姪の結婚式。欠席者も増えるなか、どうする?わたし。
姪が3月の中旬過ぎに東京で結婚式を挙げます。二カ月ほど前に手作りのめちゃめちゃかわいい招待状が届きました。昨年わざわざうちに二人で来てくれて、いっしょにごはんも食べました。「イケメン!しかも感じがいい!」と娘と盛り上がって、みんなで市販の素で作ったアヒージョを食べて、失敗した手作りデカプリンも出しました。(つまり、手抜きと失敗の食事会)
まさか、あのとき、こんなことになるとは思いもしなかったなあ。
親族のなかにはやむなく欠席を決めた人もいます。妊婦さんだったり、重篤な患者さんをケアする看護師さんだったり、保育士さんだったり…。むべなるかな。高齢のお義母さんも出席を見送りました、これもまた、むべなるかな。
で、このわたしですよ。どうするか。
わたしの夫は、最大級に免疫力の弱い寝たきり患者ですが、病院はすでに2週間前から面会禁止。エレベーターホールで看護師さんに着替えを渡し、様子を聞いて帰ることしかできません。「完全に終息するまで閉鎖」の方針のようなので、わたしがマスク着用し、エントランスで手をアルコール消毒していけば(しないと入れてもらえない)、夫への感染の恐れはほぼゼロでしょう。
いろいろ調べてみると「ある程度の時間、人々が手の届く範囲の距離で話したりしながら、換気しない閉鎖された空間に一緒にいる」のが最も感染リスクが高いようなので、その点からみると披露宴は、感染率高いほうに位置する模様。
そうなんだな。そういうことか。
結論からいうと出席することにしました。
会場のあちこちに手指消毒剤が置かれるようだし、料理もマスク着用でサーブされるようだし、手で顔を触らないようにして(実は花粉症だからこれが一番問題!)、睡眠不足にならないようにして(遅くまで仕事することが多いから、これも免疫力低下の最大リスク!)、しょちゅう手を洗うようにして行ってこようと思います。
姪は、夫の回復リハビリ病院(パラダイス病院と読んでいました)を紹介してくれたしな。すごく乙女な子だから、ドレスや式場や料理を全身全霊で準備したはず。幸せな瞬間を見て、言葉の限りを尽くして、ほめたたえてこようと思います。
Jane
息子が東京のホテルで宴会料理サーブの研修を受けてやっと働き始めたと思ったら、コロナの影響で結婚披露宴以外のパーティーが殆どキャンセルされ、仕事が激減したため他の仕事を探すと。結婚披露宴は、なかなか延期できないですよねえ、準備も思い入れもあるし。ここ一か月くらいで事態がどんどんと進み。なんだか日本全体が大きな波をかぶろうとしているような(でも皆、波が来るぞーと分かっているのですが)、その波は世界中にも広がっているわけですけれども。今夜も子供の現地校の学区(アメリカ)の教育委員会からイタリアへ行ってきた職員と生徒は連絡があるまで明日から登校しないようメールが届き、他の数国からの帰国者もまもなく同じ措置が取られるようになるんだろうな、と思いました。予想していても、いざそうなるとショックを受けるものですね。