わたしをライブに連れてって♪
言ううべきか言わざるべきか・・・
予想以上にみなさんのノーヘアライフが充実していて、すごく勉強になります!先輩たちのようになかなか、すぱっといけないわたしにお付き合いください(笑)
「よしやるぞ」と意気込んで友人の通う美容医療にとりあえず行ったものの自問自答すること数か月。
親切なお姉さんは
「一度施術したら二度と元には戻りません。なので、よーく考えてからでいいですよー。」とニコニコと「二度と」強調し伝えてくれる。
「あ、でも、白髪になると反応しないであんまり遅くても・・・ですけどね。」
「NEVER」
といわれると、決意は揺らぐ。
だって、二度と生えてこない。当たり前だ(笑)
望んでいることなのに、もしも、ノーヘアーが恥ずかしくなったらどうしたらいいのか?
ノーヘアー=プロ という昭和な先入観がわたしを苦しめる。
そうだ、温泉に行くと母が「あの人クロウトよね」とこそこそ話していた記憶がフラッシュバックする。(うちの近所には温泉がそこかしこにある。)
髪の毛をショートヘアにするのとはわけが違う。
だって、今まであった場所がなくなるんですよ。
そして、ウィッグなどもありえないんですよ。
そして、あわよくば・・・という思いがまだなくなったわけではない。
もしかしたら、新たな出会いが最後にあるかもしれない・・・。
そのときに・・・
いや、待て、その前に
急にノーヘアーになった私に夫はどう思うのか?
急に変わった私に「浮気」疑ったりするのだろうか?
疑われた後に、「将来の介護のことを考えて・・・」なんて伝えても言い訳にしか聞こえないのではないか。
しかも、この年になり「誰のためでもなく自分のために」もっときれいになりたい」という願望を理解できるだろうか。
夫は、もともと美意識が高く、身体も鍛え、自分で腋毛カットしたり、身ぎれいにしている。だからといって、わたしは浮気を疑ったりしたことは一度もない。
わたしだって、そこそこは身ぎれいにしているつもりだ。むこうだっておしゃれして東京へライブに行っても浮気を疑ってるそぶりはない。
話せばわかるんじゃないか。
いや、どうしようと個人の自由だろう。
私がなりたい自分になるのに、なぜ、夫に断りをいれる必要があるんだろうか?
もともとそういう雰囲気の人ではないが、少し不安がよぎるのはなぜだろうか。
一方でセックスレスへのアピールだと思われるのも困る。
そういうわけではない。
ここにきて、そーっと蓋をしていた夫婦間のコミュニケーション不足問題が浮上。
深い意味はなく、クリニックの規則として何度も伝えてくれるお姉さんの
「よーく考えてくださいね」がやけに重くのしかかる。
いや、あれはあれで、若ければ若いなりに保守的な日本男子からは、彼女の「ノーヘア」は受け入れられないと「脱毛したらギクシャクして・・・」いった問題があるのだろうか。
母と温泉にいったとき何と言われるだろうか。
たかが、毛をなくすだけなのに、夫婦問題やら母娘問題が浮上してくる始末。
たかが、脱毛するだけなのに、私はわたしだと思っていたのに
意外なほど身軽じゃない自分に驚いた。
まずは、夫に伝えることに決めた。
あくまでもさりげなく・・・
ジョギング中、なるべく思考回路が寸断される状況を狙って。
「○○がね、全身脱毛したんだよ。介護職の人は将来困るからみんなしてるんだって。」
「?」
「ほら、年取ると剃るのも自分でできなくなるじゃん。女の人はさ、不潔になりやすいんだよ。」
やっと意味を理解した夫は
「ああそーだね、僕も腋毛とか切ってるけど、いらないねえ。」
「いまさ、昔と比べてすごい安いんだよ。だから、平日休みになった職場のうちにやろうと思って」
「へえ、安いならいいんじゃない」
その後、自分の腋毛を切るのとひげを剃るのが結構めんどうだとか、平日休みもいいこともあるねえ、などとたわいもない話になり、ジョギング終了とともにその話題も終わった。
その後も、いつもと変わらず、なんだか拍子抜けした。
いや、まてまて。もしかしたら、夫婦にとって大切な話をするチャンスを逃したのかもしれない。
いまねえ
青豆さん、こんんちは。いまねえといいます。
この記事、膝を打って、そうなのそうなのそうなのよ!
と青豆さんの逡巡する思いに笑いつつも大同感!。
以前こちらで話題になった時、興味津々だった反面、
気がかりだったことそのまま書かれている感じです。
高齢に進む中、自分の身体を衛生的に保てるか?問題の最適解が
ノーヘア、なんだろうとは思うのですが。。
もともと毛深い体質の私、最近年のせいかあちこち
薄くなっては来たなと思うのです、でも
「薄い」と「無い」の間の川は深くて広い。。
まずは、コロナ巣ごもりの間に情報集めましょうか。。
青豆 Post author
いまねえさん
膝を打っていただけるなんて、ほんとうれしいです。
「薄い」と「無い」の違いはビジュアル以上の大問題!
だって、「薄毛の人」と「ハゲの人」ですよ。
そして、昭和生まれとしては
いくら「私はそうではない」と思っていても
まだまだ昭和的思想の刷り込みが体の隅々にあるわけですよ。
巣ごもり明けには、美しく一皮むけた私たちを夢見て・・・