少々おむずかりのお年頃 : づけごぼう
最近、寒いですよね?
私の住む地域では、先日、最低気温がマイナスになりました。
ってことは、寒いですよね?
寒いはずなのです。
だってもう師走だもの。
なのに、なのに…
私、寝汗かきます。
夏の寝汗は当たり前。
でも去年あたりから、冬の布団の中でなかなかな量の汗を書くようになりました。
足は湯たんぽが必要なくらいに冷え切っているのに、
首の周りは汗びっしょり。
そういえば、昔どこかで「寝汗をかくのは結核の疑い」と聞いたことがあります。
もしかして…と不安になって妹に相談しました。
「アタシ、結核なのかなぁ」
即答でした。
「老化だよ。こ・う・ね・ん・き!!」
な、なんですとぉぉ?!
全く感じていなかったわけではないのです。
ええ、薄々そうじゃないかと考えたこともありました。
でも、如実に症状が出ているわけでもないし、まだ違う、まだ違う、と
思っていました。
思い込もうとしていました。
<頭の中で鳴るはこの曲>
でも、どんなに否定したところで、そう言われてみれば
思い当たる節は1つや2つではありません。
元々太っていた体に、食べる量は変わらないのに更に肉が付き始め、
低かった血圧がじわじわと上がり出し、
時に意味もなく泣きたくなったり腹が立ったり、
お腹は下ったり詰まったりを繰り返し…。
そして、そんな自分の変化を認識するたびに切なくなるのです。
きれいな女優さんは
「年齢なんてただの記号」とか
「年を取ることは怖くない」なんて言うけれど、
そりゃあそうでしょうよ。
年を経ていたってそれだけきれいで、お金もたっぷり持っている。
「シワは勲章」なんて言いながら、どうせ豪華なエステに通ったり
高価な注射を打っているんでしょ?!
ああ、そんなふうにねじくれた自分が情けない。
最近、私の体は少々おむずかり。
ちょっとご機嫌斜めのご様子です。
せめて、そんな体に気持ちを引きずられないようにしたいと思いつつも、
今日も明け方に一人、用意しておいたタオルで寝汗をぬぐうのです。
オバフォーボディのシフトチェンジを和らげてくれる食べものは
色々あるようですが、今日の一品は『漬け(づけ)ごぼう』。
ごぼうには食物繊維がたっぷり!というのは周知の事実。
がしかし、水溶性と不溶性両方の食物繊維がバランスよく含まれている
というのはご存じ?
お腹をすっきりと保ちたい人には嬉しい食材なのです。
『漬け(づけ)ごぼう』
- ごぼうはなるべく細めのものを選びましょう。
小指の太さ(まぁ、人にもよるが)くらいがベスト。 - 細いごぼうなら皮をこそげる必要はありません。
じっかり洗って汚れを落とし、5センチほどにカットします。 - 2のごぼうを水から茹でます。
ある程度歯ごたえが残っている方が美味しいので、
食べて火の通り具合を確認しながら茹ですぎに注意してください。 - 鍋にだし汁、醤油、砂糖、酢、酒を合わせて、加熱します。
沸騰したら火を止め、ジップロック(耐熱のもの)に移します。
私は甘酸っぱい味をイメージして調味料の分量を加減しました。
皆さんお好みで調節しながら量を決めてください。 - 茹で上がったごぼうをざるに上げて水を切り(水には取らない)、
4の漬け汁inジップロックに入れてください。
できるだけ空気を抜くようにして封をすると味がしみ込み易いです。 - 3時間程置いておくとごぼうに味がしみ込みます。
もちろん、漬け時間が長ければ更にしみ込むので、
味を見ながらご自分の好みの出来上がり時間を探ってください。女であること、年を経ることに不安を感じる時、私はこの映画を見ます。
どんなにきれいな女優さんでも、やっぱり不安はあるんですよね。
他の人も同じだからと言って安心できるわけではないけど、
分かち合うことはできそうな気がします。
無理に乗り越えようとせず、頑張りすぎないよう、
ごまかしごまかしいきましょう。ミカスでした。