家族介護は100%の力をださずに
マメオ君は先日61歳の誕生日を無事に迎えました。56歳の誕生日の5日前に倒れてから丸5年。今年も自宅で誕生日を迎えることができました。
この5年、1回コロナになった以外は大きな体調の崩れもなく内臓は以前よりも健康なのでは?というくらい体調はいい感じです。わたしもこの5年同じくコロナになったぐらいで体調を大きく崩したことはないのですが、やはり60歳超えてくると以前よりは色々な所で衰えを感じてきます。先日もくしゃみが止まらず、もしや花粉症デビュー?それとも風邪のひき始め?というくらいの若干体調の悪い日がありました。そのほんのちょっとの体調の悪さでもマメオ君の入浴や車いすを押しての散歩が辛い。自分でもなんで?と思うくらい辛かった。それでもマメオ君はいつも通りのことを要求してくる。確かにそこまで具合が悪いように見えないかもしれないけれど、「辛いの」これをわかってもらえない。夫婦間だからはっきりと口に出していってるけれどわかってくれない。これがお姑さんとかだったらきっと口に出しにくいですよね。家族の介護は全力でやってしまうとそれが当たり前と思われて力を抜けなくなる。介護を始める時にはできる限りのことをしてあげたい。と頑張りすぎてしまうことが多いけれど自分も不死身ではない。少し余力を残しておくぐらいの気持ちで介護した方が自分にも相手にもいいのかもしれない。と思いました。
わたしはその後特に体調は悪化していませんが何やら鼻がムズムズする。花粉症デビューかもしれません。
今週は関東でも雪が積もりました。久しぶりにバス通勤したので観音様を拝みながら通勤しました。
マメオ君は月火とデイケアを利用しています。雪が降りだした月曜日は早めの帰宅となりました。果たして雪が積もった火曜日に通常通りにあるのか?ちょっと心配でしたがわたしもこの日は早めに出勤、万が一デイがお休みになったらマメオ君のお昼ご飯はどうしよう・・・と思いおにぎりを作ってテーブルに置いてきました。結局デイは通常通りあったのですが、心配しておにぎり作る。一見優しい妻のように思えますが、結局はこのような過保護がいけないのかも・・・と思っています。お昼1食ぐらい食べられなくても私は夕方には帰るし、パンや冷凍食品はある。本当におなかが空いたのならば自分でどうにかして食べればいいのだ。このようにやりすぎ介護で介護者は疲れ、介護される方は「きっとやってくれる」と思ってしまうのではないだろうか。家族介護に全力を注ぎ自分が倒れれば自分も辛いし、介護者も困る。もちろん他の家族や専門家に頼むことも可能かもしれないが子育てとは違いお互いが体力、気力が低下してくることも考えておかないといけない。これはあくまでもわたしが実感したことであり、皆様に強要することではないけれど家族の介護をしている方、これからされる方尽くしてあげたい気持ちが強くても無理せずに最初が肝心です。
さて来週私はCM母子関節症の症状緩和のために骨切り?手術のため2泊3日の入院となります。1週間ぐらいのんびりしたいのですがマメオ君がショートステイを嫌がるので入院中だけショートステイを利用します。これ良くないですよね。ケアマネさんからも心配されました。さあ、わたしが手に包帯巻いていれば少しは変わるのでしょうか・・・