて、自分の要求もはっきりしてるし、こう見えてものすごく「かまってちゃん」なんですよー。私に対しての嫌がらせとかもピンポイントでちゃーんとします(笑)
例えば、構って欲しいときに一番頻繁にやるのは「僕、お尻にうんちついちゃったかも?高速お尻ひっぱり走行」
これは小さい時からやるんですけど、要求吠えしても絶対に構ってもらえないことを幼き日に学習したバーくんですが、床にお尻を擦り付けてひっぱって歩けば、お尻にうんちがついてるのでは?と飼い主が必ず飛んでくる!ということも学んだんですね。
なので、本当にうんちした後とかじゃなくても、ちょっと要求吠えしてみた後に「じゃあこれでどうだ!」とおもむろにやってみたり、まだ目が見えてる時なんかはこちらを横目で見て、様子を伺いながらちょっとずつお尻を引き摺る、なんてこともやってました。
今はそこまでの小技は使えないけど、相変わらず構って欲しいときには(全然うんちもしてないのに)お尻引っ張り走行して、私の前を構ってオーラを出しながら横切ってます(笑)
お次の構ってちゃん攻撃は、ザ・お漏らし。
バーくんには昔から「お留守番してて飼い主が帰宅した時は、すぐに、気が済むまで撫でて欲しい」という謎マイルールがあり、玄関先で20分間の撫でタイムなどがよく発生してました。
バーくんが「じゃーねー」と自ら立ち去るまでにこちらが撫でタイムを強制終了させると、そっから狂ったように家中をキレ走りしたりして(苦笑)
今はもうキレ走りこそしなくなったけど、帰宅後に自宅でバトーを見てくれていた母と話してたり、友達と一緒に帰ってきたりして、バーくんへの注目が少なかった(無視してるとかじゃなく少し撫でたりはしてるのに)とバトーが認識した時は、なんと、廊下でわざとお漏らしするんですよー!
毎回、「あ!バーくん廊下でおしっこしてるよー!」と私以外の人が発見するところまでがワンセットです。
普段やお留守番時には絶対にしないのに!まさに嫌がらせ!せっかく帰ってきたんだから、僕にもっと注目してよ!というね、本当になんというかまってちゃんでしょうか(笑)
そうそう、先日こんなこともありました。
実は最近、50年越えの人生で初めてK−POP沼にハマり気味なワタクシ、推しグループコンサートのLIVE配信を自宅でお友達(沼入り布教中)と見てたんですね。
バーくんは大人しくずっと寝んねしてたんですが、私達が最も楽しみに&注目してた演出と曲になったら、バーくんがおもむろに立ち上がり、それだけならまだしもキッチンの方に行っていきなり吠え始めたんですよー!
私も友人も「えー?バーくんちょっと待って!なんでよりにもよって今?」となり、私も焦ってテレビ画面を見ながらバーくんをすぐさま捕獲し、仕方がないのでそのままお膝に乗せて鑑賞しました。
きっとバーくんには分かってたんでしょうね、私達のLIVE配信へのキャーキャーが最もピークになっていることが。おいコラ!ここに僕もいるぞー!ってアピールしたかったに違いありません(笑)
3時間の配信中、バーくんが起きたのはこの1回だけ。ほんと確信犯だねー!
幾つになっても「かまってちゃん」が抜けない、でもそれが非常に分かりにくい内部複雑系骨折男子のバーくん。人間もですけど犬も若い頃と今って全然変わらないっていうか、意外とそのまんまですよね!きっとオバフォーの読者の皆さまなら同意していただけますよね。
そんなこんなで。
もうすぐ18歳のハイシニアバーくん。目も見えてないし耳も聞こえてないけど、若い頃と何も変わらず、いつでもいつまでも、僕だけを見て!って言いたいみたいです。
(あら?これってなんだかKーPOPアイドルみたいじゃない?この間のコンサートでも言ってたよね…ふふふ)
◆ふぇんふぇんプロフィール◆
5年間のバンコク暮らしを終え、現在大阪北摂暮らしの50代前半。宝塚ファン11年目。華流ドラマファン4年目。最愛のバトーくんはもう17歳半、ハイシニアともなると愛おしいを超えてもはや尊いの極み!今はこの貴重な時間を何よりも優先して日々過ごしています。
★バトーくんInstagramもやってまーす!→ fenfen_bateau で検索してみてね。