覚えられない:ウチの器2
人の名前が覚えられません。
なんて言うと、「私もですよ。年を取るとそういうものですよね」なんて言って下さる優しい方がいそうですが…
実は若い頃からなのです。
20代の頃から、とにかく人の名前が覚えられない。
もしかしたら私は脳に何か問題があるのかしら?とか、私は自分以外の人間に興味が持てない性質なのかしら?
などと考えたこともあります。いや、今でもそんなふうに考えます。
顔を覚えることは苦手ではありません。
なので、一度会った人ならすぐその顔を思い浮かべることができるのですが、
「で、名前は?」となると「あれ???」となってしまいます。
そんなものですから、何かのグループに参加しようものならもうパニックです。
そこで、なんとか名前を覚えるために
「白髪ボブに眼鏡は○○さん」「ショートカットでスリムなのは△△さん」と、
その人の特徴と名前を結び付けて考えるようにしているのですが。
昨年から父がデイサービスへ通っています。
最近では、送迎をしてくださるスタッフの皆さんとも顔なじみになりました。
がしかし、顔なじみになったのに、名前になじむことがなかなかできない。
というわけで、例によって例のごとくそれぞれの人の特徴と名前を結び付けることにしました。
割と頻繁に来てくださる男性のスタッフAさんがいるのですが、その方、とある芸能人に似ている。
それは
さらば青春の光の森田さん。
というわけで、その方の名前を「さらば青春の光の森田さんに似ているAさん」と覚えることにしたのですが…
如何せんこのAさん、あまりにも森田さんに似ている。似すぎている。
いつのまにか私はAさんのことを「さらば森田」と呼ぶようになっていました。(もちろん心の中でね)
いや、「さらば森田」は、あくまでも名前を覚えるためのヒントなのに、これじゃあ本と末が転倒している。本末転倒じゃないか!
結局、私はいまだにAさんの名前を今ひとつ覚えきれず、なのに心の中の呼び名は「さらば森田」から「モルック」へと更に進化し、何が何やら、もはやカオス
注:モルックはフィンランド発祥のスポーツ。森田さんはこのスポーツの日本代表として世界大会に出場しています。
それにしても、どうして私はこうも覚えが悪いのかしら。
名前を覚える良い方法をご存じの方は、ぜひ教えて下さい。
さて、今月は、私が使っている食器を紹介しています。
先週は熊本の月まちさんから手に入れた器をご紹介しましたが、今週は、先週の器と同じ砥部焼の鉢をご紹介します。
ウチの器2 菊文の鉢
先週の器は砥部の梅山窯さんの物でしたが、これは皐月窯さんの5寸縁付鉢 菊文といいます。
この鉢、ある人がSNSで素敵に使っていらっしゃるのを見かけてひと目ぼれ。「絶対に欲しい!」と思った物です。
どこの窯なのか、どこのお店で手に入れたのか、全くわからなかったのですが、
とある理由からおそらく砥部焼だろうと考えて検索しまくった結果、やっと見つけました。
手に入れてみたら、ただ可愛いだけでなく、1人前の和え物、煮物はもちろん、デザートにも使える万能選手。
ちょっと変わった形ですが、食卓に乗る頻度はとても高いです。
家族の人数が多かった頃(しかも若かった)は食べる量も多かったので、
大きな食器を使うことが多かったのですが、最近は1人分を盛り付ける小ぶりの器が重宝します。
家族の形の変化に合わせて食器棚の中身も変化するのですね。
皆さんのお宅ではそんな「食器棚の変化」はありますか?
ミカスでした。
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りかさん
ミカスさん、こんにちは😊。
私は顔が分からないんですよぉ〜、
ブラピの、あれと同じだと思うんですが。
近しい人でも思いがけないところで見かけると「本当にあの人?」と自信が無くなって隠れる事しょっちゅうです。
以前喫茶店をやっていた時に、
妹の友達が来てくれてコーヒーチケットを入れてくれたのはありがたかったんですが
いかんせん、妹の友達と言っても私は初対面。
しばらく経ってお店に来てくれた時に
まーーーったく覚えていない私は「350円になります」とすました顔で請求してムッとされた経験があります。
本当よくあんなで客商売やってたもんです。
名前が覚えられないのも疲れますよね。
特徴で紐付けるとうっかりそれが口から出ちゃいませんか?笑。
そして食器棚の変化はというと、
ここ最近顕著なのが「軽量化」です。
もちろんプラスチックとかではなくて
陶器なんだけれど少しでも軽いものに手がいきます。
でもいいなーって手に取るのはちょっと重めの物だったりするんですよね。
器の重さも、顔を覚える事も
手放して行く感じなこの頃です。
ミカス Post author
りかさん
そうそう、ブラッド・ピットは相貌失認でしたね。
りかさんの場合、思いがけない場所でお知り合いらしき人を見かけると自信がもてないのですね。それはちょっと不安ですね。
妹さんのお友達の件は私もそうなるかも。
その人の顔を見るのは2回目なんですよね?だったら覚えてない可能性も高いですよ。お店が預かるタイプのコーヒーチケットって大変だな。
最近は軽さを謳う食器が増えてきました。軽いのは大事。複数の食器をトレイで運ぶ時なんて、重いとフラフラしてしまいますから。食器棚から取り出す時も重いと恐い。
年齢は増えていくけれど、それを反比例するように手放さなければならないものが増えていきますね。
凛
ミカスさんこんばんは。
以前、重役秘書の方の密着取材番組みたことあります。
その方はやはりいただいた名刺の裏にご本人の特徴を細かくメモして情報を紐づけして覚えておられました。
なかなか一般人にはできないな~と思ったのを覚えています。
私も今日、レッスンの前に自前の砥部焼の蕎麦猪口と湯町窯のお皿をPC横に置いて今日の先生とのレッスンのトピックのひとつにしようと思っていたのに玉置浩二の話をしている間に見事に忘れてしまいました・・。
まあこの年代はそんなもんです(‘◇’)ゞ
ミカス Post author
凛さん
秘書やホテルマンをされている方は名前と顔をしっかり覚えないとならないので、本当に大変だと思います。私には絶対に務まりません。
砥部焼、ぜひ次回見せてください。
というか、PCの隣に用意されていたのに忘れちゃったんですね。忘れっぽいのは私だけじゃないんだ!安心‼︎
爽子
顔も名前も、あたらしく知り合った人は、場所を変えて出会うと、まったくわかりません。
できないことがどんどん増えていく気がするんです。😢
わたしも月まちさんで、夫と二人分のお茶碗とお皿を作ってもらいました。
ほぼ毎日使っています。
http://www.tsukimachi.net/?p=686
ほぼ同じ大きさですが、気持ち私のほうが小さく作られています。
ミカス Post author
爽子さん
確かに、いつも決まった場所で会う人とスーパーなんかで出くわしちゃうと「見覚えある気がするけど、誰だ?」とか「〇〇さんのようだけど、自信がない」ってことになりますね。
人の顔や名前って色々なものと紐づけられているのかもしれませんね。
お茶碗、素敵。菊の柄ってシンプルだけど愛らしくていいですよね。
いつか月まちさんのお店に伺いたいなぁ。