直に見て触って、直に触って買いたいけれど:糸寒天ときゅうりの和え物
コロナウイルスのせいで外出を控えることが多くなった人もいらっしゃると思います。不要不急の外出、私も心持ち控えるようになってきました。
食材や生活必需品の買い物は仕方がないので、出向く回数や時間を工夫してスーパーへ出かけていますが、不要不急の買い物(って言うのか?)だってそりゃあ時にはしたいわけです。
というわけで、以前よりもぐんと増えてしまったのが、ネット通販。
スマホやパソコンで探して「そうそうこれ!」とクリックするだけで、ともすれば翌日には自宅に商品が届いてしまうのだから、そりゃあ便利です。車に乗らない私は、コロナウイルスの蔓延前から、大きなものや遠出をしないと手に入らないものはネット通販で買っていましたが、コロナ蔓延後は更に通販で取り寄せる機会が増えました。
という具合にとても便利なネット通販ですが、もちろん困った点もあります。
まず、段ボールが増えてしまうこと。これ、大変。
開いて、たたんで、束ねて、資源ごみの日に収集所へ。こう書くとごく当たり前の大したことのない作業ですが、数が多くなってくると、月に2回しかない収集日まで保管しておくことすら厄介になってきます。
通販で厄介なことがもうひとつ。実際に品物を手に取って見られないことです。パソコンやスマホで見たのとは色のイメージがちょっと違う。数字でサイズは確認していたものの、届いてみると思ったより小さい。そんな「ちょっとした失」」を何度経験したことか。予想していたものと明らかに違っているなら、返品や交換を考えますが、微妙な違いだと「ちゃんと確認しなかった/通販で買ってしまった自分が悪いのだから仕方ないか」と諦めてしまうことがほとんどです。そして、先日もやってしまったのです。
どこかで見かけた糸寒天の酢の物。これは美味しそう、且つ体に良さそう!と飛びついたのですが、田舎町のスーパーでは売られていない。そこでAmazonで探して購入しました。糸寒天100グラム。
ところが…
届いたものを見てびっくり。ちょっとした枕くらいの大きさの袋が届いたのです。業務用なのか、これ?
そう、糸寒天という乾物の重さと量を、私はあまりに理解していなかったのです。
100グラムというと、白菜なら2枚。玉ねぎなら半玉。卵だったら2個。糸寒天だってそんな大したことないと思うじゃありませんか。
我が家はこれからしばらく糸寒天祭りが続きます。あぁ…
というわけで、今日ご紹介する一品は『糸寒天ときゅうりの和え物』です。
糸寒天ときゅうりだけだとさっぱりし過ぎなので、ツナを加えてちょっとコクを出してみました。
糸寒天ときゅうりの和え物
- 糸寒天を水に浸けて戻します。
戻し時間は寒天の袋に書いてあるものを参考にしつつ、時々触って様子を見ながら適度な食感に戻してください。 - きゅうりを千切りにします。太さはお好みでOKですが、5ミリくらいがベストかも。
- ツナは油を軽く切っておきます。
- 醤油、砂糖、酢、ごま油を混ぜて、合わせ調味料を作ります。
- 糸寒天、きゅうり、ツナと合わせ調味料をボウルで混ぜ合わせたら出来上がす。
皆さんは通販で失敗したことはありますか?
くすっと笑えるような失敗、「通販で買う時はここに気を付けて!」というアドバイス、通販にまつわるエピソードがあればぜひ教えてください。
ミカスでした。
kokomo
ミカス様
枕のような糸寒天が届いたら驚きますよねぇ。
売る側にしたら容量はちゃんと書いてあるぞ、ってことかもしれないけれど、スーパーなどで買うときには糸寒天って目で量を確認する商品ですよね。この機会に寒天のレシピをたくさん考案してくださいませ。
私の通販の失敗は、洋服や靴はいわずもがな、なかなか難しいと思ったのが生鮮食品類です。産直サイトの「コロナ禍で困っている生産者を救おう!」という謳い文句に、そうだ、私が救うのだ、という妙な使命感に駆られて魚介類や野菜、果物を購入してみたのですが、写真と違っていたり、商品の説明文で自分の中で高くなった期待値には届かなかったりと、実際におお、これは!と思えたのは1回くらいでした。時代に逆行するようですが、食品もできれば目で見て、手に取って買いたいとコロナ禍で改めて思いました。
ミカス Post author
kokomoさん
なるほど、生鮮食品ですか。
確かにコロナウイルスの蔓延が始まってからは「生産者を救おう」という形の生鮮食品通販が増えましたね。
趣旨はとてもいいものなのですが、やはり食品も(特に生鮮は)実際に見て色や鮮度を確認したいですね。
あと、大きさ。
これは糸寒天にも言えるのですが、重さや大きさを数字で見ても意外とイメージしづらいんですよね。
届いてみて「えっ?こんなに小さい/大きいの?!」となることも結構あります。
もちろん、それはこちらの感覚の問題で、売り手に問題はないんですけどね。
それにしても糸寒天、どうしたものか。
何かいいアイディアがあったら教えてください。
ちゃま
通販の画像や説明文は悩ましいです。
小売店舗ですが、通販サイトも運営してます。数字でサイズを示しても実感が無い事はよく分かります。例えば、1円玉が直径2㎝ですが、腑に落ちる方と「えぇぇっ?」となる方と両方と思います。
商品の画像も、脳内でイメージが膨らんでしまうでしょう。
そのため、皆様がよく知っている爪楊枝やマジックペン(フェルトマーカー)と一緒に写すようにして、数字と同時にサイズのイメージが付くようにしています。
お手元に届いたときのガッカリ感が無いようにと思って説明をしていますが難しいです。
画像の色もカメラによって、紫が赤寄りになったり青寄りになったりします。人間の目の様に光線を処理してくれないので、カメラの感度の低い色相を処理するとお無用な色に仕上がりません。それがそれぞれのPCやスマホの画面で再処理されると、また変わります。
通信販売は、こちらの意図することが伝わっているか悩ましいです。ホント。
ちゃま
先のコメント、
間違いが有り訂正します。
誤 お無用な→正 思うような
失礼しました。
ミカス Post author
ちゃまさん
通販サイトでの説明や表現、とても難しいと思います。
まず、サイズについては、私のような「イメージ下手人間」が問題です。
イメージ下手人間は、ちゃんと数字が書いてあるにもかかわらず
頭の中で勝手なイメージを作り上げますからね。
それで「あら大きい/小さい」ですから、困ったものです。
ちゃまさんのように、何か比べるものを一緒に写して下さるととてもわかり易いです。
色は難しいですね。
お店側が極力忠実に色を表現したところで、買い手側の設定で変わってきてしまうのだから
手の打ちようがありませんよね。
お店の方の努力、ありがたいです。
それでもイメージ下手人間ゆえのミスが起きてしまった場合は、それを楽しむのも通販の醍醐味。
枕サイズの糸寒天、がんがん消費していきますよ!
訂正、ありがとうございます。