なぜ、「楽しみ」という言葉を使うのか&「月まちセレクト」の器、届きはじめています。
わたしも多くの人と同じように「楽しみたいと思います」とか「楽しみ~♪」という言葉をツイッターやブログ、そしてこのウェブマガジンでよく使っています。
どんなときに使っているんだろう?と考えてみたら、ある傾向があることがわかりました。
ひとつは、レジャー前。映画や音楽のライブ、家族や友人とのお出かけ前に、ことさら「楽しみ♪」と言っています。リア充自慢もなきにしもあらずですが、それだけでもありません。「もしかしたら面白くなかったり、アクシデントが起こってイヤな思いをすることもあるだろうけど、それも含めて楽しむぞ!」と宣言している面もあります。
この「何があっても、全部まるごと楽しんでやる精神」は、年とともに強まってきました。「楽しみへの変換装置」を作動させる、という意思表明なんですかね。
もうひとつのケースは、はじめての人に会ったり、はじめてのことをする前。
仕事で緊張する人に会ったり、インターネットを通じて知り合った人に実際に会ったり、昨夏の「こていれスピンオフ企画」のように大勢の人と会ったり…。こういうときも「楽しもう」と度々言ったり、書いたり、思ったりしています。
こうやって考えると、わたしの場合、「楽しもう」という言葉は、「期待」や「緊張」とともにあるようです。そのまま放っておくと緊張や期待が膨らんでしまうから、「期待とどおりにいかなくても意気消沈しないでおこう!それも含めて楽しもうよ」と自分に言い聞かせています。この「期待」には、自分自身の期待もありますが、他人の期待も含まれます。自分の能力不足で他の人からの期待に応られえず失望されても受け入れるということです。
「楽しみ」「楽しもう」という言葉を使うことによって
期待の実現値を下方修正している。
会ってみるだけでよしとする、提案できただけでよしとする。相手の期待に応えられなくてもよしとする。そしてその次をまた考えよう・・・というように下方修正して、あまり落ち込まずにいつもの顔と歩幅で歩み出す余地を残す。そんな感じです。これによってずいぶん生きることが楽になったし、実はできることも増えました。期待の下方修正を楽しむのは、なかなかいい方法だと思います。
こちらの記事でご紹介した、
これを機に熊本・月まちさんの器を買ってみませんか(略して「これきに」)
上の写真は、わたしの家に昨日届いたものです(月まちセレクト(5000円))。平島さんの連載で紹介されていた(こちらの記事など)山中拓実氏の砥部焼の器で、ぽってりとした何ともいえずすばらしいものでした。昨日、トマトのサラダに使いましたが、赤や緑という新鮮な食材の色が映えて美しかったです。やはりプロの方の目で選んでもらうのはいいなあと改めて思いました。
注文してくださった方も、品物が届いたらこちらのコメント欄に「こんなの届いたよ」とか「こんな盛り付けしたよ」など写真をアップしてもらえたら、うれしいです。お待ちしていますね。「これきに」に興味のある方は、写真をクリックすると詳細をご覧いただけます。
今週もオバフォー、土曜日までコツコツと更新します。お時間のあるときに遊びにきてください。コメントもお待ちしています。