大人の特権 : 圧力鍋でぶり大根
前回、年齢と共に変わってきた体についてお話ししましたが、
経年変化をするのは何も体だけではありません。
食べ物の好み、これも年齢を経るごとに少しずつ変わっていくものだと
最近つくづく感じています。
好きだったものが嫌いになるというのはあまりないようです。
嫌いだったものが好きになる、というパターンがほとんど。
ふと気づくと、子供だった頃や若かった頃には苦手だったはずのものを、
美味しいと感じながら食べている自分に軽く驚く。
例えば、茄子。
子供の頃はとにかく苦手でした。
あの食感、あの味、あの匂い。
やたらと油を吸い込みやがって気持ち悪い奴め!とすら思っていたのに、
今では油をたっぷり吸った茄子の何とも言えないコクが大好き。
掌返しか?!
先日テレビでとある女優さんが言ってました。
「”年を取るのは悪い事じゃない”と言ったら、娘が
“じゃあ、年を取ることのいい点を3 つ挙げてよ”と言うんです。
で、よくよく考えたんだけど、いい点が見つけられなかった」
その時私も考えてみたんですけどね、見つけられなかった(笑)
ただ、今思うと、若い頃苦手だったものが年齢と共に食べられるようになるって
それこそ年を重ねていく上での特権じゃないの?!
年を重ねれば重ねるほど、新しい物との出会いが減るんじゃないかと
勝手に決めつけていたけど、
少なくとも食との出会いは年と共に増えていく、かもしれません。
大人じゃないとわからない味には大人にならないと出会えない。
実は、大根の煮物も若い頃は苦手でした。
大根って加熱すると何とも言えない匂いがします。
どんな匂いかと聞かれたら上手く説明できないのですが、
その匂いがどうも苦手で、煮物もおでんの大根もあまり食べませんでした。
ところが、最近ではしっかりと味をしみ込ませた大根の煮物が大好き。
そこで今日の一品は、最近私がやたらと作っちゃう『ぶり大根』。
圧力鍋で煮ると短い時間で柔らかく煮あがります。
『圧力鍋でぶり大根』

- 大根は皮をむき、厚さ3センチほどの輪切りにします。
大根の太さによっては、輪切りしたものを更に半分にカットしてもいいです。 - ぶりはあらを使います。
水で汚れや血を洗い流してからざるに並べ、熱湯を回しかけます。 - 生姜を千切りにします。
- 圧力鍋に、醤油、砂糖、みりん、酒、水(少々)を入れ、
そこに1の大根と2のぶりを加えます。
※圧力鍋で煮る場合、水は本当に少なくていいです。
もちろん大根などの量にもよりますが、50CC程で大丈夫。本当に大丈夫。 - 3の鍋に大根とぶり、生姜を加えて蓋をし、強火で加熱します。
※圧力鍋のふたはしっかり閉めてくださいね。 - 圧がかかったら(圧がかかった状態は鍋によって異なります)弱火にします。
ただ、火を下げ過ぎで圧がかかった状態が弱くならないよう気を付けて。 - 弱火に落としたら、10分間加熱します。
- 10分経ったら火を止め、圧が抜けるまでそのまま置きます。
- 圧が抜けたらふたを開け、中火で加熱します。
この時点では大根にまだ白っぽい部分が残っているかもしれません。
味がまんべんなくしみるよう、大根を裏返したり、煮汁を回しかけながら
加熱してください。 - ぶりと大根にいい感じに色がついたら火を消して出来上がり。
どれくらいの色かって?だから、いい感じの色よ。※できれば一晩置いてから食べていただきたい!
味が馴染んでぐんと美味しくなります。
※圧力鍋の使い方はメーカーや種類によって異なります。
今の圧力鍋は案戦に使えるようにに作られているようですが、
取扱説明書をしっかり読んで使用してください。オバフォーエンジェルのみなさんには、
大人になって食べられるようになったもの、好きになったものはありますか?
大人の特権(?)を存分に享受して、小娘・小僧たちにはわからない味を
楽しんじゃいましょう!ミカスでした。
爽子
大根を炊いたん、大好きです。
わたしも、大人になってから好きになったんだけど、孫の保育園、お昼の給食にぶり大根のメニューがあって、驚きました。
もちろんベビーの頃から、大根の炊いたん、わしわし食べてます。
野菜の煮物を我が物にできる一歳児。
感心しました、保育園いいとこ一度はおいで。ですね!
我が家はイカと炊き合わせることが多いです。
ところで、ミカスさん、最近気づいたのですが、冷蔵庫に佃煮が常駐するようになりました。
貰ったら、しぶしぶ食べてた佃煮を自分で買い求め、切らさないようにしてる!
去年の今頃から、57からです。
アメちゃん
こんにちわ。
我が家は、母がハンバーグやスパゲティみたいな子どもの好きな料理を作らず(作れず?)
いつも、野菜の炊いたんとか和え物ばかり作ってくれてたので
私は子どもの時分から、大人の口でしたねぇ。
「ウドとわけぎのぬた和え」とか大好きでした^^。
大根おろしにちりめんじゃこも、子どもの頃から大好物。
大人になって食べられるようになったのは、ピーマンかなぁ。
今は、ざくざくっと短冊切りにしてごま油で炒めたら
かつぶしとお醤油をかけてバクバク食べています。
大人になってもダメなのは、白子やレバー、納豆のゲテモノ系です。
なんでアレが食べられるのかわかりません。
ジャスミン
大人になって、甘い物が好きになりました。30代まではカフェでスイーツなんて
興味が全くなかったのですが、今ではむしろ、スイーツが食べたくてカフェに行く!(^^)!
逆に食べられなくなった物もあって、食べ過ぎたようで「エビ」を食べると
腹痛になるようになってしまいました(T_T)
年とって良い事は「物事の裏側が見えるようになったこと」です。
ミカス Post author
爽子さん
子供の頃から野菜をしっかり食べるって大切ですね。保育園、グッジョブです。
そして突然の佃煮ブーム!
何が爽子さんを佃煮ファンにしたのか?
でも、メインではないけれどご飯のお供になるものって大切ですよね。
私はふりかけが好きです。
ミカス Post author
アメちゃんさん
やっぱり子供の頃の食って大切ですね。
あまり子供味覚に寄せ過ぎないものを食べさせることが重要なんだなぁ。
ピーマンはあの青くささが子供ウケしないのでしょうかね。私も大人になってから食べる頻度が増えました。
納豆をゲテモノ系とは、関西の方ですね?(笑)
ミカス Post author
ジャスミンさん
子供の頃は甘いもの苦手だったのですか⁈
30代でスイーツ開眼とは、楽しみが増えましたね。
しかし、エビはダメになっちゃいましたか。
ちょっと寂しいですね。
そして、物事の裏側か見えるようになったとは…そこが一番気になります!