お花見は「憂い」込みで楽しい。周囲の家族連れのも、また。
こんにちは、カリーナです。
昨日は、夫のお墓参りに行きました。最寄り駅から送迎バスで霊園まで行くのですが、そのバス停の位置が変わったので、今回、はじめての場所で電車を降りることに。
そしたら、思わぬ桜の名所!大きなショッピングモールの周辺に散策できる道と川があり、モールの庭ではライブコンサート。それほど多くはない家族連れが思い思いにシートを広げてお弁当を食べたり、寝転がったりしています。ライブコンサートも、ちょうどよい選曲と上手さといったらいいのか。聞き入るほどではないけど、邪魔にもならず、日曜午後の雰囲気にぴったりでした。…ということは、やっぱりちゃんとうまいってことなんですけどね。
お墓参りを終えて、そのモールのテラス席でごはんを食べました。犬オーケーの場所だったので目の前を大小さまざまな犬が通ります。普段はなかなか見かけない犬も。
ごはんの後、しばらく近くを散策しましたが、家族連れって面白いですねえ。大きな階段状のテラスにシートを敷いて、それぞれ分譲住宅みたいに椅子や食べ物を置いてくつろいでた。もっと気持ちのいい芝生もあるんだけど、あの「戸建住宅感」がいいんだろうなあ。どこでも、わずかな間でも一国一城の主であること、大事!(笑)
白い服を着て白い虫網を持った二人の幼い姉弟が、池のまわりを、蝶を追ってかけまわっていて、なんだか夢の世界みたいでした。
お墓参りの後だけに「夫の見ない桜は、7回目だなー」などとぼんやり考えたり、長年いっしょに暮した同世代の友だち(夫のこと)とああだ、こうだ、言いながら歩くといいだろうなあなんて思いながら、はしゃぐ娘たちの姿を見ていました。
周囲が明るく美しく、平和であればあるほど、失ったものや人や過去を惜しむ気持ちが湧き出てきますが、それもまた「この年齢の楽しみ方」として味うべきものなんでしょうね。
…というか、お花見を憂いなく眺めたことなんてなかったかもな。このまわりの一点の曇りもなく楽しんでいるように見える老若男女のみなさんも「憂い」込みでこの一日を楽しんでいるんだろうな。
そう思うと、このあっという間に過ぎる花の季節が、一層、かけがえなく愛しく思えますね。
みなさんの地域の桜は、どんな感じですか。
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