マレーシアは、多民族国家!
マレーシアの民族構成はマレーシアの先住民族、インド系、
世界どこにでもいる中華系で大きく分かれる。
イスラム圏ということで、アフリカや中東の人々も多く住んでいる。
古くは大航海時代から貿易船が港に集まるアジアとヨーロッパを結ぶ交差点だったので、
異民族には慣れている。
食はというと、世界各国の食事が楽しめる。
マレーシア系(先住民)インド系、中華系、この三つの民族で食事が異なるのが特徴だ。
イスラム教徒は豚は食べない。
宗教上食べてはいけないので、食べる人はいない。
豚の話をするなんて大変失礼であり、表面上彼らは出さないが、忌み嫌うので注意が必要。
そして、お酒もダメ。
マレーシアでは宗教警察がおり、見つかれば逮捕なんだそうだ。
↑ ラクサ (Laksa)と呼ばれる麺料理。
魚やエビから出汁をとるため、ムスリムも食べられる料理として
マレーシア全土で親しまれています。
しかし、私の同僚マレー系の人はたまにお酒を飲む。みつかれば大変だと言いながら飲んでた。
え?だったけれど、豚の話を出したら、豚だけは絶対食べないと言い張っていた。
豚は酒より悪らしい。納得出来ないが、仕方ない。
そもそもマレーシアでは豚を食するのはが、ちょっと難しい。
豚料理を出すレストランが中華系でさえも、あまりないのが現状。
中華系はというと、皆様もご存知の通り、なんでも食する民族である。
なので特に述べる事はない。
インド系はヒンズー教が主だが、牛は食べない。これも宗教上・・・。
インドに行った人なら分かるが、わがもの顔で道路を渡っている牛を目にする事がある。
聖獣なので無下に出来ないようである。(現在はそうでもないらしい?)
神様ではないが、神様の乗り物ということで、大切にされているのである。
また、インド人は菜食主義者も多い。
よって、この三民族が一緒に食べる事はあまりないのあるから、
どうしてもそれぞれの民族で固まって行動する事になる。
インド人の友達で、ジャイナ教というベジタリアンの友人がいる。
一緒にご飯を食べるのが難しい。
彼らに合わせるしかないので、一緒にでかけても、
肉がどうしても食べたいという人は食事は別で、食べた後に集合といった具合になる。
食が合わないと、一緒に過ごすのは難しいな~っとときどき思う。
↑ マレーシア料理
人間、食事が基本である。
集まると必ず食をともにするから、他民族で交流というのが難しい。
でも、かえってそれが、異民族同士うまくいくコツなのかもしれない。
ほどよく他民族と距離を取らざるを得ないので、無駄な口論もないだろうし。
話さなければ、衝突はない。
日本人はどの民族でもうまくやっていける人も多い。
合わす事が出来る民族だからである。
中華系は独自の文化を他国にも持っていく。日本人は郷に入れば郷に従うといった具合だ。
マレー人の性格だが、 のんびりとした性格であり、あまりビジネスに向いてないような人達が多いように見受けられる。
仕事をしていても言われた事はやるが、それ以上の事はしない。業務改善などは苦手なようで、あまり物事にこだわらない?
↑写真は、アラビアン料理。
私からみると、根性がないような気がするけれど、これはどこの国の人も一緒かな~。日本人くらいだよね~。真面目な民族・・・。
なので、一緒に仕事をするのはホント大変。暇ができると、
携帯をいじくっていて、仕事をほったらかしにする事も多々。これは人によるけれど・・・。
親切だし、友達になるにはいいのだけれど、仕事となると大変です。
仕事上問題が起ころうが、時間になると消える。上司でもそうである。
残された日本人たちが大変な目にあう。
海外で働いた人ならば誰もが経験することだろう。
他国で暮らすという事は、理解するというが必要不可欠。
それが出来ないのであれば、海外に住むのはちょっと難しいし、楽しくなくなる。
人生楽しいと思うことが生きるために必要だと思う。(自論)
何ごともそうだが、他人を理解するという事が、生活を楽しくするコツなのかもしれない。
最後にイラストレーターの友人をご紹介したいと思います。
私の似顔絵(このページの右上)を描いてくださった、大切な友人イトキン君。
似顔絵が気に入った方、ぜひ彼とコンタクトをとってみてください。
現在、ドイツにて芸術活動を行っております。
こちらをぜひご参照ください。
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