第25回 アナと雪の女王2/きかんしゃトーマスとなかまたち
『アナと雪の女王2』(吹替版)を、映画の日に見ました。混んでました。
松たか子と神田沙也加を聞きにいこうと出かけました。大事なセリフは短くかつ何度か繰り返され、挿入されるエピソードが少なく、お話は分かりやすかったです。さすが、子供向け。歌に耳がついていかなかったのは、加齢のせい?翻訳のせい?
遠景の、伏し目がちに歌うクリストフの姿に驚きました。実写かと思うくらいリアルでムードがあるのです。アップで歌うよりも訴えかけてくるものが大きい。(当人比です)大画面の中で繰り広げられる壮大な幻影や、風に舞う葉っぱの動きが、素晴らしく美しい。矯められたり無理強いされたように感じる動きがあると、生理的にひっかかり気がそがれるものですが、エルサがピンチの時ほど滑らかな素晴らしいアニメーションで、見るべきところに目が行きます。全体を楽に見られる後方の席だったのですが、前で見て、画面に入り込めば良かった。もう一回見ようかな?
ヒロインの気構えが劇中歌のタイトルになっているアナ雪。50半ばを過ぎた私には、エルサの『Into The Unknown』よりも、アナの『The Next Right Thing』が、刺さりました。
親御さんのとなりで、身じろぎもせず画面を見つめていた幼い子。アナ雪1から続く新しいヒロイン像とハイ クオリティーな映像を見て、育っていくんだなあ。
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テレビを点けるとたまたまやっていた、中国が舞台の『きかんしゃトーマスとなかまたち』ワールドスペシャル。 パンダを見たことがないトーマスは、わくわく。
別の日に見たエピソードでは、トップハム・ハット卿が雪の中で奮闘中。昔と比べて、表情が分かるほど顔立ちがはっきりして、運動量も多くて(笑)驚きです。
私が『きかんしゃトーマス』を見ていたのは30年近く前です。その頃はざっくり言うと、ちょっと皮肉屋だったり、意地っ張りだったりするキャラクターが、図に乗ってやりすぎちゃって困った状況に陥る。そこを仲間に助けてもらって、反省し、感謝するエピソードが多かったような気がします。
今回は働く仲間に女性性のキャラクターが増えてるし、ちょっと説明的なセリフが入ってて…と検索してみたら、なんと国連と連携したお話があるとのこと。昔は気が付かなかったけれど、トーマスって、すでにインフルエンサーだったのね!
9月に放映されたインド編は見逃し、残念。今後オーストラリア編がある予定です。トーマスは船で渡るのかな? (インド・中国は多分、英仏海峡トンネル経由)
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*アイキャッチ画像と動画は、当該作品の公式HPより