顔の歪み問題
虫のはなしばかりで、ちっともおしゃれについて書かないじゃないか!と、そろそろお叱りを受けそうなので、今日は「顔の歪み」の話です。
顔の歪み、顔の左右差、気になりませんか?
わたしは、40代の半ばごろから眉が描きにくいなあと感じるようになりました。自眉の通りに描くと、右と左の高さが変わってしまうのです。BAさんにも、「右を上げ気味に、左を下げ気味に描くといいですよ~」とアドバイスを受けたこともあります。
そして月日は流れ50代に入ると、顔の左右のアンバランスはさらにいっそう顕著になりました。
眉の高さはもちろんのこと、目の大きさもちがうし、顎のラインも左右でちがってきました。右側がだらーんと下がっている。眉も右が下がっているということは全体的に顔の右側の下がっているということ。これはいかん!とばかりに、自己流マッサージをしたり、顔の体操をしたりしてみました。
が、、、、効果なし!!!
たぶん、パソコンに向かって作業している時間が長いことが原因じゃないかと自分では思うのです。どうしてもマウスを使う右手の方に負担がかかりますよね。右肩がいつも重だるい感じでした。
それが去年、背骨のトレーニングとの出会いによって、顔の左右差、歪みが大きく解消されたのです。厳密にいえば、まだ目の大きさ、眉の高さは違っています。でも、一時期、顔の歪みにおののいていたころに比べると格段の違いです。概ね均等といってもいいくらいです(よく見えると、女優さんだって目の大きさの左右差ありますからね)。
20代で顔がゆがんでいる人ってたぶんいないですよね。顔のゆがみ、身体のゆがみも老化現象のひとつです。長年の身体の使い方の癖が年齢とともに顔にも現れてくるのです。
でも最初にゆがむのは身体。だから身体を整えればおのずと顔も整ってくる。そういえばいままでも、身体のマッサージを受けたり、鍼治療で背骨周りのこわばりをほぐしてもらうと顔も整っていたように思います。
この背骨のトレーニングというのが、かなり画期的な手法で、一般的には老化には筋肉が大事!と言われていますけど、筋肉ベースの動きを否定し骨格で動くことを推奨しているのです。ストレッチもNO!です。ストレッチによって関節がどんどん緩んでしまうから骨格がくずれてしまう。そういう考え方なのです。
かなり新しい考え方ですよね。いままで、やれ筋トレだ、やれストレッチだと一生懸命だったのが根底から覆るのですから、ちょっと天地がひっくり返るほどの衝撃でした。
でも、わたしたちは、脊椎動物なので、脊椎=背骨がベースで手足はその付属品でしかないのです。
大元である背骨のくずれをなおせば、その上に乗っかっている顔も必然的に整うというわけです。
このトレーニングで、どこに行っても治らなかった首の痛みが治りました。顔の歪みもとれ、さらには顔が小さくなりました。
この間、久しぶりに(4年ぶりくらい?)カリーナさんとzoomでお話させて頂く機会がありました。カリーナさん、画面に映るなり「ミキティ!やせた?」と。私はこころの中で小さくガッツポーズをしましたけど、平静を装って「やせてませんよ~」と答えました。あ、今気づいたけど「やせた?」イコール「しぼんだ?老けた?」って意味じゃあないですよね、ちがいますよね、ね、ね、カリーナさん!
基本はバランスボールに身体を預けた状態で、背骨に沿って、手で触ったり、さすってみたり、お肉をつまんでゆすってみたり、とにかくがちがちになっている背中の筋肉、筋膜を緩めるのが大事です。youtubeなんかもあるみたいなので気になる方は「骨格ベクトル」で検索してみてくださいね。
顔の歪みはほっておくとどんどん進みます。気づいたときに手を打って気持ちのいい顔でいましょうね~。