「思いつき」と「成り行き」をエネルギーに、明日に小さな楽しみをつくる。
こんにちは!カリーナです。
自分でやっといてこういうことを言うのもなんですが、わたし、何で「別冊」というウェブマガジンをやっているんだろうなあ~、ふと思うことがあります。そもそもの始まりは、すごく単純化していうと「ひとりでブログを続けていくことに、ちょっと飽きた。人恋しくなった」というものでした。
少しでも何か新しいことをしたいなあと思って、それを口にしたら、3年間、コツコツとブログを続けてきたおかげで「やってもいいよ」という人が手を挙げてくださった。思いつくことをやってみたら、いっしょに作ってくれる人たちと出会った。で、年末年始にちょっとがんばって創刊したら、「参加したい」と言ってくださる方がいた・・・という成り行き。思いつきと成り行きの連鎖で創刊から3カ月が過ぎたという感じです。
でも、いくら成り行きとはいえ、「なんにも考えていないんじゃ、ダメでしょ」ということで、自分が何をしたいのかについてちょっと考えてみました。
わたしは、どうも、「もてなしたい」ようです。別冊メンバーも寄稿者の方も、読者の方も。もてなしたいと、わりに本気で思っています。
「もてなす」とか「もてなし」というと、いろんなイメージがあると思いますが、「喜んでもらうためにあれこれと心を砕いて、サービスにこれ努める」とか「へりくだって、ときにはお世辞も言って気持ちよくなってもらう」とか、そういう意味ではもちろんありません。「お客様として遇する」というのともちょっと違います。
何ていうのかなあ。「別冊」に何らかの形で関わったり、参加してくださった人には、ちょっとした発見やちょっとした喜び、これまで知らなかった人との出会い、関係の広がり・・・なんかがあったらいいなあと思う。どんな小さなものでもいいので「価値」を感じてもらいたい。わたしとの関係において、でなく、ボワーッと広がった場の中で、そこで出会うもろもろとの関係において。そのために、わたしに何ができるかを考えて心を配ったり、努力したりしたい。
実際にできているかと言われたら情けないことに自信がなくて、つい雑になったり、テキトーになったりしているんですが、そうでありたいなあと思っています。そして、そのような姿勢を「もてなし」と考えているようです。
思いつきと成り行きからじわじわと関係が広がって、「こんなんできましたけどー」という「想像していなかったカタチ」になれば、どんなにいいだろう。わたしにはモノ作りの才能はありませんが、展覧会とか、トークカフェとか、展示即売会とか、そういうものだってできるかもしれません。これまで出会った方々のブログや記事や作品などを見て、またもやいろいろ「思いついた」りしています。
思いつきは、いつだってタダです。
(「単なる思いつき」なんて軽く扱われがちだけど、
そこには、大切な「ひらめき」や「方向性」が含まれていることが多いんじゃないかな)
成り行きも、自分に甘い自然エネルギー。無理のないところが、最大の強みです。
50代になった今、このふたつを上手に有効活用して、
明日に小さな楽しみを作り、気長に続けていけたらいいなあと思っています。
人と人の会話は、すべて「もてなし」といえるかもしれませんね。
★カリーナのこれまでの記事は、こちらからどうぞ。まだまだメンバー募集中でーす。
ドーリー
カリーナさんのブログファンで、以前こちらに「何かある時に手伝わせていただくだけでもいい」とメールさせていただきました。
カリーナさんから丁寧で温かいお返事もいただき、今はいろんな方の記事へのコメントや投稿で、楽しく参加させていただいてます。
コメントにお返事をもらえるとまた嬉しくて、カリーナさんの言葉を借りるなら、とてもステキにおもてなししていただいてる気分です。
今日の記事、タイトルからしてとても魅かれました。
ワクワクします♪
私もモノ作りの才能はありませんが、ここで皆さんと何かを作りあげて行ったりしたいです。
>展覧会とか、トークカフェとか、展示即売会とか、
もし実現する時がありましたら、私も微力ながら、おもてなし側に参加させていただきたいです。
無力や邪魔にならないようにしますから、よろしくお願いしますっ (・・。)ゞ
あ き ら
こんにちは。パソコンの前で残り物をあれこれのっけたワンプレートランチを食
べながら読みました。おかげで日々、別冊のおもてなしの恩恵に浴しています。
ありがとうございます。おもてなしにはいささかお手間が要ると思うので、その
ことにも感謝しています。すごく個人的なことですが“おもてなし”という言葉で
ひとつ思い出したことがありました。
昨年亡くなった森田芳光監督が数年前「間宮兄弟」という映画を撮りました。江
國香織さんの原作とは離れたものだったのですが、日常の暮らしを大切にして
いるちょっと不器用で愛らしい兄弟のおはなしです。監督の意向でその映画は
終始“おもてなし精神”で提供されました。作る現場、宣伝する現場、作品その
もの。監督は観客をおもてなしする映画を作りたいと思われたそうです。
そのなりゆきを見ていて、おもてなしの心ってどこにでもあったらいいなぁ、いい
ものだなぁと思いました。ギスギスイライラしていたり、自分のことだけしか見え
ていない時にはできないこと。今のワタシならその時のあの風変わりな監督の
きもちがよりわかるような気がします。
おもてなししたいと現実的に思うのは、年齢とも少し関係あるかもしれません。
前にもこの春から句会を始めますとここに書きました。Carinaさんの文章を読ま
せていただいて、ワタシにとってのそういうきもちは句会というかたちになったん
だなと再認識しました。
みきみき
心にストンと落ちたみたいな感じです
おもてなし…私もぜひ参加させてください
遠いですけど
作る方もおもてなし側も大丈夫です♪
小さな楽しみ~まさに今の私の心境そのままです
気長にゆっくりとでも…
本当にいつも心のゆらぎといいますか
こんなにわかりやすく書いてくださって
言葉の魔術師ですね
素晴らしいです(^^)/
Yottitti
おもてなし、素敵ですね
居心地がよくて広場みたいで本当に楽しいです
Carinaさんを通じて、みんながつながってる
まだまだいろいろな可能性も秘めてるし、いろいろなアイデアも浮かんでくると思います
そして、みなさんの力と知恵で、ほかにはない色を作り出していけると思います!
Tomi*
カリーナさんのブログに出逢って、「こんなに面白いブログがあったのか!」と夢中で読んで、すっかりカリーナさんのファンになって、以来日参するようになりました。
そしてこの別冊に私のコーナーを設けていただいて・・・
ここに集うたくさんの素敵な方々と出逢うことができました。
この歳になって、新しい人との出逢いなんてそうそうあるものでもないのに、カリーナさんと繋がったことで、どんどん新しい繋がりができて、日々ワクワクしています。
数ヶ月前の私とは大きく変わりました。
カリーナさん、引きこもりの私を引っ張りだしてくれてありがとう…(*^o^*)
「おもてなし」しつつされつつ、素敵な関係を広げていけたらいいなぁと思います。
カリーナさんの「思いつき」は面白いからなぁ…
次は何を思いつくんだろうと期待してま〜〜す(^_-)-☆